【中古:盤質A】 『カルメン』全曲　カラヤン＆ウィーン・フィル、L.プライス、コレッリ（３ＳＡＣＤ）

ビゼー：歌劇『カルメン』全曲
カラヤン＆ウィーン・フィル
豪華ソリア・シリーズ仕様復刻！
■132ページ解説＆歌詞対訳ブックレット(写真多数)
■96ページ上質紙カラー・ブックレット(写真・図版多数)

プライス、コレッリ、メリルを揃えた有名な『カルメン』。カラヤンとウィーン・フィルによる1963年11月録音の全曲盤は、発売以来このオペラの代表的な録音として高く評価されてきました。
　今回登場するSACDは、カラヤン生誕100年を記念して、その名盤を特別な仕様で再現したというものです。
　特別な仕様とは、ずばり音質とブックレットです。元々のLPが、初出時にはきわめてゴージャスなソリア・シリーズでの発売だったため、そのイメージをCDサイズで少しでも再現するために、紙質にまでこだわったブックレットを2冊用意し、大量の写真・図版とともに興味深い解説が掲載してあります。
　音質についてもかなりの労力が注ぎこまれています。オリジナルの２トラック・アナログ・マスターテープについて、アンソニー・フォンテイン氏が調査研究をおこない、そのテープを元に、アンドレアス・K.マイヤー氏がトランスファーして新たにDSDマスタリングを実施、さらにそれを日本に輸送、CDレイヤーについてはXRCDでもおなじみのJVCの杉本一家氏がマスタリングを行い、SACDレイヤーについてはf-incの藤田厚生氏が最終的な調整をおこなっています。
　結果として、CDレイヤーでもXRCDを髣髴とさせる鮮度の高い音質が確保されており、主役たちの個性的な声の饗宴や、当時のカラヤン＆ウィーン・フィルの豊かな表現力を存分に味わうことが可能となりました。
　SACDレイヤーは、ここではオリジナル通りということで、２チャンネル・ステレオ音声のみですが、当時の優秀録音を完全に移すことのできるハイ・スペックを生かした高音質が素直に楽しめます。
　
・ビゼー：歌劇『カルメン』全曲（ギロー校訂版）
　レオンタイン・プライス（Ｓ：カルメン）
　フランコ・コレッリ（Ｔ：ドン・ホセ）
　ロバート・メリル（Br：エスカミーリョ）
　ミレッラ・フレーニ（Ｓ：ミカエラ）、他
　ウィーン少年合唱団
　合唱指揮：ヘルムート・フロシャウアー
　ウィーン国立歌劇場合唱団
　合唱指揮：ヴィルヘルム・ピッツ
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　ヘルベルト・フォン・カラヤン（指揮）
　録音時期：1963年11月18-27日（ステレオ）
　録音場所：ウィーン、ゾフィエンザール
　プロデューサー：ジョン・カルショウ
　録音エンジニア：ゴードン・パリー、ジェイムズ・ロック
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO