CD 輸入盤

ミッシャ・ディヒター/RCAビクター録音全集〜チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、他(3CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19658878732
組み枚数
:
3
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


2025年の80才を記念し、RCAへの録音全3枚がリマスターされてリリース!

ミッシャ・ディヒターは、1945年ポーランド系ユダヤ人の両親のもと、第二次世界大戦中に逃れた上海で生まれました。2歳の時に家族とともにカリフォルニア州ロサンジェルスに移り、5歳からピアノを習い始めました。アルトゥール・シュナーベルの弟子であるアウベ・ツェルコに師事し、シュナーベルの集中的な練習計画と音楽分析への徹底的なアプローチを確立しました。ニューヨークのジュリアード音楽院でロジーナ・レヴィンに師事しました。
 ジュリアード音楽院在学中、モスクワで開催された1966年国際チャイコフスキー・コンクールで銀メダルを獲得し、これが彼の国際的な音楽家としてのキャリアのスタートにつながりました。まもなく、タングルウッドでエーリヒ・ラインスドルフ指揮ボストン交響楽団と演奏したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番がNBCで全国的に生放送され、のちにRCAに録音しました。彼のRCAでのデビュー作がチャイコフスキーの協奏曲に決まったのはおそらく必然であり、この作品はチャイコフスキー・コンクールの優勝者ヴァン・クライバーンを国際的なスターに押し上げた作品だったのからなのです。さらにディヒターは1968年にレナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニックと同曲を演奏してデビューし、すぐにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(現ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)、ロンドンやアメリカの主要オーケストラと共演しています。
 RCAへはほかに、ブラームスとストラヴィンスキー、ベートーヴェンとシューベルトのアルバムを録音しています。アルトゥール・ルービンシュタインはディヒターのシューベルトを高く評価し、パリの自宅に彼を招いたことで有名で、ルービンシュタインの前でディヒターがシューベルトの変ロ短調ソナタ(D.960)を演奏する様子が撮影されました。彼はイ長調ソナタ(D.959)にも同様に特別な愛着を抱いており「私にとってこの曲は今でも楽園の姿と音を象徴している」と語っています。
 ディヒターは、ニューヨーク・タイムズを含む主要な出版物に記事を寄稿。全国放送のテレビに頻繁に登場し、ヨーロッパの1時間のテレビ・ドキュメンタリー番組のホストとなり、映画「My Dog: An Unconventional Love Story(マイ・ドッグ:型破りなラブ・ストーリー)」では愛犬サンダーとともに特集もされました。
 2025年のディヒター80才を記念して、RCAへの録音全3枚がリマスターされてリリースとなります。完全生産限定。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
● チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23

 ミッシャ・ディヒター
(ピアノ)
 ボストン交響楽団
 エーリヒ・ラインスドルフ
(指揮)

 録音時期:1966年12月14日
 録音場所:ボストン、シンフォニー・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

Disc2
ブラームス:
● 間奏曲 イ短調 Op.118-1
● 間奏曲 イ長調 Op.118-2
● カプリッチョ 嬰ハ短調 Op.76-5
● 間奏曲 ホ長調 Op.116-4
● ラプソディ 変ホ長調 Op.119-4

ストラヴィンスキー:
● ペトルーシュカからの3楽章

 ミッシャ・ディヒター
(ピアノ)

 録音時期:1967年12月12-14日
 録音場所:ニューヨーク、ウェブスター・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

Disc3
● ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
● シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959

 ミッシャ・ディヒター
(ピアノ)

 録音時期:1967年6月17,18日
 録音場所:ニューヨーク、タウン・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

 リマスター
 完全生産限定

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