CD 輸入盤

Johannes-passion: Bruggen / 18th Century O Meel Sigmundsson Stumphius

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MOCCD13550
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

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ヨハネ受難曲は、J.S.Bachの大曲の中で、あ...

投稿日:2011/02/16 (水)

ヨハネ受難曲は、J.S.Bachの大曲の中で、ある意味最も難しい作品ではないでしょうか。その原因は一にも二にも、同じ受難曲であるマタイと、曲のジャンルが違うとさえ言える程に性格が異なるからで、マタイ受難曲と同じ感覚で演奏し鑑賞しては真価が判らない。4福音書の中で際立って独特な「ヨハネ福音書」は、出だしも違えば書かれてる内容も大きく違い、受難のシーンにしても、時にどうでもよいと思われる程に事件の細部、人物の発言の細部に拘り、他の福音書にない場面も現れる。真にその場(受難の場)に居合わせた者だけが知る真実を後世に伝えようとする、聖ヨハネの意図がまざまざと感じられるのですが、Bachの作曲もこの意図を最大限に伝えるために行われる。つまりこの曲においては(マタイと異なり)、福音史家の言葉以上に重要な部分はなく、アリアも合唱もコラールも、福音史家が語る事実を補完するためにのみ存在する。ブリュッヘンの演奏はまさにこの点において、過去の巨匠の演奏(Richter,Corboz,Eochum等)を含めた、これまでのヨハネ受難曲録音の中で最も優れたもので、おそらくブリュッヘン自身のBach録音中での現在までの最高作ではないでしょうか。決して表層的効果や感情的表現に傾くことなく、ヨハネ福音書の言葉を精確に判りやすく聴衆に伝えることのみに集中しており、そのためにのみ最高の演奏技術が使われる。どこをとっても過剰な表現は皆無、音楽的に限りなく整然とし、一見クールであっさりしているように見えても、声・フレーズの一つ一つは、その内部に尋常でない緊張を孕んでおり、研ぎ澄まされた白刃を思わせるような迫力が感じられる。Heinrich Schutzが頂点まで推し進めた、声のみによる白亜の塔のような受難曲の精神がこのBachのヨハネにも生きていることを、ヨハネ受難曲がマタイと全く異なるルネサンス・バロック以来の受難曲のもう一つの究極であることを、これほどに実感させてくれる演奏はありません。ヨハネ受難曲を知る上で必聴の名盤と思います。まもなく現れるブリュッヘンの、20年ぶりの再録音が限りなく楽しみですね。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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