CD 輸入盤

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 ヨハンナ・マルツィ(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SBT21467
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集
ヨハンナ・マルツィ


ハンガリーの偉大な女流ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)は、6歳からヴァイオリンを習い始め、若干10歳でブダペストの名門フランツ・リスト音楽院に入学し、名教師イェネー・フバイ(入学前から師事)のクラスに入学を許可された神童でした。その後、フバイ・スクール最後の秘蔵っ子として研鑽を重ねた彼女は13歳でデビューを果たしますが、第2次世界大戦勃発で活動を一旦中断。戦後の1947年に23歳でジュネーヴ国際音楽コンクールで入賞すると、その後はスイスに居を定め、1953年にイギリス、1957年にアメリカで相次いでデビューを果たします。1960年代からはイシュトヴァーン・ハイデュとのデュオ活動を活発に行ったことも有名ですが、その女性的で親しみやすく清潔感にあふれた演奏は多くの人々に愛され、ジネット・ヌヴーやジョコンダ・デ・ヴィートと並ぶ女流ヴァイオリニストの最高峰の一角に今なお君臨しています。当盤に収録されているのは、マルツィの十八番の一つとして名高いJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全6曲。節度と様式を重んじる古典主義者だった彼女の音楽性が顕著にあらわれた黄金の中庸と言うべき超名演で、ヨーゼフ・シゲティやエミール・テルマニーといったハンガリーのロマンティックな音楽伝統を正統に受け継いでいます。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲
・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番BWV.1001
・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番BWV.1002
・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番BWV.1003
・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV.1004
・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番BWV.1005
・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番BWV.1006

 ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)

 録音時期:1954年5月〜1955年5月
 録音方式:モノラル(セッション)

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
6
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
(Grand Slam GS2193)平林復刻にも結果に...

投稿日:2021/03/17 (水)

(Grand Slam GS2193)平林復刻にも結果にはバラつきがあるが、これは大成功。ヴァイオリンの音をよく捉えてある。これでこそ名演と呼ぶに値する。

一蘆 さん | GERMANY | 不明

2
★
★
★
★
★
マルツィのバッハを6枚組アナログ盤で復刻...

投稿日:2019/08/06 (火)

マルツィのバッハを6枚組アナログ盤で復刻しようという平林氏の大胆なチャレンジには、快哉を叫びたくなります。グランドスラムのCDは、非常に素晴らしい音質を誇っており、これをアナログで復刻すればいったいどんな音がスピーカーから飛び出るんだろう、と思っていたからです。この録音のアナログ盤は、近年、COUP D’ARCHET盤(独Pallas社プレスの180g)、MYTHOS盤(英COLUMBIA盤から復刻200g)、英国の復刻技師デイビット・シェパード氏の復刻盤(英COLUMBIA盤からの完全復刻という触れ込みで日本円で約14万円!)、韓国ワーナー盤(2011年リマスター180g)といったものが登場しましたが、手を出さずに待った甲斐があったというもの。今回は、マルツィのアナログ盤ですが、もう1回このような稀有な機会があるならば、是非、フルトヴェングラーのアナログ盤をお願いしたいです。

ドンナー さん | 神奈川県 | 不明

5
★
★
★
★
☆
この演奏は、Grand Slam盤で初めて聴きまし...

投稿日:2019/01/15 (火)

この演奏は、Grand Slam盤で初めて聴きましたが、クリアーでニュアンスも細かく伝わる、いい録音だと思いました。他の盤と比較してどうかは分かりませんが、十分なクオリティではないでしょうか。ブックレットに収められた往年の解説には、この演奏は繊細だが雄渾さが無いと記載されていましたが、私には十分繊細で力強い演奏に思えます。

ライネケ さん | 京都府 | 不明

5

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

プロフィール詳細へ

バッハ(1685-1750)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品