コロナ禍の制限の中で生まれた新時代のバレエ
ハンブルク・バレエ団『ゴースト・ライト』
ジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団による新作『ゴースト・ライト』。この作品は、コロナ禍における新時代のバレエとしてジョン・ノイマイヤーが新たに制作。残念ながら中止となりましたが2021年3月の来日公演の演目として予定されていました。
この作品は、欧州での最初のロックダウンの後活動が再開された際に、ジョン・ノイマイヤーは厳しい感染対策を行った上で、所属ダンサー全員のためにこの新作を制作しました。コロナ禍における「ソーシャルディスタンス」を表現し、ダンサーを少人数に分け、その断片を組わせて作り上げられています。パンデミックを経験した恐怖、そして変化する人間関係、記憶と感情を反映しています。
タイトルの『ゴースト・ライト』とは、公演が終わったときに舞台を照らすひとつのランプのこと。現在世界中の劇場が、この「ゴースト・ライト」に照らされた何も行われていない舞台のまま、次の公演を待っている状況であることを表しています。
今回の収録では、フランスのピアニスト、ダヴィッド・フレイが演奏するシューベルトが音楽として使われており、ダンサーたちにインスピレーションを与えています。(輸入元情報)
【収録情報】
● バレエ『ゴースト・ライト』
振付・舞台美術・照明・衣装:ジョン・ノイマイヤー
音楽:シューベルト(楽興の時 D.780、アレグレット D.915、即興曲 D.899、『幻想』ソナタ D.894)
出演:
シルヴィア・アッツォーニ
エレーヌ・ブシェ
アンナ・ラウデール
菅井円加
ヤコポ・ベルーシ
クリストファー・エヴァンズ
エドウィン・レヴァツォフ
アレクサンドル・リアブコ 、他
ハンブルク・バレエ団
収録時期:2020年10月8-10日
収録場所:バーデン=バーデン、祝祭劇場(ライヴ)
収録時間:105分
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ
NTSC
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