マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ロ短調ミサ、モテット集、他　ヴェルナー＆ハインリヒ・シュッツ合唱団、ハイルブロン＝プフォルツハイム室内管、他（１０ＣＤ）

バッハ：宗教音楽ボックス（１０ＣＤ）
フリッツ・ヴェルナー
ハインリヒ・シュッツ合唱団
ハイルブロン＝プフォルツハイム室内管弦楽団

かつてバッハの宗教音楽演奏でカール・リヒターと並び称されたドイツの指揮者、フリッツ・ヴェルナーによるバッハの宗教音楽ボックスが廉価になって復活。

【ヴェルナーのバッハ】
フリッツ・ヴェルナーは1898年に生まれ、1977年に没したドイツの指揮者。ベルリンの音楽一家に生まれたヴェルナーは、オルガン、ピアノ、ヴァイオリン、作曲などを学び、宗教音楽の作曲により、メンデルゾーン賞を授与されてもいました。
　そのバッハ演奏は、カール・リヒターと並び称され、日本にも多くのファンを持つ見事なものとして定評がありました。
　ヴェルナーのバッハは、リヒターの峻烈なアプローチとは異なり、常に温かみを持つ穏当な解釈を示していたのが特徴。
レコーディングには、58曲の教会カンタータ（4曲は新旧録音あり）、受難曲、オラトリオ、ミサなどの大規模宗教曲があります。
　これらの録音はいずれもステレオ最初期の1959年頃から1974年頃におこなわれており、2004年に全3巻、ＣＤ30枚から成るリマスター・シリーズとして、オリジナルテープより復刻され、話題をよびました。
　当セットは、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲などを収めた10枚組セットを復活させたものです。（ＨＭＶ）

【収録情報】
J.S.バッハ：
・マタイ受難曲 BWV.244
・ヨハネ受難曲 BWV.245
・クリスマス・オラトリオ BWV.248
・ミサ曲 ロ短調 BWV.232
・モテット第1番『主に向かいて新しき歌を歌え』 BWV.225
・モテット第2番『御霊はわれらが弱きを助けたまう』 BWV.226
・モテット第3番『イエス、わが喜び』 BWV.227
・モテット第4番『恐るるなかれ、われ汝と共にあり』 BWV.228
・モテット第5番『来たれ、イエス、来たれ』 BWV.229
・モテット第6番『もろもろの国よ、主をほめ讃えよ』 BWV.230
・カンタータ第118番『おおイエス・キリスト、わが命の光』 BWV.118
・カンタータ第147番『心と口と行いと生きざまもて』 BWV.147

　エリーザベト・フェルナー（ソプラノ）
　アグネス・ギーベル（ソプラノ）
　インゲボルク・ライヒェルト（ソプラノ）
　フリーデリケ・ザイラー（ソプラノ）
　マルガレーテ・ベンス（アルト）
　レナーテ・ギュンター（アルト）
　クラウディア・ヘルマン（アルト）
　マルガ・ヘフゲン（アルト）
　ヘルムート・クレプス（テノール）
　フランツ・ケルヒ（バス）
　バリー・マクダニエル（バス）
　ヘルマン・ヴェルダーマン（バス）、他
　ハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団
　プフォルツハイム室内管弦楽団
　南西ドイツ放送交響楽団
　ハイルブロン＝ヴュルテンベルク室内管弦楽団
　フリッツ・ヴェルナー（指揮）

　録音時期：1957-1973年