パオロ・バチガルピ

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第六ポンプ 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ

パオロ・バチガルピ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784153350021
ISBN 10 : 4153350028
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
392p 19cm

内容詳細

化学物質の摂取過剰のため、出生率の低下と痴呆化が進行したニューヨーク。市の下水ポンプ施設の職員である主人公の視点から、あり得べき近未来社会を描いたローカス賞受賞の表題作。石油資源が枯渇し、穀物と筋肉がエネルギー源となっているアメリカを舞台に、『ねじまき少女』と同設定で描くスタージョン記念賞受賞作「カロリーマン」。身体を楽器のフルートのように改変された二人の少女を描く「フルーテッド・ガールズ」ほか、本邦初訳5篇を含む全10篇を収録。ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス受賞の『ねじまき少女』で一躍SF界の寵児となった著者の第一短篇集。

【著者紹介】
パオロ・バチガルピ : 1972年、米国コロラド州生まれ。オバーリン大学で東アジア学を専攻。在学中に中国に渡航し、その後数年間を暮らした。2009年刊行の第一長篇『ねじまき少女』は、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞など、主要SF賞を独占するという快挙を成し遂げた。2010年代のSF界でもっとも活躍が期待される作家の一人である

中原尚哉 : 1964年生、東京都立大学人文学部英米文学科卒。英米文学翻訳家

金子浩 : 1958年生、早稲田大学政治経済学部中退。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    絶望的なディストピアの世界を迫真の筆致で描く傑作短編集。こういう本に出会えるので、SFを読むのをやめられないのだ。どの作品にも共通するのは、確固とした想像力だ。ここに描かれている世界には絶対に住みたくないが、実現しそうな世界が多い。例えば、「砂と灰の人々」では、食料の不足が深刻になり、体を変容させた人々が出てくる。彼らはお腹の中にゾウムシを飼い、砂を食料にして生きているのだ。荒唐無稽に思えるのが、この世界は貧富の差が極端に広がり、餓死する人が出ている現在と地続きだと言ってよい。→

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    『ねじまき少女』は好みに合わなかったけど、この短編集は大当たりでした。記憶媒体に保管されたダライ・ラマの魂というぶっ飛びの奇想で贈るスパイアクション&成長物語な「ポケットのダルマ」は利権に貪ろうとする大人共よりワン・ジュンの一本気が救いでした。「フルーティッド・ガール」はfrites/flutedを掛けているのかな?「パシャ」はグローバル化の少数切り捨て合理主義を描いていて凍りつきます。そして「砂と灰の人々」は『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』みたい。「ポップ隊」と表題作は現実と重なる部分もあって怖い。

  • GaGa さん

    表題作は筒井康隆作品かと思った(笑)シュールな傑作。「ねじまき少女」の前身といえる「カロリーマン」「イエローカードマン」も出来がよく、長編以上の完成度がある。「砂と灰の人々」はSFとしての完成度が高い一編。「ポップ隊」はありふれた人口増加テーマにこのような切り口がまだあったのかと驚かされた。個人的に好きな作品は「やわらかく」ギャビィーみたいな人いるわな(苦笑)

  • 亮人 さん

    『ねじまき少女』も上巻だけ読んで放置してるんだが、新☆銀背が文庫落ちすると聞いてこっちを慌てふためいて読了。SFMのインタビュウでも「読者に嫌われてでもディストピアを書き続けて人類社会に警鐘を鳴らす」って言ってたが、その言のとおりの未来世界。息が詰まるディストピア世界の描写は濃密。でも世界を書くだけで、ストーリイがないのが不満。絶望的未来で進退窮まる状況をどうにかするアイデアを考えるのがSFでしょ。熱はすごいのに、そのへんの個人的SF観の違いがフィットしなくて残念だった。

  • 日向とわ さん

    「ねじまき少女」も好きだけど、こっちの方が面白い!退廃感が匂うほどに迫ります。後ろにいけばいくほどにディストピアな世界が展開されてます。表題作「第六ポンプ」はかろうじて機能している遺跡ともいえる機械(ポンプ)を痴呆化していく世界で維持している話。化学添加物の作る世界の終末を描いてます。自分の好きなのは一番最初の「ポケットの中の法」生物の様に成長していくビル街で殺された男のそばで預かったメモリー、それは驚くものだった。どれも暗い話だけど、自分は好きです。環境SF作家、バチカルピを再認識しました!面白いです

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パオロ・バチガルピ

1972年、米国コロラド州生まれ。オバーリン大学で東アジア学を専攻。在学中に中国に渡航し、その後数年間を暮らした。2009年に刊行された第一長篇『ねじまき少女』は、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞など、主要SF賞を独占するという快挙を成し挙げた

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