CD 輸入盤

音楽の捧げもの シンディ・カスティーヨ(オルガン)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RIC472
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


大バッハ自身が得意としたオルガンの新銘器で、名手が『音楽の捧げもの』を読み解く

古楽から現代音楽まで広範な分野に対応できる優れたオルガニストが少なくないベルギーで、今最も期待されている名手のひとりシンディ・カスティーヨが、現代屈指の重要工房によるドイツ・バロック式オルガンでバッハ晩年の重要作『音楽の捧げもの』の小宇宙を読み解く意欲的企画。
 次男カール・フィリップ・エマヌエルの職場となったフリードリヒ大王の宮廷を訪問した晩年の即興演奏をもとにバッハが編み上げたこの作品は、収録曲の大半が楽器指定がないポリフォニー楽曲で占められていますが、全曲録音時には大王が得意としたフルートをはじめ、ヴァイオリンや通奏低音楽器などを用いたアンサンブルで臨む場合がほとんど。リフシッツ(ORFEO)やバーラミ(DECCA)などピアニスト一人による全曲録音が折に触れ登場する一方、作曲家自身が得意としていたオルガン独奏での演奏は近年めったに現れません。
 カスティーヨが弾いているのは2023年に落成したばかりのナミュールの教会の楽器で、世界的奏者たちからの信望も厚いドミニク・トマ工房がバロック後期のドイツ中部と北部の特徴を踏まえ建造。各音色が明瞭に際立ちながら整ったハーモニーで溶け合う音響はきわめて美しいだけでなく、バッハ自身の脳裏にこう響いていたのではと思わせる説得力にも満ちています。カスティーヨのタッチの確かさと音色選択の妙も見事で、多声の綾を残響でぼかすことなく、その複雑さを心ゆくまで味わわせてくれます。(輸入元情報)

【収録情報】
● J.S.バッハ:音楽の捧げもの BWV.1079 全曲
〜オルガン独奏による演奏

 01. 3声のリチェルカーレ
 02. 上方5度のフーガ・カノニカ
 03. 王の主題による無窮カノン
 04. トリオ・ソナタ:I. Largo
 05. 2声のカノン1:蟹のカノン(逆行カノン)
 06. 2声のカノン2:2つのヴァイオリンによる同度カノン
 07. 2声のカノン3:反行カノン
 08. トリオ・ソナタ:II. Allegro
 09. 2声のカノン4:拡大を伴う反行カノン
 10. 2声のカノン5:螺旋カノン
 11. トリオ・ソナタ:III. Andante
 12. 2声の謎カノン『求めれば見いだされん』a
 13. 2声の謎カノン『求めれば見いだされん』b
 14. トリオ・ソナタ:IV. Allegro
 15. 無窮カノン
 16. 4声のカノン
 17. 6声のリチェルカーレ

 シンディ・カスティーヨ(オルガン)
 使用楽器: ドミニク・トマ工房2023年建造、ザクセン&チューリンゲン・バロック式

 録音時期:2024年4月
 録音場所:ベルギー中南部ナミュール州ナミュール、サン=ルー教会
 録音方式:ステレオ(デジタル)


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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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