SACD 輸入盤

ブランデンブルク協奏曲 全曲 ラース・ウルリク・モルテンセン&コンチェルト・コペンハーゲン(2SACD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
555158
組み枚数
:
2
レーベル
:
Cpo
:
Germany
フォーマット
:
SACD
その他
:
輸入盤

商品説明


バッハ:ブランデンブルク協奏曲 全6曲
ラース・ウルリク・モルテンセン&コンチェルト・コペンハーゲン


コンチェルト・コペンハーゲンとモルテンセンによるバッハ・シリーズ。これまでにリリースされた『ロ短調ミサ』は早めのテンポと優美に溶け合った少人数の合唱から生まれる闊達な演奏が、また協奏曲でも常に生き生きとした響きをもたらすアンサンブルが高く評価されています。
 最新作は人気の高いブランデンブルク協奏曲。6曲の協奏曲はおのおのが独立した作品ですが、楽器編成もまちまちであり、作曲された動機や作曲過程も明確にはわかっていません。総譜はずっと眠っていましたが、1850年にバッハ作品の全てを刊行する目的で設立されたバッハ協会によって、まとめて出版されて以来、バッハの代表作として親しまれています。
 奏者たちの高い技術に支えられたコンチェルト・コペンハーゲンの渋く落ち着いた音色に溶け合うモルテンセンのチェンバロの響きが魅力的です。SACD(ハイブリッド)盤。素晴らしい音質で録音されています。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:
● ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV.1046
● ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047
● ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048
● ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1049
● ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV.1050
● ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV.1051


 コンチェルト・コペンハーゲン(古楽器使用)
 ラース・ウルリク・モルテンセン(チェンバロ、音楽監督)

 録音時期:2017年2月6-11日
 録音場所:スウェーデン、Eslov kyrka
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

ユーザーレビュー

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古楽器アンサンブルというとメカニック的に...

投稿日:2019/07/19 (金)

古楽器アンサンブルというとメカニック的に特に音色面で苦しい場面にあたることも稀ではありませんが、既に来日も果たしているココのパフォーマンスは素晴らしく精密なのに自然で、音楽の流れが滞るような箇所は全曲中一切ありません。すこぶるスタイリッシュでクールな、そうコペン近郊のルイジアナ美術館のような美しいブランデンブルクです。録音がまた秀逸で定位、分離が良くなによりも管ソロのリアリティに驚嘆します。

S さん | 熊本県 | 不明

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私見では、J.S.Bachの有名曲中でこれほどの...

投稿日:2019/02/11 (月)

私見では、J.S.Bachの有名曲中でこれほどの難曲は無いでしょうが、それはひとえにこの西洋音楽史上でもちょっと類を見ない傑作の理想的な再現がほぼ不可能に近いからと思います。もちろん、この曲集はJ.S.Bachの生きたバロック時代の、器楽協奏曲原理に深く根ざしているわけですが、このたった6曲の小曲集(一曲一曲は決して長くない)が、当時に至る器楽協奏曲の歴史をほとんど鳥瞰する内容になっていることからしてあり得ないのに、加えてそこに遠く古典派から現代、果ては未来に至るまでの音楽の流れを見通す要素さえ、示唆される。このようなとんでもない傑作に対して、これまで十全な再現に近づけた演奏なぞ、片手に余る程もありません。Lars Urlik Mortensen/Concerto Copenhagenのこの演奏も、不満な要素が無いはずもないのですが、それでも近年のBrandenburgの中で、目立たないながらこれほど質の高い演奏も稀なのでは無いでしょうか。自分の考えるに、Bachのこの傑作で(そして他の全てのBach管弦楽作品で)の再現に最も重要なのは、音楽のあらゆる要素において「中庸」な、言い換えれば「至適」な方法を見いだし、それを各要素間のやはり「中庸」なバランスにおいて実現することーこれはおそらくBrandenburgの演奏史上初めて理想的な再現に近づいた、Gustav Leonhardtのセオン盤にLeonhardt自身が寄せた短文に書かれている事ですがーではないかと思うのですが、Mortensen/Concerto Copenhagenはこの盤において、人の目を奪うような奇異な再現は何もしていないにも関わらず、決してそれ以上でもそれ以下でもない、曲そのものの中庸な再現を実現しており、それが聞き返すほどに味わいを増していきます。もちろん歴史的音楽の再現にーこれもLeonhardtが言ったようにー決定版とかスタンダードなどはあり得ず、これ以上の再現も十分に存在するでしょうが、それでも現在存命中の音楽家で、ここまでBrandenburgの忠実な再現に迫り得ているのは、Mortensenの先輩/盟友であるTrevor Pinnock/European Brandenburg Ensembleのさらに一段上をいく演奏を除いて、自分には思い当たりません。細かい事を言えば、5番のチェンバロ独奏の推進力を始め、もう少し望みたい部分は尽きませんが、それでも自分の知る限りで実は稀にしか出会わない、「中庸な」Brandenburgの再現として、多くの方にきいて頂きたい良演盤と思います。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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