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死体と話す Ny死体捜査官が見た5000の死

バーバラ・ブッチャー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309231617
ISBN 10 : 4309231616
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

シリアルキラー、孤独死、自殺、そして9・11―アルコール依存症を乗り越えたひとりの女性が最前線で死体と向き合い続けた23年を描く、衝撃のノンフィクション。各紙誌絶賛、2023年Amazonベストブック選出。Netflix「殺人事件ファイルニューヨーク」原案。

目次 : 1章 縊死した男の怒り/ 2章 復活/ 3章 遺体の転がし方/ 4章 シリアルキラー/ 5章 ホワイトハウス・ホテル/ 6章 家で試してはいけないこと/ 7章 タイミングがすべて/ 8章 童顔の殺戮者/ 9章 ニューヨークの裏の顔/ 10章 多様な人生/ 11章 殺す者と殺される者/ 12章 誕生日の出来事/ 13章 殺人―他人に殺されるということ/ 14章 自殺―自分を殺すということ/ 15章 同時多発テロ事件/ 16章 何としてでも/ 17章 それが権力争いというものだ/ 18章 どん底、そして浮上

【著者紹介】
バーバラ・ブッチャー : 10代の頃からアルコール依存症に苦しみ、その治療中の復職プログラムにおいて、死体調査官という仕事に出会う。1992年、ニューヨーク市検視局に入局。以後23年にわたって勤務し、同局の法科学研修プログラムの主任および管理者などを務めた。そこでは5000人以上の死因を調査し、うち680人が殺人だった。また、9・11(2001年)、スマトラ島沖地震(2004年)、ロンドン同時爆破事件(2005年)、アメリカン航空587便墜落事故(2001年)などの災害も担当した。現在は、ポッドキャストへの出演、死亡事故管理に関する講演など活動の幅を拡げている。ニューヨーク市ブルックリン在住

福井久美子 : 翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 泰然

    人間は負けるように出来てない。アルコール依存症の青春を乗り越えてニューヨーク市検死局の法医学調査官として最前線で死体と向き合い続けて見たもの。冷酷な殺人者の実像、孤独死、地下道の貧困生活者、麻薬犯罪、自殺者、同時多発テロなどの回顧録を通して人間の生と死の事実、科学的思考、困難とユーモアの脆くも美しく力強いことに魅了される。人は最後には自分の思いのために生きれば、良い。自分は何と恵まれてると思うには、著者のような無力さの受容を前提にした挑戦とプロ精神と復元力が鍵なのだろう。人間論と法医学調査の新古典の薫り。

  • こばまり

    まるでSパレツキーやSグラフトンの主人公のよう。なんとドラマチックでハードボイルドな人生かとわくわくしていたら、文中にPコーンウェル御大の名が。単なるバーンアウトで終わらないのも映画みたいでかっこいい。まさに主役を生きている感じがする。

  • Shun

    ニューヨーク市検視局で長年勤務した著者の記録。職業柄、作家パトリシア・コーンウェルらと知己を得ることもあり、小説には著者の知見が活かされているという。内容が内容だけに凄惨極まった描写に身構えてもいましたが、ミステリ小説を愛読している読者なら問題ないだろうと思われます。亡くなった人たちの最期に何が起きたのか、状況と証拠から謎を解き明かすことが大好きで天職だと語り、魂を失った対象への敬意が伝わってくる。そして過酷な仕事現場でユーモアを交えるのは不安や恐怖に対抗するためという心境は当事者にしか分からないだろう。

  • くさてる

    23年にわたりニューヨークで死体調査官として働いた女性によるノンフィクション。アルコール依存症から立ち直り、職務に邁進したもののストレスから鬱状態になり、911が起きたあと、職場の権力闘争に敗れ……とフィクションのような面白さと迫力だった。死体調査官ならではの知識で語られる仕事内容のシビアさと、そこから逃れるためのユーモアのバランス、さらには犯罪で傷つけられた人々への想いなど、読み応えあります。おすすめ。

  • Shimaneko

    法医学者でも監察医でもない「死体調査官」の回顧録。警察の検視官や鑑識とも異なるらしいが、日々の仕事がダイレクトにPTSDと直結してそうだし、長く続ければ続けるほど、いずれメンタルが深く蝕まれていくだろうことは素人でも想像に難くない。「壮絶な半生」と簡単に括ってしまうことすら憚られるけれど、回りまわって自分はラッキーだったと述懐できるところまで辿り着けた著者の生命力に感嘆。いや、でもしんどい1冊だった。

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