思考の憑きもの 論より実践のクリティカルシンキング

パオロ・マッツァリーノ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784576212159
ISBN 10 : 457621215X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
追加情報
:
384p;19

内容詳細

あなたの憑きもの、クリティカルシンキングで落とせます。クリティカルシンキングは、正しくぶれるための技術。

目次 : 氷河鬼が来る!の巻/ 哲学小僧はトロッコ問題で現実逃避するの巻/ 敵か味方か、出羽守の巻/ 匿名が諸悪の根源なのですか?の巻/ 議論に勝ちたがるひとの巻/ 妖怪自己責任は、自由には責任が伴うと囁くの巻/ 劇場版名探偵パオロ 万が一の魔術師の巻/ 夫婦別姓反対論は理由なき反抗の巻/ 憑きものとしての政治思想の巻/ 世にも奇妙な「反日」の巻/ リベラル保守と憑きもの保守の巻/ パオロ流クリティカルシンキング論―あとがきに代えて

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • taka さん

    自分の考え方が偏っていたり、矛盾していることを点検するための思考方法。本の例にある批判的思考は言われればなるほどと思ったが、自分では考えられていなかった。言語情報より非言語情報が大事という話も、少し考えれば相当おかしいことに気づく。(非言語情報が9割ならラジオなんて成立しない。)自分自身研修で言われたとき、そうなのかぁと鵜呑みにしてしまっていた。

  • す○○ さん

    クリティカルシンキングという言葉は知らなかったが、自分は普段から文句や愚痴が多いので著者の「不満や文句をガマンして表明しないのは民主主義においては愚行」(P253)は嬉しい一節だった。うちの選挙区に「わたしはブレない」をポスターのコピーにして当選した政治家がいるが、この御仁にクリティカルシンキングは期待できないので次は落選して欲しいと願う。自分自身は憑きものの存在を意識しながら、正しくぶれていきたい。いつか「暴力の人類史」も読んでみたい。

  • Aby さん

    憑きもの(=思い込み,偏見)を落とすためにも,クリティカルシンキングは大切.今,このタイミングで「夫婦別姓反対論は理由なき反抗」「憑きものとしての政治思想」「世にも奇妙な『反日』」「リベラル保守と憑きもの保守」は,タイムリーすぎる.これ,後ろに『宗教団体』……ごにょごにょ……憑きものが!

  • 江津 有倣 さん

    先入観や感情論や常識などが健全な批判的思考を妨害しており、著者はそれらを思考の憑きものとしている。そして、書籍では具体的な例を取り上げながら、その例の背後にいる思考の憑きものの正体を明かしていく。「万が一○○したらどうする!」という論拠で自説を検証もせず押し通す万が一の魔術師の章や「自由には責任が伴う」が真なら「不自由なら無責任でいい」ってことなの?と理詰めしていく章など、丹念な下調べをもとに独自の視点で切り込んでいく。ある人にとっては痛快、ある人とっては耳に痛いだろう本。オススメ度:☆☆

  • らくだ さん

    トロッコ問題は考えるに値しない愚問と言い切る姿勢は痛快です。 「自己責任」や「反日」といった流行りの窮屈なワードがいつから使われるようになったか過去の資料を基にひも解いてます。

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パオロ・マッツァリーノ

日本文化史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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