CD 輸入盤

マズルカ集(ショパン、シマノフスキ、マチェイェフスキ) ヤブロンスキー

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT1030
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヤブロンスキー会心の出来、珠玉のマズルカ

かつて「ピアノ界の貴公子」としてアイドル的人気を誇ったペーテル・ヤブロンスキー。彼がポーランドのマズルカを興味深い角度から考察した辛口ディスクが登場します。
 ポーランドの民族舞曲マズルカは、弱拍のない3拍子のリズムを持つのが特徴ですが、ポーランド南部タトラ山の民には2拍子だったり、不思議なアクセントを持つものがあります。そこに目をつけたシマノフスキが個性的なピアノ連作に仕上げました。さらにスウェーデンに住んだポーランド人作曲家ロマン・マチェイェフスキのマズルカもシマノフスキの伝統を受け継ぐタトラ山系音楽です。ヤブロンスキーならではのリズムの良さで、会心の出来となっています。(キングインターナショナル)
 
ショパン:
・マズルカ Op.6の1-4、Op.24の1-4、Op.50の1-3、Op.68 の1-4
シマノフスキ:
・マズルカ Op.50の1-4、Op.62の1-2
マチェイェフスキ:
・マズルカ第6番、第9番『タトラ山のこだま』、第10番

 ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)

収録曲   

  • 01. マズルカ集(ショパン、シマノフスキ、マチェイェフスキ) ヤブロンスキー

ユーザーレビュー

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2006年1月のパッパーノ「トリスタンとイゾ...

投稿日:2012/03/25 (日)

2006年1月のパッパーノ「トリスタンとイゾルデ」のセッション以後のJ・ダンカーリーの仕事を探していたところ、思わぬレベールで見つけることができた。これはロンドンの聖シラス教会での2006年11月の録音である。CDをトレイに載せ再生ボタンを押すと録音会場の豊かな暗騒音がリスニングルームを満たし、ショパンのマズルカ冒頭の嬰ヘ音が柔らかなタッチで鳴り響いた瞬間から、聴き手はダンカーリーワールドに引き込まれる。ピアノは教会の豊かで美しいレゾナンスを伴いながら適度な距離感で定位するが、低域が心地よく締っているのは、恐らく床が木軸ではなく強固な土間構造であるからかもしれない。クレジットを見るとデイビッド・ヒニットというアシスタントが付いているが、黄金期のDecca録音の伝統を今に受け継ぐ唯一のエンジニアであるダンカーリーの技術を是非とも習得してほしいものだ。ヤブロンスキーの演奏は節度あるロマンティシズムに溢れたもので、タッチの美しさが際立っている。録音、演奏ともに隠れた名盤である。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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