太陽がいっぱい 河出文庫

パトリシア・ハイスミ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309461250
ISBN 10 : 4309461255
フォーマット
出版社
発行年月
1993年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
410p;15

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    400ページ超の長編だが、プロットの展開もトムの心理の動きもきわめてスピーディで、物語の冒頭からエンディングまで巧みに読者を魅き付ける。ただ、トリックそのものは単純すぎるくらいに単純なもの。したがって、本書の妙味は「なりすまし」のアイディアと、後はひとえに読者をいかにトムの心理に同化させるかにかかっていた。サインの筆跡の問題が生じてからピレウス港あたりまでは圧巻。もっとも、アメリカの作家が書いているからか、イタリア警察の捜査能力の評価には大いに疑問。なお、エンディングは映画の方が迫真力には富むだろう。

  • 扉のこちら側 さん

    初読。2015年986冊め。【32/G1000】【第3回G1000必読チャレンジ】親が行かずに友人に息子を探させるという、現代では成り立たないような設定から始まり、成りすまし後も友人や親に連絡を取るというのも危険すぎるだろう。タイトルといい、ヨーロッパ諸国の雰囲気とかトムの心理描写とか、犯罪小説なのに不思議と暗さがないのが魅力。映画は観ていないが結末が違うらしい。シリーズ続編を読むかは未定。

  • レアル さん

    これが主人公トムの望んだ再生だったのか。この再生の為に彼は悲劇を起こすのだが、これはどうやら悲劇の事件を追う物語というよりも、彼の心理ドラマを楽しむ作品のような気がする。でなければ、著者の言葉を借りる訳ではないが、彼は理屈に合わないくらい彼は運が良すぎる。著者はそんな心理描写の描き方が上手い!主人公トムに共感は出来ないが、その行動や心理をヤキモキしながら読んだ。次はこの映画を観よう。

  • セウテス さん

    【ガーディアン1000】再読。最初に読んだ時も、頭の中では映画「太陽がいっぱい」のテーマがながれ、地中海の眩しさと潮の香りでいっぱいになりました。私にとってトム・リプリーは、アラン・ドロン氏のイメージしか在りません。ヨーロッパを舞台に、自由気ままな富豪の息子を殺して本人になりすました貧乏な青年リプリーの、心の声が細やかに描かれています。殺害までの葛藤や、事件を追ってくる警察や友人、彼の家族などとの間の行き詰まる心の動きは、作者の特徴であるスピード在るスリリングな展開で、一度読み出したら止まらなくなります。

  • 星落秋風五丈原 さん

    【ガーディアン必読1000冊】原作は映画と結末や恋愛感情の向かう先が異なる。映画ではトムとディッキーがディッキーの女友達マージを争っていたのに対して、原作ではディッキーを挟んでマージとトムが火花を散らす。ディッキーの服を着てマージの首を絞める真似までする。そして間の悪い事にディッキーにそれを見られてしまい「僕はゲイじゃない」ときっぱり言われてしまう。トムをある行為に走らせたのは、恋愛相手に好意を踏みにじられた事への復讐のように見えた。トムとディッキーの関係に関しては『リプリー』の方がより原作に近い。

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