CD

Shoko Kawasaki : Die Tastenkunst

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
MYCL00058
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

実力派ピアニスト、川ア翔子の才能が煌めく! 鍵盤芸術の極みに挑む!

国内外の国際コンクールの受賞歴を持ち、現在ドイツを中心に活動を広げる実力派ピアニスト、川ア翔子の最新アルバムです。今作は「Die Tastenkunst=鍵盤芸術の極み」と題し、3人の大作曲家による練習曲を収録。「練習曲」というジャンルを通じ、ショパン[1810-1849]、ドビュッシー[1862-1918]、リゲティ[1923-2006]のピアニズムに迫ります。
 また、川アのアイデアによる曲順も注目です。ショパンの『練習曲 作品25』を軸にもうふたりの作品が織り交ざり、あたかも22曲から成る壮大で新しいひとつの「練習曲」作品が誕生したかのようで、各作曲家の新たな魅力も感じられることでしょう。昨今人気高まりつつあるリゲティの『練習曲』も要チェックです。
 川ア翔子の華麗な音色と卓越したテクニック。色鮮やかにこれらの曲を描きます。「練習曲」を通して描かれる鍵盤芸術の世界をお楽しみ下さい。(販売元情報)

【収録情報】
01. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第1番変イ長調『エオリアン・ハープ』
02. ドビュッシー:12の練習曲〜第11番『アルペッジョのための』
03. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第2番ヘ短調
04. ドビュッシー:12の練習曲〜第6番『8本の指のための』
05. リゲティ:練習曲〜第4番『ファンファーレ』
06. ドビュッシー:12の練習曲〜第1番『5本の指のための』
07. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第3番ヘ長調
08. リゲティ:練習曲〜第10番『魔法使いの弟子』
09. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第4番イ短調
10. ドビュッシー:12の練習曲〜第3番『4度のための』
11. リゲティ:練習曲〜第8番『金属』
12. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第5番ホ短調
13. リゲティ:練習曲〜第2番『開放弦』
14. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第6番嬰ト短調
15. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第7番嬰ハ短調
16. ドビュッシー:12の練習曲〜第4番『6度のための』
17. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第8番変ニ長調
18. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第9番変ト長調 『蝶々』
19. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第10番ロ短調
20. リゲティ:練習曲〜第13番『悪魔の階段』
21. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第11番イ短調 『木枯らし』
22. ショパン:12の練習曲 Op.25〜第12番ハ短調 『大洋』

 川ア翔子
(ピアノ)

 録音時期:2024年6月24-26日
 録音場所:山形県、長井市民文化会館
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 収録時間:71分

【川ア翔子(ピアノ) Shoko Kawasaki, piano】
精密かつ気品に溢れた演奏〜Suddeutsche Zeitung(南ドイツ新聞)
並外れた日本人ピアニスト、川ア翔子は聴衆を熱狂の嵐へと誘った〜DEWEZET

東京都出身。都立上野高等学校普通科を経て東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業、同大学大学院修士課程を首席で修了、クロイツァー賞受賞。同大学院にて作曲家G.リゲティの「ピアノのための練習曲」全曲に関する研究で博士号を取得し、博士課程修了。博士課程在籍中より、ミュンヘン国立音楽演劇大学大学院交換留学生に選抜され、2016年に現代音楽科、及びマイスター課程国家演奏家資格ソリスト課程を修了。在学中、ロームミュージックファンデーション、本庄国際奨学財団、Oscar und Vera Ritter-Stiftung、Deutschland Stipendiumの奨学金を得る。
2011年にポッリーノ国際コンクールで優勝、イタリア地元紙などで絶賛され、コンクール優勝記念リサイタルは現地でテレビ放映される。その他、2012年マッサローザ国際コンクール第2位、2006年、第5回安川加壽子記念コンクール優勝をはじめとする国内外の数々のコンクールにおいて優勝、入賞。2007年、第76回日本音楽コンクール入選。
ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、スペイン、ベルギー、スウェーデン、スロバキア、ポーランド、アメリカ、キューバ、韓国でのオーケストラとの共演やリサイタル、近年ではF.リストの生誕地Raidingでの「リスト・フェスティバル」、イタリアの「パレルモ・クラシックフェスティバル」、日本では「東京・春・音楽祭」、「びわ湖の春 音楽祭」など音楽祭への出演、レクチャーなど各地で高い評価を得る。国内では故佐藤功太郎、梅田俊明、山田和樹、阪哲朗各氏ら著名な指揮者、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、横浜シンフォニエッタ、山形交響楽団等と共演。2016年、現代を代表するアメリカの作曲家スティーブ・ライヒの立会いのもと演奏した作品はドイツのARDバイエルン・ラジオ放送において放送される。その他、NHK、WDR西ドイツ放送、ORFオーストリア国営放送、Rai Radio3イタリア国営放送等にも出演。これまでの主なコンサートはドイツにおけるSuddeutsche Zeitung、Munchner Merkur、スロバキアでのHudobny zivotをはじめ、国内外を問わず多くの新聞や雑誌において高い評価を得ている。
「クロイツァーの記憶」、「VISIONS I -Dream-」、「VISIONS II -Moments-」(Studio N.A.T)の主なCDは「レコード芸術」にて準特選盤に選ばれる等、多くの新聞、音楽雑誌で好評を得る。
2013年、音楽学者で音楽プロデューサーの瀧井敬子氏によって新進音楽家を顕彰するために設けられた「グラチア音楽賞」の第一号受賞者。
これまでに深野理恵、御木本澄子、多美智子、多紗於里、G.タッキーノ、青柳晋、M.シェーファー各氏に師事。また、J.ルヴィエ、E.ネックレベルク、A.ボナッタ、R.レモリ、M.ヴォスクレセンスキー、V.トロップ各氏ら、多くの音楽家から薫陶を受けている。
2021年よりピアノ・トリオ「Eldering Ensemble」の公式ピアニストとしてドイツで活動。
近年では、ドイツと日本各地において学校でのアウトリーチだけでなく、児童養護施設などの場での福祉的な演奏活動も積極的に行なっている。2018年よりミュンヘンに本拠地を置くG.ヘンレ出版社、G.Henle Verlagの楽譜アプリ「ヘンレ・ライブラリー」公式プロモーション・マネージャー。現在までにミュンヘン国立音楽演劇大学、ルードヴィヒ・マキシミリアン国立大学(バイエルン州演劇アカデミー併設)にて後進の指導にあたりながら、日本とドイツを拠点に国際的に演奏活動を展開している。(販売元情報)

Customer Reviews

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