【中古:盤質S】 ヴァルター・ギーゼキング／ＥＭＩレコーディングス（８ＣＤ）

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ヴァルター・ギーゼキング／ＥＭＩレコーディングス
各ＣＤ紙製ジャケット入り　３２ページ・ブックレット　クラムシェルボックス

20世紀中盤に活躍、モーツァルト、ベートーヴェン、ドビュッシー、ラヴェルでの解釈で評価の高い巨匠の８ＣＤ
　1895年11月5日、ドイツ人の両親の元にリヨンに生まれたギーゼキングは、ハノーファーに移って11歳から本格的なレッスンをカール・ライメルに師事して始めました。第1次大戦中には軍隊所属のバンドマンとして働き、除隊後は伴奏者、オペラ・コーチとして活動。リサイタルではシェーンベルク、ブゾーニ、シマノフスキ、ヒンデミット、プフィッツナーなどの新しい音楽を多く採り上げました。初のロンドンでのコンサートは1923年、米デビューは1926年、曲目はヒンデミットのピアノ協奏曲でした。第2次大戦中はドイツ本国と占領下のフランスで演奏して、戦後ナチ協力者として疑いをうけましたがクリアし世界的ソリストとしてキャリアを続けました。
　ギーゼキングはベートーヴェンのソナタ全曲録音をＥＭＩのアビー・ロード・スタジオで進行中でしたが、1956年10月26日の夕べに死去しました。レパートリーは広く、同時代の作品を多く採り上げましたが現在ではモーツァルト、ベートーヴェン、ドビュッシー、ラヴェルの解釈で高い評価を保っています。（ＥＭＩ）

ＣＤ１
モーツァルト：
・ピアノ・ソナタ第11番イ長調K331
・ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K332
・『美しいフランソワーズ』による１２の変奏曲変ホ長調K353
・『リゾンは眠った』による９つの変奏曲ハ長調K264
・ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K333
　以上1953年録音

ＣＤ２
・ピアノ協奏曲第23番イ長調K488（1951年録音）
　フィルハーモニア管弦楽団
　ヘルベルト・フォン・カラヤン（指揮）
・ピアノ協奏曲第24番ハ短調K491（1953年録音）
　フィルハーモニア管弦楽団
　ヘルベルト・フォン・カラヤン（指揮）
・五重奏曲変ホ長調（ピアノと木管楽器のための）K452（1955年録音）
　フィルハーモニア木管四重奏団
　（シドニー・サトクリフ、バーナード・ウォルトン、デニス・ブレイン、セシル・ジェイムズ）

ＣＤ３
ベートーヴェン：
・ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13『悲愴』
・ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
・ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
・ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1
・ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2『月光』
　以上1956年録音

ＣＤ４
・ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
　フィルハーモニア管弦楽団
　ヘルベルト・フォン・カラヤン（指揮）
　以上1951年録音

ＣＤ５
・シューマン：ピアノ協奏曲イ短調Op.54 （1953年録音）
・フランク：交響的変奏曲嬰ヘ短調（1951年録音）
・グリーグ：ピアノ協奏曲イ短調Op.16（1951年録音）
　フィルハーモニア管弦楽団
　ヘルベルト・フォン・カラヤン（指揮）

ＣＤ６
ドビュッシー：
・前奏曲集第1巻（1953年録音）
・前奏曲集第2巻（1954年録音）

ＣＤ７
ドビュッシー：
・ベルガマスク組曲
・ボヘミア舞曲
・夢想
・マズルカ
・ロマンティックなワルツ
・２つのアラベスク
・夜想曲変ニ長調
・舞曲（スティリー風なタランテラ）
・バラード
　以上1953年録音

１０．ピアノと管弦楽の幻想曲
　ヘッセン放送管弦楽団
　クルト・シュレーダー（指揮）
　1951年録音

ＣＤ８
ラヴェル：
・夜のガスパール（全3曲）
・ハイドンの名によるメヌエット
・高雅で感傷的なワルツ
・前奏曲
・ボロディン風に
・シャブリエ風に
・クープランの墓（全6曲）
　以上1954年録音

　ヴァルター・ギーゼキング（ピアノ）