CD 輸入盤

ヨハネ受難曲 フィリップ・ヘレヴェッヘ&コレギウム・ヴォカーレ(2018)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LPH031
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ヘレヴェッヘの究極形としての『ヨハネ』
バッハの時代の作法が紡ぎ出す迫真の受難物語


フィリップ・ヘレヴェッヘの自主レーベルから『ヨハネ受難曲』が完全新録音で登場します。齢70を記念してのインタビュー本「フィリップ・ヘレヴェッヘとの対話」で「これからの時間は自分にとって本当に必要と思える作品の演奏に使いたい」と語ったヘレヴェッヘが、自らのレーベルで世に問うバッハの新録音は、一つ一つに大きな意義があるところ。そして事実、この『ヨハネ』新録音は同作究極の解釈と呼びうる気合い充分な内容に仕上がっているのです。
 さまざまな異版が残り、作曲家自身による決定稿と呼びうるものがないバッハの『ヨハネ受難曲』。ヘレヴェッヘは「harmonia mundi france」で既に1987年と2001年にこの作品を録音、とくに後者はマーク・パドモアを福音史家に起用し、『マタイ受難曲』第1部終曲が冒頭にあしらわれている異例の1725年第2稿を採用したことで大きな話題となりました。
 今回は最初の録音と同じ版を基調にしているようですが、冒頭曲はむしろ1987年盤よりもアップテンポで始まる、時に熱に浮かされたような迫真の音作り。演奏者同士の堅い信頼感から生まれるコレギウム・ヴォカーレ・ヘントならではの一体感とあいまって、えも言われぬエキサイティングな受難物語が展開してゆきます。福音史家は、近年ヘレヴェッヘの名演に続々参加しているマクシミリアン・シュミット。末永く聴き深められそうな『ヨハネ』の新名盤、お見逃しなく!(輸入元情報)

【収録情報】
● J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245


 マクシミリアン・シュミット(テノール/福音史家)
 クレシミル・ストラジャナツ(バス/イエス)
 ドロテー・ミールズ(ソプラノ/アリア)
 ダミアン・ギヨン(カウンターテナー/アリア)
 ロビン・トリッチュラー(テノール/アリア)
 ペーター・コーイ(バス/総督ピラト/アリア)
 フィリップ・カーヴェン(バス/使徒ペトロ)
 シュテ―ファン・ゲーラー(テノール/大祭司の邸宅の男)
 マグダレーナ・ポトコシチェルナ(ソプラノ/召使いの女)
 コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱・合奏/古楽器使用)
 クリスティーネ・ブッシュ(コンサートミストレス)
 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

 録音時期:2018年3月20-23日
 録音場所:ベルギー、アントウェルペン、ドゥ・シングル
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
限りなく美しいです。一気に聴き通しました...

投稿日:2021/02/28 (日)

限りなく美しいです。一気に聴き通しました。そして最後の2曲になると、「限りなく透明で崇高な心地に包まれました。ジギスヴァルト・クイケンが愛聴盤でしたが、ここに一つ加わりました。

maruno さん | 兵庫県 | 不明

0
★
★
★
★
☆
先ず、思うことは「やっとヘレヴェッヘの’...

投稿日:2020/03/18 (水)

先ず、思うことは「やっとヘレヴェッヘの’第1曲Herr, unser Herrscher’が聴けた」でした。 ヘレヴェッヘの勢いが感じられた2001年ごろ、彼の2回目のヨハネ受難曲は第2稿でした。そういう録音がこの世に誕生してもよい。が、1999年のマタイ受難曲と同じクオリティで’Herr, unser Herrscher’を聴きたかったのにと思われた方は多かったでしょう。 1回目の録音の1980年代はヘレヴェッヘ&コレギウムヴォカーレの成長期であり現代の目で見ると物足りなさは感じる。 今回の3回目の録音は滋味深く心地よいものでした。 虚飾を排したこの曲の本質に迫る感じは、70歳という年齢に達した者でしかたどり着けないのかもしれない。 と、ここまでは褒めたが、私の本音も少々。 高齢に達した指揮者の解釈はシンプルで控えめになることは多々あるが、 なんの芸術の世界でもそうですが、やはり年齢とともに才能は目減りしていく。 ヨハネ受難曲といえば1998年の鈴木雅明の完成度の高さには心底驚いたし、2013年のジョン・バットの解釈には若い者の情熱と勢いを感じました。 今回のヘレヴェッヘのヨハネにはそういうときめきは感じられなかった。 もちろんコレギウムヴォカーレは非常にうまい。しかし音楽の頂点の世界ではオケ・声楽のうまさは最低限のハードルなのでは?そこからさらに高いハードルが求められると思うのです。

なて さん | 東京都 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

プロフィール詳細へ

バッハ(1685-1750)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品