CD

『京都リサイタル2014〜モーツァルト、ショパン、ラヴェル、ラフマニノフ』 メジューエワ(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WKLC7018
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


まさに「楽興の時」。鮮烈な印象を残した
2014年秋の京都公演を完全収録した2枚組!


2014年10月31日に京都コンサートホール(小)で開催されたイリーナ・メジューエワのリサイタルを収録した二枚組。近年集中的に取り組んでいるモーツァルトのほか、得意のショパン、ラヴェル、そしてお国もののラフマニノフという魅力的なプログラム。初録音となるレパートリー(モーツァルト二曲、ラヴェル『ソナチネ』)のほか、当日演奏されたアンコールが全曲含まれているのも嬉しいところ。名器スタインウェイCD-135(1925年ニューヨーク製)の輝かしいサウンドが満席のホールに響き渡った素晴らしい演奏会の記録をじっくりお楽しみいただきます。

【ライナーノートより】
「その瞬間に、これまでに聴いた中でももっとも清冽な楽音がホールの空間を、わたしたちの心を突き通した・・・(中略)・・・この夜の音楽体験を、生涯忘れることはできないであろう。」〜岡田央太〜(若林工房)

【収録情報】
Disc1
● モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.396
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
● ショパン:ノクターン(第6番)ト短調 Op.15-3
● ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47

Disc2
● ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
● ラヴェル:ソナチネ
● ラフマニノフ:プレリュード 嬰ト短調 Op.32-12
● ラフマニノフ:プレリュード ロ短調 Op.32-10
● ラフマニノフ:プレリュード ハ短調 Op.23-7
● ラフマニノフ:プレリュード ト長調 Op.32-5
● ラフマニノフ:プレリュード 変ニ長調 Op.32-13

(アンコール曲)
● ラフマニノフ:リラの花 Op.21-5 (ラフマニノフ編曲)
● ラヴェル:プレリュード
● ショパン:マズルカ イ短調 Op.67-4
● ラヴェル:悲しい鳥

 イリーナ・メジューエワ(ピアノ/1925年製ニューヨーク・スタインウェイ)

 録音時期:2014年10月31日
 録音場所:京都コンサートホール「アンサンブルホールムラタ」
 録音方式:ステレオ(24-Bit/96kHzデジタル/ライヴ)

内容詳細

メジューエワのタッチは、音を“引き出す”ように深く鍵盤を捉え、響きの豊かな音色を紡ぎ出す。重みのコントロールが行き届いたその音色は、モーツァルトからショパン、ラヴェルにラフマニノフという多彩な作曲家を見事に弾き分けていく。特にラフマニノフにおける旋律の歌わせ方が魅力的である。(進)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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 想像力を膨らませてくれる豊かな曲目、素...

投稿日:2017/09/23 (土)

 想像力を膨らませてくれる豊かな曲目、素晴らしい音のピアノ、これらを最高度に結び付けられるピアニスト・・・ ありそうでなかなかないこの三位一体の演奏会に出会えるチャンスは、そうそうないものである。 このディスクを聴くかぎり、ここにはそれがある。1925年製のスタインウェイCD-135は落ち着いた佇まいの音を響かせ、音が声高になることがなく、聴いていて心地よい。メジューエワの演奏は、楽譜とピアノの使徒といった役回りであり、彼女が前面に出てくることがない。だから音楽を虚心に愉しむことができると思う。それこそがメジューエワの個性であり、真価なのだろう。これだけ良質の音楽を生で聴く機会を得られた京都の方々がうらやましい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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レコード芸術2010年度レコードアカデミー賞...

投稿日:2015/03/06 (金)

レコード芸術2010年度レコードアカデミー賞器楽曲部門受賞でメジューエワさんを知り、彼女のCDを愛聴するようになりました。 この京都リサイタル2014はこれまでの彼女の演奏で最高のものだと思います。 名器スタインウェイに恥じない素晴らしい演奏、曲目です。 毎日のように聴いています。

shigena さん | 東京都 | 不明

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このリサイタルは私も聴かせていただきまし...

投稿日:2015/01/05 (月)

このリサイタルは私も聴かせていただきましたが、1925年製のニューヨーク・スタインウェイCD135の響きは比類の無いものでした。イリーナさんご自身も「弾いていてこれほど楽しいピアノはそうあるものではない」というような話をされていましたが、いかにピアノが銘機であっても、弾き手が凡庸なピアニストではしょうがありません。その意味でこの晩のリサイタルは、素晴らしいピアノ、そしてなによりも素晴らしいピアニストが出会った、まさに奇跡と言っても言い過ぎではないと思います。そしてこのめぐり合わせは偶然のものではなく、必然のものであり、必然であるがこそ、イリーナさんがCD135から引き出すその響きはまさに筆舌に尽くし難いものがありました。そしてその素晴らしいCD135とイリーナさんの出会いの場に立ち会うことができた感動と感謝の気持ちは、今でも心のなかに大切にしまってあります。あの日の夜、そこにいたすべての聴衆の心にいつまでもその演奏・響きが残る幸せなリサイタルでした。当夜は小雨でしたが、雨の日にはイリーナさんのラヴェルがよく似合う、と思わず心のなかで呟きました。果たせるかな、当夜のアンコールの最後の曲はラヴェルの「悲しい鳥」。演奏が終わった後の沈黙が、私達の感動を無言で表していました。録音は会場での感動をかなりの部分まで捉えていて、イリーナさんの数多いディスクの中でも1,2位を争うものです。イリーナさんのファンの方はもちろん、まだイリーナさんの演奏を聴いたことがない方にもぜひ聴いていただきたい出色のディスクです。このリサイタルの録音が残されたことにはいくら感謝を申し上げても足りません。イリーナさん、素晴らしいリサイタルをありがとうございました。

アンフォルタス さん | 神奈川県 | 不明

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