CD 輸入盤

マタイ受難曲 ミュンヒンガー&シュトゥットガルト室内管、ピアーズ、プライ、アメリング、ヴンダーリヒ、他(3CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4805015
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Australia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

穏やかで優美な音楽創りの真骨頂

1960年代後半〜70年代初めのバロック音楽復興期に大活躍した巨匠ミュンヒンガー。ヴィヴァルディ『四季』の録音がベストセラーになり、『パッヘルベルのカノン』を有名にしたなど様々な功績がありますが、何と言っても彼の本質はバッハの演奏にありました。カール・リヒターの厳格な演奏とは違い、穏やかで優しいバッハは今でも多くの人に愛されています。ピアーズ、ヴンダーリヒ、プライ、アメリングら錚々たる名歌手たちの澄み切った歌声も大きな魅力です。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
・J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244

 ピーター・ピアーズ(テノール:福音史家)
 ヘルマン・プライ(イエス)
 エリー・アメリング(ソプラノ)
 マルガ・ヘフゲン(アルト)
 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
 トム・クラウセ(バリトン)
 ハインツ・ブランケンブルク(バス)
 アウグスト・メスターラー(バス)
 シュトゥットガルト少年聖歌隊
 シュトゥットガルト室内管弦楽団
 カール・ミュンヒンガー(指揮)

 録音時期:1964年7月
 録音場所:ルートヴィヒスブルク城
 録音方式:ステレオ(セッション)

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
マタイだからといって全く構えるところのな...

投稿日:2021/02/27 (土)

マタイだからといって全く構えるところのない演奏で気楽と言っては語弊があるが、敷居が低く馴染みやすいと思いました。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

0
★
★
★
★
☆
ミュンヒンガー(本盤演奏録音時推定49歳)の...

投稿日:2010/04/29 (木)

ミュンヒンガー(本盤演奏録音時推定49歳)のバッハ・マタイ受難曲は1964年に録音(演奏時間約197分)されたもの。どうしてもクレンペラー盤(1961年収録、約225分)やリヒター盤(1958年収録、約197分)と我々の世代は比較してしまいますがお互いスタンスが異なるのですからその違いは止むを得ない事だし私たちは夫々を聴く時間があるだけ幸せなのでしょう。クレンペラー盤のような懐の奥深い雄大さとかリヒター盤に聴く緊張感の厳しさといったものとは異なり比較的暖かさが伝わる・・・そうですね、情緒的にはホッとさせる演奏かと思います。この頃のミュンヒンガーはもうかつてのガチガチのスタイルから変化をしつつある経過的な時期だけに多分ミュンヒンガーも演奏録音当時当然先の二大名演を知っており、さりとて特別に奇異な事が出来る性格でもないので彼が本来持っているものを充分ひきだした結果のものでしょう。歌手陣も語り手のピアーズが時としては上ずり気味に聞こえるのは彼らしく、プライ、アメリング、ヘフゲン、クラウゼそして2年後事故で亡くなるヴァンダーリッヒと一同やヽ明るめなのが良いと思います。合唱は少年聖歌隊を前面に出したものなのでバラツキは仕方ないとして好みは分れる処ですね。一時はバッハ四大宗教曲演奏盤のトップクラスにも名を連ねたミュンヒンガーの長く今後も評価高いものとして残るべきものと私は思います。サンプリングでタイム的な処に触れましょう。リヒター盤との比較タイムで行きましょう(曲番はミュンヒンガー盤によるもの)・・・。第1曲合唱「来なさい、娘たち、ともに嘆きましょう」ミュンヒンガー9’42(リヒター1958年9’50)・・・以下同要領表示、第10曲アルト「懺悔と悔恨の情が」4’35(5’50)、第26曲テノール・合唱「イエスのもとで目覚めていよう、さすれば私たちの罪は眠りにつく」5’38(5’23)、第47曲アルト「憐れんで下さい、神よ」7’29(7’45)、第58曲ソプラノ「愛の御心から救い主は死のうとされます」4’39(4’29)、第61曲アルト「この頬の涙が何の助けにもならぬなら」6’47(8’02)、第66曲バス「来るのだ、甘い十字架よ」5’28(6’26)、第75曲バス「私の心よ、おのれを浄めよ」7’15(7’08)、第77曲独唱・合唱「今や主は憩いへとお着きになった、イエスよおやすみなさい」2’30(2’30)、第78曲合唱「私たちは涙を流しながらひざまづき7’30(6’24)・・・・・・・・・・・・といった具合です。自分の好みとしてはやはり幾分かこれらのサンプリング曲でもその情的な演奏局面からすればゆったりしたこれら旧来の演奏にほっとする時がしばしばあることが本音ではあります。大曲故最近のトレンディな演奏も含めて長くじっくりいろんな演奏に接することをお奨めします。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

5
★
★
★
★
★
少年合唱団採用のマタイ受難曲の中ではナン...

投稿日:2008/10/01 (水)

少年合唱団採用のマタイ受難曲の中ではナンバーワンす。重厚ではありませんが、かと言って軽くはなく、感情に訴えすぎず、しかし訴えていて、受難曲のテキストである味わい深い聖書のメッセージとバランスがとれている正統派の演奏だと思います。心の中心にまで自然になじんでくる名演です。ソリストも上質ですね。何度聴いても、何年聴いても聴き飽きることはありません。この者には欠かせない心の糧となっています。

夕暮れ時の兄貴 さん | 秋田県湯沢市 | 不明

4

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

プロフィール詳細へ

バッハ(1685-1750)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品