ソコロフ／ソ連録音集〜チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第１番、ベートーヴェン：ディアベッリ変奏曲、シューマン：幻想曲、ブラームス：３つの間奏曲、他（４ＣＤ）

ソコロフ／ソ連録音集（４ＣＤ）
メロディアから待望の復活！

日本でも人気のピアニスト、グリゴリー・ソコロフ[1950- ]は、16歳でチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、委員長のギレリス以下、審査員全員一致で金メダル授与となったことで国際的な注目を浴び、その後のソ連国内中心の活躍により名声を確立、ペレストロイカ以降は海外にも活動範囲を広げ、現在ではその独特のピアニズムが各国で高く評価されています。
　ゴルトベルク変奏曲に続いてメロディア・レーベルから登場するソコロフの演奏は、1966年のコンクール優勝を記念しての16歳でのコンチェルトのセッション録音と、1984年から1988年にかけてのリサイタルのライヴ録音集というソ連時代音源集。
　ソコロフ若き日のＣＤといえば、オイロディスク・レーベルにセッション録音したロヴィツキ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団とのショパンのピアノ協奏曲第1番が有名ですが、今回のネーメ・ヤルヴィ指揮ソ連国立交響楽団とのセッション録音はその11年前ということで、ギレリスらが高く評価した実力が注目されるところです。（ＨＭＶ）

【収録情報】
・ベートーヴェン：ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120
・ショパン：12の練習曲 Op.25
　録音時期：1985年6月13日
　録音場所：グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団ホール
　録音方式：ステレオ（ライヴ）

・ブラームス：3つの間奏曲 Op.117
・ブラームス：2つのラプソディ Op.79
　録音時期：1987年5月6日
　録音場所：グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団ホール
　録音方式：ステレオ（ライヴ）

・シューマン：幻想曲ハ長調 Op.17
　録音時期：1988年6月2日
　録音場所：グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団ホール
　録音方式：ステレオ（ライヴ）

・シューマン：ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
　録音時期：1984年3月15日
　録音場所：レニングラード・フィルハーモニー大ホール
　録音方式：ステレオ（ライヴ）

・サン＝サーンス：ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.22
・チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
　ソ連国立交響楽団
　ネーメ・ヤルヴィ（指揮）
　録音時期：1966年
　録音方式：ステレオ（セッション）

　グリゴリー・ソコロフ（ピアノ）