ツーアート 光文社知恵の森文庫

ビートたけし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334785215
ISBN 10 : 4334785212
フォーマット
出版社
発行年月
2008年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
村上隆 ,  
追加情報
:
16cm,199p

内容詳細

「まぐれや、とんでもなくくだらないものからアートは生まれる」ビートたけし。「日本のアートの新しいルールを作ろうと本気で考えている」村上隆。そもそもアートってなんだ、ところでアーティストってどいつだ…。日本よりも海外での評価が高い2人の天才アーティストの生き方、発想がぶつかり合って、「あらゆる意味で息の詰まった日本社会」を吹き飛ばす。

目次 : 序章 たけしとたかしのアートな出会い(これがアートか…アーティスト村上隆への印象/ たけしさんはアートを信じているのか)/ 第1章 そもそも、アートってなんだ(まぐれとんでもないものからアートなんて生まれる/ 亀有ブラザースも長い年月をへてアートとなる ほか)/ 第2章 ところでアーティストってどいつだ(アーティストの概念は言葉の問題にすぎない/ 自称・アーティストに対する考え ほか)/ 第3章 どーしたら、アートは生まれる(ジャンプしたとき、アートは生まれる/ 日本でアートを作るには、「泣き」の部分が必要か? ほか)/ 第4章 アートとにっぽんを考える(おいらはひとりオタク/ オタクはポップ・カルチャーへの闘争である ほか)

【著者紹介】
ビートたけし : 1947年東京生まれ。明治大学工学部中退(2004年に特別卒業認定)。’73年に漫才コンビ「ツービート」を結成、一躍人気者となる。その後、俳優としても独特の才能を発揮し、『その男、凶暴につき』では主演と監督を務める。映画監督・北野武としても世界的な名声を博し、’97年には『HANA‐BI』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、『座頭市』で同映画祭監督賞を受賞

村上隆 : 1962年東京生まれ。アーティスト。カイカイキキ代表。戦後日本のポップカルチャーを「スーパーフラット」と呼び直し、ウォーホル以降の『ポップ』の解釈に風穴を開ける。アートフェアGEISAIの主宰をはじめ、六本木ヒルズやルイ・ヴィトンなどとのコラボレーションで、アートを既成のジャンル意識から開放させることを実現(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さっちも さん

    村上隆のあの絵が、なんであんなホウガイな値段で売れるのかずっと謎だった。大抵の日本人が分からないのではないか。村上隆の謎はどうやら若冲などの古典の画家や近代の漫画やアニメなどの成立過程や背景を理解し、再現するところにあるらしい。世界には新しい、まだ見ぬ日本の文化をロジックをもって分解し、再構築でき意味や背景をロジカルにプレゼンできるからこそ価値であり、値がつく。日本人が愛する情緒的でなんとなく泣ける、笑える、綺麗、美しいという形容表現の範疇を脱して、西洋美術界にとって見たことがない企みや意図に金が払われる

  • yuzyuz_k さん

    たぶん2回目だと思います。 2003年に書かれた本。 当時は、読んでも"そうなんだ"、"よくわからん"だったと思います。 今回は、"分かる"、"そうか?"とか 共感と疑問が出てきました。 ほんの少しの変化ですが、嬉しく感じます。 随分前からアートを考える時、美術、藝術とかに訳したくない自分が出てくる様になりました。 改めて読んでみて、さらにアートを楽しめる感じがします。読書も頭の中を彩ってくれるアートだと思います。

  • Lily603 さん

    ★★★★+ お二人とも絵が上手でした(当たり前か)。たけしさんは独特の味わい。究極のへたうま的魅力があふれる。村上隆さんは人工的不自然さの強度(よくわからないけどすごいってことです)。どちらの作品も買いたいと思ってしまった。本編のお二人のアートへの考えも(見た目とは裏腹に)ひとまわりもふたまわりも考え込まれていて素直に感動。芸術方面に興味のある人にとっては隠れた名著じゃないでしょうか。

  • Kaz さん

    「アートって何?」と聞かれて、自分が答えられるのは、持てる言葉と屁理屈を駆使してもせいぜい数行。これだけアートについて語れるっていうことにただただ驚かされる。「彼らはアートに携わっているから」だとしたら、自分が今、携わっていることについてこれだけ語れるかと言われたら・・・。

  • TAKAMI さん

    村上隆と北野武のリレーエッセイ。村上さんは自身が世界で戦う中たけしさんのどこがすごいのか、どういったところに苦しさがあるのかという点について語る。自由に速さを追求してもF1では勝てない。そこで戦う一方鈴鹿のようなものもつくりたい。たけしさんは「ラムセス2世はいまだに大勢のエジプト人を食わせててすごい」「WTCのテロ映像は、知らない人にCGと2つ見比べさせたらリアリティがなさすぎてすごい」とか話が相変わらず面白い。対談も見てみたいなあ。

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