Hi Quality CD 輸入盤

『ピアノフォルテ イン グリーン〜ヤナーチェク、バルトーク、平野一郎』 田中 綾(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WAONCD520
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
Hi Quality CD
その他
:
輸入盤

商品説明

自然と静けさから生み出される破格のパワーに満ちた音楽

丹後の宮津出身のピアニスト、田中 綾による、ヤナーチェク、バルトーク、平野一郎作品集。タイトルの「ピアノフォルテ」はフォルテおよびピアノの表現であり、グリーンとは、ハンガリーや現在彼女が移住している滋賀県蒲生群の農村の景色。田中はコダーイ音楽研究所に留学していた経歴を持ち、また、とくに歌(合唱)との共演も多く、彼女が奏でるピアノはオーケストラのような音響と音色で鳴り響きながら、人の声のように様々な情動を聴き手によびおこさせる、濃厚なもの。
 演奏会のとき、ステージ袖から登場するのではなく、どこからともなく裸足で現れ、今その瞬間に生まれたように音楽を奏でていきます。精巧に調律されたピアノで、1ミリの狂いもないタッチで、作曲者たちが音符に込めた色や風景、作曲家の心情までをも浮かび上がらせていきます。その音色をCDにするために、今回「384kHz 24bit」による編集が行われました。ホールの空気から、音符ひとつひとつから立ち上る様々な香りや風景、そして作曲家たちの声がなまめかしく聴きとれる、究極の2枚組となっています。

『ブックレットより抜粋】
「ヤナーチェク、バルトーク、平野一郎という作曲家たちは、それぞれ生まれた場所も年代も異なりますが、古くから伝わる文化が危機にさらされる難しい時代の中で、自分たちの真の音楽を探求しているというところで繋がっています。小さな村の歌や踊りを深く研究するうちに、それぞれに独自の作曲語法を生み出し、命がけで守らなければ永遠に忘れ去られてしまうあらゆる声を、楽譜に刻んでいきました。彼らの楽譜を開くと、草原や海辺の原風景とそこに暮らす人々、ひそんでいる小さな生きもの、そしてもっと前からそこにいたであろう、目に見えないものたちが飛び出してきます。暗闇に消えかけていたかすかな灯りが、蛍の光のようにぽつぽつと点り、皆さんの心にひろがっていきますように。」〜田中 綾(販売元情報)

【収録情報】
Disc1
● 平野一郎:歌を覚える鳥のソナチネ(2012)
● ヤナーチェク:草陰の小径にて 第1集(1901-1908)
● 平野一郎:白象の夢〜黒鍵と白鍵のエチュード〜*オリジナル・ヴァージョン(2006)

Disc2
● バルトーク:ソナチネ(1915)
● バルトーク:セーケイ人たちとの夕べ(1908)
● バルトーク:豚飼いの踊り(1908-1909)
● ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ『1905年10月1日、街頭にて』
● 平野一郎:二つの海景(2004-2011)


 田中 綾(ピアノ)

 録音時期:2021年6月15-17日
 録音場所:滋賀県、高島市立ガリバーホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)

 5.6448MHz DSD Recording & 384kHz 24bit Editing
 Microphones : PureT Records current transmission microphones with Schoeps MK2H capsules, designed and manufactured by Mouri Tadaharu(毛利忠晴)(PureT Records), 2015 (last modified 2018), Tokyo
 Stereo setting : A-B stereo
 Preamplifier : PureT Records PT-CMP01, designed and manufactured by Mouri Tadaharu(毛利忠晴)(PureT Records), 2015 (last modified 2016), Tokyo
 AD converter : Mytek Digital Brooklyn ADC
 Recorder : TASCAM DA-3000
 Master clock : Grimm Audio CC2
 Audio interface : Mytek Digital Brooklyn DAC with JS PC Audio UOC3-R Pro USB cable
 DSD/PCM to PCM converter : Weiss Saracon-DSD

【田中 綾=略歴】
丹後の宮津にて6才よりピアノを始める。恩師、辻阪乙絲子に学ぶ。作陽音楽大学ピアノ科卒業後、故・西内玲の声楽クラス専属ピアニスト、四国学院大学非常勤講師を経て、2001年にハンガリーのコダーイ音楽研究所へ留学。ピアノをサボー・オルショヤ、民俗音楽をコダーイの弟子イットゼーシュ・ミハーイ(2018年6月12日没)に師事。在学中、シャロルタ・コダーイ奨学金、コダーイ財団奨学金を受給。ボヤイヤーノシュ・ギムナジウム合唱団の専属ピアニストとしてヨーロッパ各地へ演奏旅行。イットゼーシュ・ミハーイ、合唱指揮者でコダーイ研究所創設ディレクターのエルデイ・ペーテル両氏の推薦により、スロバキアでの国際コダーイ会議に出席、「21世紀の日本でのコダーイ哲学の可能性について」スピーチを行う。コダーイ研究所修了リサイタルにて平野一郎「祈りの浜」を委嘱・初演。2016年やわた市民音楽祭の「八幡大縁起」初演にて合唱団のコレペティトゥアをつとめる。2018年ラ・ヴェリテ与謝公演に出演、「歌を覚える鳥のソナチネ」を初演。2019年よりイリーナ・メジューエワに師事。ピアノリサイタル「草陰の小径にて」を2020年7月に音楽ホール奏美(大津市)、同11月に宮津会館(宮津市/ 2021年3月で閉館)にて開催。宮津会館閉館直前の2021年3月、作曲家・平野一郎の世界2021「海の聲〜ほろびても滅びえぬもの〜」に合唱団の練習ピアニストとして参加、合唱団員として、幻の校歌「天かける橋」を初演。(販売元情報)

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