CD 輸入盤

シューベルト:さすらい人幻想曲、ショパン:練習曲集、リスト:ドン・ジョヴァンニの回想、ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章 アレクサンドル・メルニコフ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM902299
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


メルニコフが難曲4篇を4種のピアノで弾き分けた!

何ごとにも深いこだわりを見せるメルニコフが、ピアノの機能を最大に発揮した難曲4篇を、4種の楽器で演奏・録音することにチャレンジしました。
 メルニコフによれば、作曲者が意図したことはふさわしい楽器を用いなければ忠実に再現できないとのこと。そのためには、作曲者が使っていたピアノ、もしくはその時代に周囲にあったものということで4つの楽器、グラーフのフォルテピアノ、色彩豊かなエラール、深みのあるベーゼンドルファー、華麗なスタインウェイを弾き分けています。
 どれもメルニコフならではの個性的解釈で面白さの極みですが、ショパンの練習曲が真骨頂。意外なほど思い入れのない「別れの曲」、七色にきらめく「黒鍵」と第1曲、凄みに満ちた「革命」まで一瞬も聴き手を飽きさせません。
 またかつてソ連でネイガウスが「ミスなく弾けるのはギンスブルクだけ」と言った恐るべきリストの『ドン・ジョヴァンニの回想』(オリジナル版)の凄まじい技巧は師リヒテルを彷彿させる大きさ。これも金縛りにあったように動けなくなる演奏です。
 さらに凄いのはストラヴィンスキー。スタインウェイがうなりをあげる効果と、やはりロシア物はさすがの説得力。ピアノがメーカーによってこんなにも異なる楽器なのかと実感させてくれます。(写真c Julien Mignot)(輸入元情報)

【収録情報】
● シューベルト:さすらい人幻想曲(グラーフ・フォルテピアノ使用)
● ショパン:12の練習曲 Op.10(エラール使用)
● リスト:ドン・ジョヴァンニの回想(ベーゼンドルファー使用)
● ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章(スタインウェイ使用)


 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

 録音時期:2016年10月、2017年5月、7月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

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  グラーフ、エラール、ベーゼンドルファ...

投稿日:2019/10/14 (月)

  グラーフ、エラール、ベーゼンドルファーそしてスタインウェイの名器を使ってそれぞれの時代の作品を一堂に会したすごいアルバムだ。ピリオドからモダンまでピアノという楽器の特長を一枚で聴かせてくれるフルコース料理のようなディスクで、楽器による音の出方を満喫できた。楽器オタクとも言えそうなメルニコフの面目躍如たるアルバムで、彼の研究・技術と楽器への情熱が充分に感じられる。4種のピアノの中では特にベーゼンドルファーが、野太くて重心が低めの落ち着いた音に感じられ面白かった。   しかし、私はこのアルバムに星3つで評価させていただきたい。アイディア、演奏技術の冴え、楽器の違いを愉しむにも最適なアルバムであることについては星5つで応えたいのだが、メルニコフのコメントとして紹介された「作曲者が意図したことはふさわしい楽器を用いなければ忠実に再現できない」の言に対し、「果たしてショパンは同じように演奏しただろうか?」「リストならもっとタメやグッと聴衆の心をつかむような演出を施したのでは?」という疑問が浮かんでしまうのだ。    シューベルトが「さすらい人幻想曲」を自ら作曲しながら自分で演奏できずブチ切れたというエピソードも伝わっているが、もし弾けたとしても何か違う − 歌謡的ふくよかさと、その反動である影をまとった闇のような − 演奏の両面を出すような気がする。  ショパンもズバッとガンガン弾ききってしまう演奏より、静かな音を奏でつつ仄かな間を持たせ詩情を香らせたように思える。  リストは初めからトップギアで激走せず、ギアの波を自由に移動させることで加速感やグルーヴ(高揚)感を聴衆に与えそうな気もする。  ストラヴィンスキーはたぶんここにあるきっぱりとクリアですべての音がきらびやかな音が均等に表現され、せめぎあう演奏を好んだような気がするので納得している。    あくまでも私個人の主観でイメージしているのでそれを基準にレビューで問題視するのはいかがなものかという意見もあるであろう。しかし、楽器がそろえば時代の”音”になるかもしれないが、その時代・その作曲家が奏した(イメージした)”音楽”になるかは違う問題のような気がする。    楽器を愉しめる、聴きごたえのあるディスクであることは承知の上であえて上記の個人的感想を基準として星3つとさせていただく。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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各々の楽曲が作られた時期に近い頃の楽器で...

投稿日:2018/12/28 (金)

各々の楽曲が作られた時期に近い頃の楽器で弾くという企画にまずは座布団一枚、いや五枚。でも企画だけで演奏が面白くなかったら意味がないのだけれど、メルニコフの技と知性は万全というか感服の他ない。「さすらい人」では三楽章の表題歌曲の旋律が、この古楽器ならではのうらぶれた低音によって、「冬の旅」の終曲(ライエルマン)を連想させないではおかない。しかし他の楽章のダイナミズムやスケールにも欠けた所はない。エラールのメロウな音で弾かれたショパンは作品25だけだが(ソコロフには8だけというのがあった)、これも実に見事な演奏。メルニコフのショパンをもっと聞いてみたい。リストは正直なんども聞きたい曲ではないが、最後のストラヴィンスキーの燦然たる怪演に拍手。これでこそスタインウェー。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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ありそうで無かった企画 ピリオド楽器を使...

投稿日:2018/02/13 (火)

ありそうで無かった企画 ピリオド楽器を使って演奏することの意味を現代楽器も含めて並列させてみる試みをメルニコフがした ファウストやケラスとアンサンブルを組んで室内楽に挑んでいた人が四人の作曲家の代表作をその時代のピアノを使って演奏した いずれも難曲と言われているものばかりだから面白い 当たり前だと思っていたが ピアノの音色と響きにはこれほど差異があるのかと驚かされる 何でもかんでもスタンウェイで弾けばいいというものではない 選択したピアノが音楽の姿を一変さている ”さすらい人幻想曲”はハープのような撥弦楽器で爪弾かれたかの余韻が随所に美しい ”エチュード”がザッハリッヒを体現している演奏を久々に聴いた リストはベーゼンドルファーで弾かなければ多くのニュアンスが失われると思っている メルニコフの演奏力なくしては表現され得なかった楽曲の美点ではあるが 何よりも楽器の選定こそが決め手だった ピアノ好きの朋と聴いて意見を聞こう あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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