ルグリ率いるウィーン国立バレエによる古典バレエの名作『くるみ割り人形』
ルグリの師匠ヌレエフ版での上演、ソリストとして日本人夫婦も登場!
マニュエル・ルグリが芸術監督を務めるウィーン国立歌劇場バレエ団の、チャイコフスキーの三大バレエの名作『くるみ割り人形』。振付は、20世紀を代表するダンサーであり振付師であるルドルフ・ヌレエフによる1985年パリ版。ヌレエフはパリ・オペラ座芸術監督に就任した際に、シルヴィ・ギエムやマニュエル・ルグリなどを見出した伝説的舞踏家です。
クララ役には、2011年にプリンシパルに昇格した華麗なテクニックの持ち主リュドミラ・コノヴァロワ。そしてヌレエフ版の特徴はドロッセルマイヤーと王子が2役となっていること。その不気味な魔術的人物ドロッセルマイヤーと凛々しい王子の2役を見事に演じているのは、長身で長い手脚に恵まれたダンサー、ウラジーミル・シショフです。ヌレエフは、このバレエを、クララが少女から大人の女性への成長物語としており、王子とクララによって踊られる3つのパ・ド・ドゥでそれを表現しています。
さらに、あし笛の踊りを踊るのが、夫婦でソリストに昇格した橋本清香と木本全優(まさゆう)。橋本清香は、この『くるみ割り人形』のクララ役を演じて芸術監督のルグリに認められソリストの座を得ています。またウィーン国立歌劇場オペラ学校の子供たちも舞台に登場するなど、和やかなクリスマスの雰囲気も感じさせる映像となっています。(キングインターナショナル)
【収録情報】
● バレエ『くるみ割り人形』
音楽:チャイコフスキー
芸術監督:マニュエル・ルグリ
振付&演出:ルドルフ・ヌレエフ
出演:
クララ:リュドミラ・コノヴァロワ
ドロッセルマイヤー/王子:ウラジーミル・シショフ
ルイザ&フリッツ/スペインの踊り:エミリア・バラノヴィッチ、ダヴィデ・ダト
両親/ロシアの踊り:フランツィスカ・ヴァルナー=ホリネク、ガボール・オベレッガー
祖父母/アラビアの踊り:エヴァ・ポラチェク、クリストフ・ヴェンツェル
ねずみの王様:アッティラ・バコ、マルティン・ヴィンター
小さなくるみ割り人形:トレヴァー・ヘイデン
2人の雪の精:アリョーナ・クロチコワ、プリスカ・ツァイゼル
アラビアの踊り:ケテヴァン・パパヴァ、エノ・ペシ、エヴァ・ポラチェク
中国の踊り:マルチン・デンプチュ、アンドラーシュ・ルカーチ、リチャード・サボー
あし笛の踊り:イオアナ・アヴラム、橋本清香、木本全優
ウィーン国立歌劇場オペラ学校の子供たち
ウィーン国立歌劇場バレエ団
美術&衣装:ニコラス・ゲオルギアディス
照明:ジャック・ジョヴァンナジェッリ
舞台:アレス・フランシロン、マニュエル・ルグリ
児童指導:ナタリー・オーバン
演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン国立歌劇場ステージ・オーケストラ
指揮:ポール・コネリー
収録時期:2012年10月7日
収録場所:ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
収録監督:ミヒャエル・ベイヤー
収録時間:102分
画面:カラー、16:9、Full HD
音声:DTS-HD MA 5.1、PCMステレオ
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