CD 輸入盤

マタイ受難曲、小品集 メンゲルベルク(3CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8110880
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

メンゲルベルクの『マタイ受難曲』&バッハ作品集

1939年の棕櫚の日曜日(4月2日、復活祭直前の日曜日)にオランダ放送によって収録された、名演として名高いメンゲルベルク指揮の「マタイ受難曲」ライブ録音です。メンゲルベルクがアムステルダム・コンセルトヘボウ管に君臨する1899年以来、毎年この祝日に演奏されてきた「マタイ受難曲」を、オリジナルのLPレコード発売時の姿と同じ、演奏した通りに収録されたものです。余白には、メンゲルベルクによる、J.S.バッハの正規録音全部が収められています。
 この演奏は、バッハの演奏スタイルにおける、一昔前の、モニュメンタルでロマン派的な伝統を代表するものとはいえ、心の奥深いところで感動している精神性、痛切さ、共感を有するものです。あたかも、現場に居合わせた人全員が、1939年9月に欧州で勃発する破滅的な大戦争を前にして、この受難曲演奏会が最後となることを知っていたかのような、迫真の記録を聴くことができます。
 トランスファーはマーク・オバート=ソーンが担当。歴史的価値の高いPHILIPS録音をオランダ盤LPから復刻し、音量レヴェルのバラツキなども微調整。ときおりカットされることのある数曲を含む初発売通りの内容で再現しています。


マーク・オバート=ソーンによるプロデューサー・ノート
メンゲルベルク指揮による「マタイ受難曲」のライブ録音は、元来、フィリップス=ミラー録音システムを用い、オランダ・ラジオ放送ユニオンによって収録されたものです。この録音システムは、黒色に塗布されたセルロイドのフィルム上に、サファイア・ガラスの針で刻みこんで録音し、映写フィルム同様に読み取るものです。(映画のサウンドトラックに利用される方式とほぼ同じ)この方式により、当時の商業レコードである78回転SP盤よりも長時間かつ、より広い周波数帯域の収録が可能となりました。
 確かに、録音成果は完璧なものではありません。突然音量レベルが変動したり、パチパチ音、歪み、編集部分の不手際が含まれる部分もあり、すべてを除去することはできないでしょう。しかし、良い部分では、1950年代初期のテープ録音に匹敵する音質に達し、感動的な場面におけるメンゲルベルクの迫力を聴き取ることが可能です。
 メンゲルベルクは、「マタイ受難曲」の演奏にあたり、何箇所かのカットを施しています。一番大きなカットは、第49曲の中間から一気に第54曲に飛ぶところです。フィリップス社の最近の再発CD(DUOシリーズなど)では、この演奏をCD二枚組みに収めるために、さらにカットされた番号の曲もあります。このナクソス復刻CDでは、オリジナル発売時の完全な形で収録され、余白には、メンゲルベルクによるJ.S.バッハの全商業録音が収められています。
 今回の復刻にあたり、「マタイ受難曲」はオランダ製のLPレコードからCD変換しました。「管弦楽組曲第2番」のソースは、アメリカ・コロンビアのSP2セット(「フルレンジ」レーベルと「ラージ」レーベル)から状態の良い盤面を摘出しました。ニューヨーク録音の「管弦楽組曲第3番〜エアー」はアメリカ・ビクターのZプレスを用い、アムステルダム録音の同曲は、フランス・テレフンケンの78回転盤を使用しました。「2台のヴァイオリンのための協奏曲」は、10年前にジョン・トチェクからもらった未編集のオープンリール・テープから復刻しました。トチェクは、極めて希少なオランダ盤デッカ・レコードのコレクターです。



J.S.バッハ
■マタイ受難曲(録音された演奏を完全に収録、当時の慣行に基づくカットあり)(録音:1939年4月2日、アムステルダム)/
[ボーナス・トラック]
■管弦楽組曲第2番(録音:1931年6月2日、アムステルダム)
■管弦楽組曲第3番〜エア(マーラー編)(録音:1929年1月16日、ニューヨーク)
■管弦楽組曲第3番〜エア(テリコ編)(録音:1938年12月1日、アムステルダム)
■2つのヴァイオリンのための協奏曲(録音:1935年6月24日、アムステルダム)

ウィレム・メンゲルベルク(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
アムステルダム・トーンクンスト合唱団
ザンハルスト少年合唱団(合唱指揮:ウィレム・ヘスペ)
カルル・エルプ(テノール)
ウィレム・ラヴェッリ(バス)
ジョー・ヴィンセント(ソプラノ)
イローナ・ドゥリゴ(アルト)
ルイ・ファン・トゥルダー(テノール)
ヘルマン・シャイ(バス)
ピエト・ファン・エグモンド(オルガン)
ヨハンネス・デン・ヘルトグ(ハープシコード)
ルイ・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
G.ブランハード(オーボエ・ダ・モーレ)
W.ペッデモルス(オーボエ・ダ・カッチャ)
フーベルト・バルワーザー(フルート)
ルイ・ツィンマーマン(第1ヴァイオリン……協奏曲)
フェルディナンド・ヘルマン(第2ヴァイオリン……協奏曲)
[エア(マーラー編)のみ]ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団

総合評価

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4.5

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今から30年以上前の学生時代に知った演奏...

投稿日:2019/08/03 (土)

今から30年以上前の学生時代に知った演奏で、先輩からその時代背景の説明を受け、衝撃を受けたことを今でも思い出すものです。演奏自体は賛否両論で、ロマンティックで現代の演奏から考えればありえないデフォルメといってよろしいでしょう。しかし20世紀前半はそういう演奏が好まれた時代でもあったわけです。上手い下手、バッハがどうのということではなく、特別な演奏といってよろしいでしょう。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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芸術は人の心を揺さぶってなんぼだとおもい...

投稿日:2008/11/05 (水)

芸術は人の心を揺さぶってなんぼだとおもいます、逃れられない人の定めへの深い悲しみの様なものを強く感じました。聞いていてこんなにも心が痛い演奏は初めてかもしれません。死んだ身内や知人を思い出してしまった、俺も何時かは死ぬんでしょうから。

堀川浩崇 さん | 仙台市 | 不明

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とにかく凄い演奏です。でもこんなに暑苦し...

投稿日:2008/08/03 (日)

とにかく凄い演奏です。でもこんなに暑苦しく、しつこい演奏も滅多にないでしょう。要は好き好きであって、バッハの演奏はどうあるべきかなんという議論はこの演奏の前には余り意味が無い。まあ参考としての存在価値はわかるが、最高の評価はとても下せない。それにしても、この演奏から20年後にリヒターのあの演奏が生まれたというのは、正に驚異としか言いようがない。

AKG さん | 神奈川 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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  • 作成者:望月ハルヒさん