CD

世俗カンタータ集 レオンハルト&カフェ・ツィマーマン

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALPHA118
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

指揮活動復帰!
グスタフ・レオンハルト&カフェ・ツィマーマン (古楽器使用)、他
バッハ:世俗カンタータ BWV.30a、207

現代古楽界最大の巨匠、実に2年ぶりの新譜はなんとカフェ・ツィマーマンとの共演!
ひさびさの指揮活動復帰は、まさに吹っ切れたような痛快さ。いとも豪奢なバッハここに。
歌手陣も充実、合唱はなんとヴェルサイユ・バロック音楽センターの超・名門!

「カフェ・ツィマーマンのバッハ」といえば、Alpha初期からの売れ筋定盤ではありますが、2005年に協奏曲集第3弾が出たあと、2006年の新譜はC.P.E.バッハ、その後がありませんでした。と思っていたら、いきなり金管やティンパニに合唱まで加えて、バッハで望む限りほぼ最大編成な世俗カンタータを突如リリースしてまいりました!
 プログラムは、いきなり「ブランデンブルク協奏曲第1番」の第3楽章の合唱&金管打楽器付き編曲版で始まるBWV207、貴族への表敬のため教会カンタータから転用された、古楽器木管の重なり合いが美しいBWV30a、と大作2曲。なんたる充実ぶりでしょう!
 しかもこれ、一部ではすでに話題になっていたとおり「巨匠レオンハルトの指揮者復帰アルバム」でもあるのです。ちょっと前まで「プロとしては指揮はしない」というような発言もあったのに、なんと嬉しいことでしょう。しかも「今をときめく」カフェ・ツィマーマンと、フランスきっての名門ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団を指揮するなんて、まさに夢の共演。Alphaというレーベルなくしては体現しえなかった顔合わせと言えるでしょう。巨匠は音楽家たちを締め上げることなく、自発性ゆたかに歌わせ弾かせているのですが、その結果できあがる音楽はきわめて豊穣、かつ「確かに『レオンハルト指揮』だ」という、過去のアルバムとのある種の一貫性がしっかと息づいております。カクカクと語りほぐしながら、一音一音に滋味のあふれるあの感じ・・・。見れば独唱もロビン・ブレイズにマルクス・シェファーをはじめ、まさに豪奢もいいところ。豊穣なバッハ世界をじっくり味わえる超・注目盤の登場です!(マーキュリー)

J.S.バッハ:
・世俗カンタータ BWV.30a『牧場に踊れ、愛しきヴィーデラウ』
・世俗カンタータ BWV.207『鳴り交わし争う弦もひとつに相和し』
 モニカ・フリマー(ソプラノ)
 ロビン・ブレイズ(カウンターテノール)
 マルクス・シェーファー(テノール)
 ステファン・マクレオー(バス)
 ヴェルサイユ・バロック音楽センター青少年合唱団
 合唱指揮:オリヴィエ・シュネーベリ
 カフェ・ツィマーマン(古楽器使用)
 グスタフ・レオンハルト(指揮)

収録曲   

Johann Sebastian Bach: Angenehmes Wiederau, BWV 30a

  • 01. Coro 4'36
  • 02. Recitativo 0'56
  • 03. Aria (basse) 4'27
  • 04. Recitativo 0'38
  • 05. Aria (alto) 5'13
  • 06. Recitativo 0'40
  • 07. Aria (basse) 6'38
  • 08. Recitativo 0'56
  • 09. Aria (soprano) 4'18
  • 10. Recitativo 0'49
  • 11. Aria (ténor) 2'53
  • 12. Recitativo 1'05
  • 13. Coro 4'58

Vereinigte Zwietracht, BWV 207

  • 14. Coro 5'05
  • 15. Recitativo 1'54
  • 16. Aria (ténor) 4'19
  • 17. Recitativo 2'00
  • 18. Aria Duetto 4'53
  • 19. Ritornello 1'45
  • 20. Recitativo 1'35
  • 21. Aria (alto) 5'31
  • 22. Recitativo 3'05
  • 23. Coro 4'18

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
初めて聴いた時はギョッとしました。BWV.30a...

投稿日:2011/05/25 (水)

初めて聴いた時はギョッとしました。BWV.30a出だしの合唱のテンポがあまりに遅く、コープマンでは3分36秒、リリングでは3分30秒、レオルハルトは…4分36秒。まるでリヒター時代のテンポです。ですが、ハキハキと快活に進める演奏より、何故だか祝祭の雰囲気が伝わり、この二つのカンタータには合っていると思えました。BWV.30aはライプツィヒの小村ヴィーデラウ新領主への表敬、BWV.207はライプツィヒ大学へ就任した教授への就任祝いのためのもの。豪奢であっても、どこか素朴なところが魅力と言えるかも知れませんね。その点から考えると、このレオンハルトの演奏は原点を考慮したものと言えるかも知れません。

コバピー さん | 新潟県 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

プロフィール詳細へ

バッハ(1685-1750)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品