CD 輸入盤

バッハ:マタイ受難曲、チャイコフスキー『悲愴』 メンゲルベルク

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OPK7021
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

メンゲルベルクの『マタイ』『悲愴』

「オーパス蔵の復刻盤は、とくに声楽パートの音の抜けが良くなった。久しぶりに「マタイ」全曲にじっくりと耳を傾けることが出来た至福のひとときに感謝したい。」(宇野功芳)

マタイ受難曲はメンゲルベルクが毎年復活祭に演奏してきたもので、1939年の演奏がフィルムを使った録音で残されました。LPから復刻した音はとても67年前のものとは思えないものです。2枚に納めるためのカットはせずに3枚組としました。メンゲルベルク最高の遺産が味わえます。合わせてこれも貴重な41年録音の‘悲愴’(37年録音とは別)を組み合わせました。(オーパス蔵)


@チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74”悲愴”(1941録音)
Aバッハ:マタイ受難曲(1939ライブ録音)
[マタイ] 
カール・エルプ(福音史家)
ウィレム・ラヴェリ(イエス)
ジョー・ヴィンセント(ソプラノ)
イローナ・ドゥリゴ(アルト)
ルイス・ヴァン・トゥルダー(テノール)
ヘルマン・シャイ(バス)
ツァングルスト少年合唱団
アムステルダム・トーンクンスト合唱団
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ウィレム・メンゲルベルク(指)

録音:
@1941年(G-Telefunken SP)
A1939年4月2日ライブ(PhilipsLPA00150-53)


CDは国内プレスとなります。

総合評価

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今から30年以上前の学生時代に知った演奏...

投稿日:2019/08/03 (土)

今から30年以上前の学生時代に知った演奏で、先輩からその時代背景の説明を受け、衝撃を受けたことを今でも思い出すものです。演奏自体は賛否両論で、ロマンティックで現代の演奏から考えればありえないデフォルメといってよろしいでしょう。しかし20世紀前半はそういう演奏が好まれた時代でもあったわけです。上手い下手、バッハがどうのということではなく、特別な演奏といってよろしいでしょう。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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1年ぶりぐらいで全曲を聴きました。快感は...

投稿日:2016/12/06 (火)

1年ぶりぐらいで全曲を聴きました。快感は感じなかったが心が激震した。2年ぐらい前に鈴木雅明、BCJのマタイ公演を見ました。つい先日マイスキーのチェロリサイタルを聴きに行きました。どちらも最高のカルチャーに触れることができたというすごい快感が残りました。だけど、60%ぐらいはそれに自分を適合させなければならないという変な努力のために相殺されてしまいました。ところでメンゲルベルクのマタイの始めはとんでもない音も悪いし表現がスマートでなく醜い。それで心が離れてしまう人が70%。でもしばらく我慢していると、しだいにそんなことよりも余計なことをしないで本音だけを表現している、ブレていないという気がしてきます。それがメンゲルベルクという天才の手口なのです。これを実演で聴いたらすごく感動するでしょう。故宇野功方氏の言っていることが少し理解できた気がした。  因みにNaxosほうが音が良いというコメントがありました。私はOpusを持っていたのですが期待してNaxosを購入しました。期待はずれ。Opusでは演奏開始にメンゲルベルクがタクトで譜面台を「コンコン」とたたくのが記録されています。それが入っていないし、合唱のビリツキはOpusをはるかに上回るので推奨しません。

ニャーチャン さん | 静岡県 | 不明

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ま、いまさら言うまでもない超名物演奏。改...

投稿日:2011/10/22 (土)

ま、いまさら言うまでもない超名物演奏。改めて聴き直し、なんだか感慨ひとしおです。但し、キリスト受難という物語やバッハがつけた驚嘆すべき音楽に感銘を受けたということではありません。この演奏は、メンゲルベルクという超個性的な人物が、物語と音楽から自分が受けた霊感や感情を、他人の力を借りて表現したものであります。物語の重みや救世主が受けた苦しみをかみしめるように表わすところはテンポが遅くなり、まさに詠嘆の極み。そこにシンクロできれば、この演奏は時代を超えて聴き手に感銘を与えるでしょう。すべての聴き手を引きつける演奏でもなければ、普遍的な名演でも決してない、と私は思います。この時代におけるマタイ演奏を他に聴いたことがないのですが、そういう中にこの演奏はどのように位置づけられるのか、そこは教えてほしいな。そういうライナーノートをこのディスクも入れておいて欲しかったね。また、初出以来、メンゲルベルクのこのディスクがどのように受容され評価されて来たも知りたいね。前の方もおっしゃるように、宇野氏の個人的感想文なんかどうでもよろしい。商品としての価値を著しく下げていると思いますよ。カップリングの「悲愴」。録音がもともと悪いので、演奏評価以前かと思います。何がいけないと言って、音量バランスが不安定なので、チェロの歌がフルオーケストラより音量が大きいとか、弦と管のバランスがどれほど実際と同じなのかとか、問題だらけではないでしょうか。さて、一見否定的な文を書き連ねましたが、私はこのディスク、大変に貴重で立派なものと考えております。オーパスのみなさまのご努力もそれはそれは敬服に値します。音楽とは何か、演奏行為とはどういう意味を持つのか、などなど、このディスクを聴いて大いに考えていただければいいかな、と思います。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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