CD

ブザンソン音楽祭における最後のリサイタル リパッティ(ピアノ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE14051
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

『EMIクラシックス・ベスト100』シリーズ
リパッティ/ブザンソン音楽祭における最後のリサイタル

リパッティがその短い生涯の最後の最後、死の2ヶ月前に重い病状をおして敢行した歴史的ライヴ録音です。プログラムはショパンのワルツ、モーツァルトのイ短調ソナタなど、いずれもリパッティが得意中の得意とした曲ばかり。最初の『パルティータ第1番』からして、涙なくしては聴けない感動的な演奏が展開されて行きます。レコード芸術推薦盤。(EMI)

・パルティータ第1番変ロ長調BWV.825(J.S.バッハ)
・ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310(モーツァルト)
・即興曲第3番変ト長調D.899-3
・即興曲第2番変ホ長調D.899-2(以上、シューベルト)
・ワルツ第5番変イ長調作品42
・ワルツ第6番変ニ長調作品64-1『小犬』
・ワルツ第9番変イ長調作品69-1『別れ』
・ワルツ第7番嬰ハ短調作品64-2
・ワルツ第11番変ト長調作品70-1
・ワルツ第10番ロ短調作品69-2
・ワルツ第14番ホ短調遺作
・ワルツ第3番イ短調作品34-2『華麗なる円舞曲』
・ワルツ第4番ヘ長調作品34-3『華麗なる円舞曲』
・ワルツ第12番ヘ短調作品70-2
・ワルツ第13番変ニ長調作品70-3
・ワルツ第8番変イ長調作品64-3
・ワルツ第1番変ホ長調作品18『華麗なる大円舞曲』(以上、ショパン)
 ディヌ・リパッティ(ピアノ)
 録音:1950年(ライヴ、モノラル)

内容詳細

33歳で白血病のために亡くなったリパッティの、死の2ヵ月前に行なわれたライヴ録音。リパッティを語る上で欠かすことのできない比類ない美しさに満ちたアルバムだ。壮絶な記録が刻まれている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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INA正規音源という今回のリリース、期待を...

投稿日:2019/01/29 (火)

INA正規音源という今回のリリース、期待を上回る良い音質なので嬉しくなりました(リパッティに関心のある方は必携だと、断言したくなります)。音質がより鮮明になりましたので、モーツァルトのアンダンテ楽章やシューベルト即興曲第3番での左手の迫真的な表現に、初めて気付いたような気がします。 解説や写真等の気合の入った充実ぶりも見事で、シューベルト即興曲でのミスタッチ問題(知らなかった!)や「幻のアンコール演奏」についての詳細な情報も得られます。

トラツォーム さん | 静岡県 | 不明

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演奏については言うまでもない定評盤だが、...

投稿日:2019/01/29 (火)

演奏については言うまでもない定評盤だが、ICON(EMI)およびProfilと同演奏三種並べると、他の二種よりピアノの高域は伸びているが、テープのヒスノイズや特にハムノイズはきつい。アナウンスの声が生々しく、テープノイズは転写の跡まで感じ、拍手がカットされずに延々と続く点はオリジナルテープのメリットが。逆に言うと、今まで出た盤、特にステレオプレゼンスすら感じるProfil盤はどれだけ細工してんのかということになるかも。

ぬぬぬ さん | 不明 | 不明

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改めて言うまでもなく33歳で白血病に斃れた...

投稿日:2013/01/07 (月)

改めて言うまでもなく33歳で白血病に斃れたリパッテイの最後の演奏。50年代に不慮の死を遂げた演奏家は多かったが、その多くは飛行機事故だ。カンテルリ、ヌヴー、ティボー、カペルがそうだ。彼らは残された音源の中で演奏している時点では死を意識していなかった筈だが、後から彼らの太く短く生きた人生の輝きに気づく。そこには陰りや激しさはあっても死の予感はない。しかし、このリパッティは違う。闘病の末の葛藤と絶望を経て悟りの境地、あるいは大袈裟にいえば高僧や神仏、天使のような、霊的な存在にたどりついた末の最後の解がこの70分あまりの1枚に収められている。直前のセッション録音とほぼ曲目は重複するようだが、感銘度はこのライヴの方が圧倒的に大きいのは言うまでもない。余命いくばくもない彼にとっては、一音一音が響く瞬間がまさに人生の最後の光芒となったわけで、悟りの境地とそれにいたるまでの葛藤に思いを馳せると、暗澹たる気分になる。シューベルトやバッハ、モーツアルトは崇高さに打たれるしかなく、体力が続かずあと1曲が弾けなかったショパンのワルツは、むしろ一期一会の演奏に向かう彼の心の息遣いを感じ取れるような気がする。ぼやけた古びた音質から、弱った体力を振り絞った清澄な歌と響きは多くのクラシックファンを魅了した。大江健三郎先生らをはじめ、様々な文化人の著作でも語られてきたのは言うまでもない。20世紀のクラシックベスト盤100枚を挙げよという企画があるならば、フルトヴェングラーのバイロイト51年の「第九」やら、クーベリックとチェコフィルの「わが祖国」、ヌヴーのブラームスの協奏曲ライヴなどとともに、真っ先に選ばれるべきものの一つであることは間違いない。なお、夭折したから評価が高いと貶める不逞の輩もいるようだが、そうしたドラマで美化されている面は否めないまでも、彼らが天寿を全うしたら、楽壇をどう塗り替えていたか、そこに思いを至らしめることができなければ、それは単なるぺダンティズムでしかない。権威や常識への反発、多様な視点は当然あるべきだが、いわば批判のための批判者、クレームのためのクレーマー、のような輩が世にはびこるのは同じ好楽家として実に空しいことだ。

eroicka さん | 不明 | 不明

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