CD 輸入盤

バッハ・ピアノ・アレンジメンツ ヒューイット(p)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDA67309
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD

商品説明

バッハ・アレンジメンツ―バッハ:編曲作品集
アンジェラ・ヒューイット(pf)
ケンプ、マイラ・ヘス、ウォルトン、ダルベール、そしてヒューイット自身の編曲作品から見えてくる、「ピアノによるバッハ」。音楽性とヴィルトゥオーゾ性によって、アンジェラ・ヒューイットは世界じゅうの聴衆の心を捉え続けている。1985年にトロントで開催された国際バッハ・ピアノ・コンクールに優勝して以来、ヒューイットは、「同世代では群を抜いたバッハ・ピアニスト」(ザ・サンデイ・タイムズ紙、ロンドン、1999年)、「今後長きにわたって、ピアノによるバッハ演奏を決定づけるピアニストにほかならない」(ステレオファイル誌、1998年)など、各方面で絶賛されている。日本でも最近のhyperionの録音に対する評価は高く、グールドを日本に初めて紹介した吉田秀和氏による絶賛批評(朝日新聞、レコード芸術)により、多大な注目を集めた。
 オタワの教会のオルガン奏者の娘として、音楽一家に生まれたヒューイットは、3歳でピアノの勉強を始め、9歳のときには、トロントの王立音楽院で最初のリサイタルを開いている。この音楽院では、彼女はアール・モスとマートル・ゲレーロに師事している。その後はオタワ大学でフランスのピアニスト、ジャン=ポール・セヴィリヤに師事し、18歳で音楽士の資格を得ている。
 昨年のゴルドベルク(CDA67306/国内MCDA67306)、今年のイタリア協奏曲(CDA67305/国内MCDA67305)のリリースにより、アンジェラ・ヒューイットのバッハ弾きとしての実力は日本でも注目を集めつつあるのはご承知の通り。今回のリリースはこれまでのヒューイットの盤歴からは完全に意表をついた「編曲作品集」。今日本のピアノ・マニアが最も着目するトランスプリクションの世界に光を当てた、タイムリーなリリース。
ピリオド奏者の活躍が目立つ昨今、「なぜ21世紀になってもピアノでバッハなのか?」というアンチテーゼに対する、ヒューイットなりの解答がここに表明されることとなるだろう。
 曲目リストを一見して気づくのが、バッハのピアノ編曲といえば定番になっている、ブゾーニ編曲版があえて採用されていないこと。これについてはヒューイット自身のコメントを聞きたいものだが、幸いなことに、今回のリリースに合わせて、ヒューイットは英Gramophone誌9月号のカヴァー・ストーリーを飾ることになったので、きっとインタビューでその答えも述べられていることだろう。「目覚めよと呼ぶ声あり」はブゾーニ版の編曲もあるが、ケンプ版の方がより重厚なのも、この編曲が採用された理由かもしれない。

ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685−1750)/
ロ ヴィルヘルム・ケンプ編:シンフォニア ニ長調(カンタータ第29番「神よ、われら汝に感謝す」BWV. 29 より)
ワ ヴィルヘルム・ケンプ編:シシリアーノ ト短調(フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV. 1031 より)
ン ヴィルヘルム・ケンプ編:いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV. 659(さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラール集 より)
゙ ヴィルヘルム・ケンプ編:目覚めよと呼ぶ声あり BWV. 645(シューブラー・コラール集 より)
゚ ヴィルヘルム・ケンプ編:主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BWV. 639(オルゲルビュヒライン より)
メアリー・ハウ編:羊は安全に草をはむ(世俗カンタータ「楽しき狩りこそ我が喜び」BWV. 208 より)
マイラ・ヘス編:主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第147番「心と口と行いと命もて」BWV. 147 より
アンジェラ・ヒューイット編:われら悩みの極みにありて BWV. 641(オルゲルビュヒライン より)
アンジェラ・ヒューイット編:古き年は過ぎ去り BWV. 614(オルゲルビュヒライン より)
ロード・バーナーズ編:甘き喜びのうちに BWV. 729(27のコラール より)
ウィリアム・ウォルトン編:我が心の切なる願い BWV. 727(27のコラール より)
ジョン・アイルランド編:わが魂は主をあがめ BWV. 648(シューブラー・コラール より)
ハーバート・ハウエルズ編:おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV. 622(オルゲルビュヒライン より)
ハリエット・コーエン編:汝の慈愛によりて、われを死なしめたまえ(カンタータ第22番「イエスは12使徒を引き寄せたまえり」BWV. 22 より)
ハロルド・バウアー編:イエスの手に抱かれて魂は安らぐ(カンタータ第127番「まことの人にして神なる主イエス・キリスト」BWV. 127 より
オイゲン・ダルベール編:パッサカリア ハ短調 BWV. 582
アンジェラ・ヒューイット編:人みな死すべきもの BWV. 643(オルゲルビュヒライン より)

収録曲   

  • 01. Wir danken dir, Gott, BWV 29: no 1, Sinfonia in D major
  • 02. Sonata for Flute and Harpsichord in E flat major, BWV 1031: Siciliano
  • 03. Kommst du nun, Jesu, BWV 650
  • 04. Wachet auf, ruft uns die Stimme, BWV 645
  • 05. Orgelbuchlein: Ich ruf'zu dir, Herr Jesu Christ, BWV 639
  • 06. Was mir behagt, ist nur die muntre Jagd!, BWV 208 "Hunt Cantata": Schafe konnen sicher weiden
  • 07. Herz und Mund und Tat und Leben, BWV 147: Jesu bleibet meine Freude "Jesu, joy of man's desiring"
  • 08. Orgelbuchlein: Wenn wir in hochsten Noten sein, BWV 641
  • 09. Orgelbuchlein: Das alte Jahr vergangen ist, BWV 614
  • 10. In dulci jubilo, BWV 729
  • 11. Herzlich tut mich verlangen, BWV 727
  • 12. Meine Seele erhebet den Herren, BWV 648
  • 13. Orgelbuchlein: O Mensch, bewein' dein' Sunde gross, BWV 622
  • 14. Jesus nahm zu sich die Zwolfe, BWV 22: Sanctify us
  • 15. Herr Jesu Christ, wahr' Mensch und Gott, BWV 127: Die Seele ruht in Jesu Handen
  • 16. Passacaglia and Fugue in C minor, BWV 582: Passacaglia
  • 17. Orgelbuchlein: Alle Menschen mussen sterben, BWV 643

ユーザーレビュー

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柔らかい音色で、ペダルを多用し、ルバート...

投稿日:2013/06/22 (土)

柔らかい音色で、ペダルを多用し、ルバートを効かせた、優しい、ヒューマンなバッハです。厳かで、崇高なバッハ像とは少し異なる感じもしますが、現代ピアノの豊かな響きの中に身をゆだねるのも心地よいものです。ややBGM的な聴き方になりますが。 なお、2013年10月にヒューイットは「ファツィオリ」を使用した、バッハ中心の来日公演を行いますが、このCDで使用されているのは「スタインウェイ」です。来日公演での曲目も収録されており、事前学習用に購入される方もいらっしゃるかと思い、念のためご案内しておきます。

KEN さん | 神奈川県 | 不明

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バッハをよく研究している人の選曲だと思い...

投稿日:2005/05/07 (土)

バッハをよく研究している人の選曲だと思います。どの曲もバッハの美しさを保つために、特にハーモニーの推移が分かる編曲ばかりです。奏者自身の編曲を聴いてみると(できる人はピアノで音取りをしてください)この人のバッハに対する理解を知ることが出来ます。よく言われるブゾーニ編のバッハですが、あれは全くブゾーニの作品で、バッハをベースにしているだけで、バッハではありません。ヒューイットのようなバッハの研究家はまず取り上げません。ブゾーニ編バッハならデミジエンコの優れた演奏を聴いてください。とてもよいブゾーニです。

ひのき饅頭 さん | 愛媛県 | 不明

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これは、なかなかいい選曲であり、演奏であ...

投稿日:2003/03/15 (土)

これは、なかなかいい選曲であり、演奏であると思う。ケンプやヘスのよく聴く編曲に加え、ヒューイット自らの編曲で、日頃あまり聴けないコラールなども取り上げられており、大変貴重なアルバムになっている。ヒューイットの演奏も、「トッカータ集」では真面目すぎると感じたが、このディスクではむしろそれがプラスに作用し、暖かみのある名演奏になっている。バッハの知られざる名曲を、こうした形でどんどん紹介して欲しい。(もちろん、その後原曲を探して聴くべきだと思うが)

jsbach さん | 愛知 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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