CD 輸入盤

【中古:盤質A】 ユジャ・ワン/ファンタジア

中古情報

新品ジャケット
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:
A
特記事項
:
なし
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
4790052
レーベル
Dg
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ユジャ・ワン/ファンタジア
実力派新星が贈る珠玉のアンコールピース集!


超絶技巧ピアニスト、ユジャ・ワンのDG4枚目。アンコール・ピースを集めた魅力的なアルバム。

【ユジャ・ワン】
1987年北京生まれ。6歳からピアノを学び始め、北京の中央音楽学院を経て、フィラデルフィアに移りカーティス音楽院でゲイリー・グラフマンに師事。2008年にカーティス音楽院卒業。2005年にズーカーマン指揮のオタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団とメジャー・コンサート・デビューをしてから、カナダ中の記者が『スター誕生』と注目し始め、2006年以降、シカゴ響、ニューヨーク・フィル、ボストン響、サンフランシスコ響、サンクトペテルブルク・フィル、他、一流オーケストラへの客演やリサイタルが激増。2009年はロス・フィル、ロンドン響、モーツァルト管とルツェルン祝祭管、他多数の一流オケへの客演、パリ、ロンドン、ミュンヘン、他でのリサイタル、ミケランジェリ音楽祭、バートキッシンゲン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭でのリサイタルも予定され破竹の快進撃を続けている。

【主な受賞歴】
1999カルガリーのコンチェルト・コンペティション優勝/2001年第1回仙台国際音楽コンクール審査委員特別賞/2002年アスペン音楽祭コンチェルト・コンペティション優勝/2006年ギルモア・ヤング・アーティスト賞受賞。
 レコード芸術誌2月号(最新号)の第36回リーダーズ・チョイス〜読者が選んだ2011年ベスト・ディスクの第1位にユジャ・ワンの前作『ラフマニノフ: ピアノ協奏曲 第2番 他』が選ばれました!(ユニバーサルIMS)

【収録時間】
・ラフマニノフ:絵画的練習曲第4番〜6番
・ラフマニノフ:幻想的小品集〜第1番『悲歌』
・スカルラッティ:ソナタ ト長調KK455
・グルック:オルフェオとエウリディーチェ〜メロディ
・アルベニス:イベリア〜トリアーナ
・ビゼー/ホロヴィッツ編:カルメンの主題による変奏曲
・シューベルト/リスト編:糸を紡ぐグレートヒェン
・J.シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214 
・ショパン:ワルツ第7番 Op.64 No.2
・デュカス/ユジャ・ワン編:魔法使いの弟子
・スクリャービン:前奏曲(Op.11 No.11/Op.13 No.6/Op.11 No.12)
・スクリャービン:12の練習曲第9番 Op.8 No.9
・スクリャービン:2つの詩曲 第1番 Op.32 No.1
・サン=サーンス/リスト&ホロヴィッツ編:死の舞踏 

 ユジャ・ワン(ピアノ)

 録音時期:2011年12月13日〜17日
 録音場所:ベルリン テルデックス・スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. No.6 in A minor - Yuja Wang
  • 02. No.4 in B minor - Yuja Wang
  • 03. Elegie in E flat minor, Op.3, No.1 - Yuja Wang
  • 04. No.5 in E flat minor - Yuja Wang
  • 05. Sonata in G major, KK.455 - Yuja Wang
  • 06. Melodie dell'Orfeo - Yuja Wang
  • 07. 6. Triana - Yuja Wang
  • 08. Variations on a theme from G. Bizet's "Carmen" (The Gypsy Song Act II) White House Version - Yuja Wang
  • 09. Gretchen am Spinnrad, D 118 - arranged by Franz Liszt - Yuja Wang
  • 10. Tritsch-Tratsch-Polka, Op.214 - arranged by Gyorgy Cziffra - Yuja Wang
  • 11. Tempo giusto - Yuja Wang
  • 12. L'apprenti sorcier - arranged by Victor Staub - Yuja Wang
  • 13. No. 11 in B - Yuja Wang
  • 14. No. 6 in B minor - Yuja Wang
  • 15. No. 12 in G sharp minor - Yuja Wang
  • 16. No. 9 in C sharp minor - Yuja Wang
  • 17. 1. Poeme in F sharp - Yuja Wang
  • 18. Danse macabre, Op.40 - arranged by Franz Liszt & Vladimir Horowitz - Yuja Wang

ユーザーレビュー

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先ず「絵画的練習曲」 ラフマニノフが時折...

投稿日:2013/02/02 (土)

先ず「絵画的練習曲」 ラフマニノフが時折入れる「独特のコサック節?」がワタシは好きです。 特に当盤第一曲目の「イ短調 作品39の6」は独特のリズムが癖になる。 この曲、単に上手いだけの運動神経系と絶妙なリズム感に乗るもの二手に分かれる。 ユジャ・ワンの演奏は けっこう癖があるので個性的。 一度聴くと ユジャのリズムだとわかるくらい(笑) このスタイル上品・下品の両極端スレスレを自由自在に行き交う ホロヴィッツ系の演奏かなと。 技巧に走りすぎているのかと思いきや 独特な色気や繊細さも持ち合わせている。 ホロヴィッツやペライアのように 弱音の音が美しいからか? グルックのオルフェオとエウリディーチェなどを聴くと 耳を澄まして聴き入ってしまう。 トリッチ・トラッチ・ポルカ 等の楽しい曲もある。 「死の舞踏」は 骸骨の音がカラカラ鳴っているようだ 総じてこのCDは聴いていて実に飽きない。 買ってよかった。 これからはプロコフィエフ、ストラヴィンスキーや アルベニス、ラベルといった 才能溢れ少し尖ってるけどお洒落な 若々しくエネルギッシュな音楽家の演目を出して欲しい。

ぶひ さん | 東京都 | 不明

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19世紀の聴衆はパガニーニやリストの人間離...

投稿日:2012/05/02 (水)

19世紀の聴衆はパガニーニやリストの人間離れしたテクニックに接して畏怖を覚えたに違いない。その後、レコードという便利なメディアのおかげでハイフェッツだろうがホロヴィッツだろうが自宅に招くことができるようになり、19世紀的なヴィルトゥオーゾの伝説も過去のものになったと思ったのだが・・・私はこのCDを聴いて心底、畏怖の念を覚えた。技術的には彼女に比肩すると思うが、どこまでも陽性なラン・ランとは全く違った個性。ヴィルトゥオーゾの「魔性(ましょう)」と「妖気」を現代に蘇らせることのできるピアニストだ。毎度ながら、今回もプログラムは実によく考えられている。まず最初の核となるラフマニノフは、よくもこれだけと思うほど、とびっきりの暗い曲ばかり。それに『オルフェオとエウリディーチェ』『カルメン変奏曲』『糸を紡ぐグレートヒェン』と死のオブセッションに関わる曲を続ける(エウリディーチェは最初から死者だし、カルメンもグレートヒェンも死の運命から逃れられない)。ここに加わると『魔法使いの弟子』のスケルツォすらも死へと駆り立てる音楽のように響くから面白い。後半の核のスクリャービンもかなり暗い曲を並べたあげく『詩曲Op.32-1』(ホロヴィッツの愛奏曲でもあった)で彼岸的な世界に達する。そして最後のシメが『死の舞踏』。これで黒い羽根をつけたジャケ写真に見事につながる。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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ウワサはずっと耳にしていた。昨年BS3で...

投稿日:2012/03/17 (土)

ウワサはずっと耳にしていた。昨年BS3で、ブニアティシビリに焦点が当てられていたヴェルビエ音楽祭というのを見たが、ユジャ・ワンは脇役だったので、その実力は半ばだった。しかし店頭で、この悪趣味の黒い羽をまとった毒々しいユジャ・ワンの新譜を見つけて衝動買い。ラフマニノフからギクリとさせられる鋭利な打鍵に思わず仰け反る。切れ味は剃刀のようで、正確無比(のようにピアノをろくに知らない私の耳には聴こえた)。さらに曲想は山間を流れる激流のように澱みなく流れる。テクニックの見事さは、耳を洗われるように新鮮。しかも留まることがない変化し続けるやわらかな情感まで醸す。ダイナミクスの振幅の凄さ、爽快さ、駆け上り、一気に下降するアクロバテックな至極の技は隅々まで冴えわたり、一点の濁りもない。どんなに激しくむずかしいパッセージも、ほとんど完璧に混濁なく聴こえる。これは録音が良いからではない。ピアノそのものが見事な解像度で鳴っているからである。ここまで鮮烈にピアノを弾くことができる人は他にいるのだろうか? ウワサの実体をようやくこの耳で聴くことができた。中でも、ウルトラCの曲芸のようなシュトラウスのポルカのあとに流れて来たショパンのワルツの、なんというデリカシー。ピアニシモのデリケートなテンポ・ルバートに酔いしれた。テクニックが抜群なだけではない、艶やかな情感の美音が胸に刺さる。 ブニアティシビリといい、ユジャ・ワンといい、これほど若くて美しいピアニストが出てきている21世紀。人間が、確実に進化をしていることを実感させてくれた1枚。

EIHIKO さん | 埼玉県 | 不明

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