プロコフィエフの音楽、ダンサー、ダンス振り付け、舞台演出・ すべて超一流！ これぞロシアン・バレーの最高峰である。 それにヒロインの美しいこと。惚れ惚れとして見とれてしまった。

本シリーズでは当盤のみサラウンド化されているが、どの音声フォーマットも全編にわたり電気的ノイズが混入しており、国内盤等を購入したほうが無難だと思う。

　このDVDは、私にとって、とても大切な宝物である。　それは、この公演の指揮者が、公演翌年の2002年に亡くなってしまった、ﾛｼｱの誇る偉大な巨匠・ｽｳﾞｪﾄﾗｰﾉﾌだからである。 　80年代に彼が残した、定評ある同曲録音と比べると、ﾃﾝﾎﾟが若干遅くなり、ﾄﾞﾗﾏ性がさらに増しているのがよく分かる。　第2幕冒頭･情景の音楽は、巨匠の思い入れが特に強く感じられ、涙なしには聴けないほどだ･･･　 　彼は、同じﾛｼｱ人として、生涯ﾁｬｲｺﾌｽｷｰの音楽を愛し続けていた。そんな彼の最晩年の演奏が、DVDとして残っていることに感謝したい。 　

　映像面から言ってもこのDVDは傑出している。　特にｸﾗﾗ役のｱﾘｰﾅ･ｺｼﾞｮｶﾙは、その小柄で愛らしい容姿が物語にとてもよく合っており好ましい。　 　舞台全体の雰囲気とﾀﾞﾝｻｰの質も共に優れており、『くるみ割り人形』の映像作品として一番にお勧めできる作品だ。 　勿論、ｽｳﾞｪﾄﾗｰﾉﾌのﾌｧﾝは必見であろう。

プリセツカヤの全盛期の記録。彼女の腕の液体のような動きは素晴らしい。 また白鳥と黒鳥の性格の対比など真に模範的です。 純粋に作品を鑑賞したい人にはあまり向きません。ロシア語のアナウンスのみで字幕が無い。時間に収める為編集が目に付き、音楽にカットが多い。音声にも不自然なエコーが掛かっている。 しかしこのソフトを購入する人は偉大なプリマの技巧と芸術性の真髄を見るのが目的でしょう。私もそうでしたから一応満足できました。 バックのダンサー達を含めよそ行きでない普段のボリショイバレーの公演そのままと思われます。

浴室、台所、テレビ、掃除機など、日常生活の様々な場所を舞台にした作品。そこで、描かれているのは、人間の孤独？夫婦の葛藤？観るたびに、また、それぞれの人により、いろいろな感じ方、解釈がでてくると思う。エトワールが７人も出演して、この難しい肉体表現を、美しく、躍動的に表現している。やはり、パリオペラ座はすごい。

why not the whole ballet it was recorded complete !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

配役の動きに固いところが見られるものの、コールド・バレエ（群舞）の揃い方は見事。難しいことは考えず夏の夜長を楽しみたくなる。舞台の色彩が鮮やか。

小さいお子様向けですが、正統なバレエの動きに基づいて振り付けられています。準備運動から始まり四人の妖精、リラの精、悪の妖精カラボスの振り付けを練習します。おゆうぎとは違う動きがまた魅力的。

修正 振付の種類 正……三人の妖精、 誤……四人の妖精