CD

チェンバロ協奏曲全集 第1集 渡邊順生、渡邊 孝、崎川晶子、鴨川華子、ザ・バロック・バンド(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALCD1197
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

渡邊順生/バッハ:チェンバロ協奏曲全集 Vol.1

チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ奏者、指揮者として日本の古楽界の発展に深く寄与してきた渡邊順生が、参集した古楽のキープレイヤーたちと共に満を持して収録したバッハのチェンバロ協奏曲全17曲を2集に分けてリリース。通奏低音楽器としてラウテンクラヴィーア(リュート・チェンバロ)を用いた初めての録音。(メーカー資料より)

【収録情報】
Disc1

J.S.バッハ:
1. チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
2. チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調 BWV.1057
3. 2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV.1061
4. 3台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調 BWV.1063

Disc2
5. チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053
6. フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための三重協奏曲イ短調 BWV.1044
7. チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056
8. 3台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV.1064

 渡邊順生(チェンバロ:1,2,5,6,7 第1チェンバロ:3,4,8)
 渡邊 孝(第2チェンバロ:3 第3チェンバロ:8)
 崎川晶子(第2チェンバロ:8) 第3チェンバロ:4)
 鴨川華子(第2チェンバロ:4)

 使用楽器(チェンバロ)
 Martin Skowroneck, Bremen 1999 [German Style] (1,2,3,4,6,8)
 Martin Skowroneck, Bremen 1990 [French Style] (3,5,8)
 Anthony Sidey, Paris 1996 [Franco-Flemish Style] (4,7,8)
 Takayasu Shibata, Niiza 1984 [Flemish Style] (4)
 Keith Hill, Manchester (Michigan) 2000 [Lautenklavier] (1,5,7)

 The Baroque Band (Period Instruments):
  太田光子(Flauto dolce I:2)
  江崎浩司(Flauto dolce II:2)
  菅きよみ(Flauto traverso:6)
  戸田 薫(Violino concertato:6、Violino I:1,2,3,4,5,7,8)
  渡邊慶子(Violino I:6、Violino II:1,2,3,4,5,7,8)
  宮崎桃子(Violino II:6)
  丸山 韶(Viola:3,4,5,6,7,8)
  深沢美奈(Viola:1,2)
  懸田貴嗣(Violoncello:3,4,5,6,7,8)
  松岡陽平(Violoncello:1,2)
  西澤誠治(Contrabbasso)
  崎川晶子(Lautenklavier (Lute-Harpsichord):1,5,7)

 録音時期:2018年5月22-25日(3,4,8)、2019年2月19-21,26日(5,6,7)、2019年4月23,24日(1,2)
 録音場所:東京、三鷹市芸術文化センター「風のホール」
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


渡邊順生 Yoshio Watanabe(チェンバロ)
チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ奏者、指揮者として活躍。論文執筆や楽譜校訂も手がける。2010年度サントリー音楽賞受賞。1950年鎌倉の生まれ。一橋大学社会学部卒業。アムステルダム音楽院にてソリスト・ディプロマ及びプリ・デクセランスを取得。小林道夫、グスタフ・レオンハルトらにチェンバロを師事。フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ジョン・エルウィス、マックス・ファン・エグモント等、欧米の名手・名歌手たちと多数共演。2017年及び本年11月には、フラウト・トラヴェルソのバルトルド・クイケンと共演して好評を博した。また、2019年1月に指揮したモンテヴェルディのオペラ《ポッペアの戴冠》(大阪・いずみホール)は三菱UFJ信託音楽賞奨励賞を受賞した。
 ソニー、創美企画、コジマ録音、セシル・レコードより多数のCDをリリース。『モーツァルト:フォルテピアノ・デュオ』[共演:崎川晶子](コジマ録音、2006)及び『フレスコバルディ/フローベルガー:チェンバロ作品集』(コジマ録音、2016)でレコード・アカデミー賞を受賞した。著書『チェンバロ・フォルテピアノ』(東京書籍、第3刷2009)は初期鍵盤楽器に関する包括的な解説書・研究書として、各方面で大きな反響を呼んだ。また2016年秋に上梓した『バッハ・古楽・チェロ〜アンナー・ビルスマは語る〜』(アルテス・パブリッシング、2016)もまた新聞・雑誌等で絶賛された。校訂楽譜としては、全音楽譜から、《幻想曲とソナタK.475+457》(1995)及び《トルコ行進曲付きソナタ》(2016)[共にモーツァルトの自筆譜に基づく]を出版している。現在、上野学園大学客員教授、東京音楽大学、桐朋学園大学講師。

渡邊 孝 Takashi Watanabe(チェンバロ)
東京音楽大学ピアノ科卒業。桐朋学園大学研究科チェンバロ専攻終了後、アムステルダム音楽院、ミラノ市立音楽院に学びディプロマを得て卒業。これまでにチェンバロを渡邊順生、ボブ・ファン・アスペレン、オルガンをロレンツォ・ギエルミに師事。ヨーロッパ各地のアンサンブルとの共演など、ソリスト、通奏低音奏者として活躍。ソロCDでは『J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲』、『スウェーリンク:鍵盤作品集』がレコード芸術特選盤ほか高い評価を得た。2004年に結成した「アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア」は、同年イタリア、ボンポルティ国際コンクールで第1位を得た。現在スイス、ベルン音楽院客員教授。NHK-FM「古楽の楽しみ」案内役として出演中。

崎川晶子 Akiko Sakikawa(チェンバロ)
桐朋学園大学ピアノ科卒業。ピアノを故井口基成、兼松雅子らに師事。チェンバロを、シャルル・ケーニッヒ、渡邊順生、パリの古楽コンセルヴァトワールでノエル・スピースに、またフォルテピアノをパトリック・コーエンに師事。外国アーティストとも共演多数。現在ソロ、室内楽など多方面で活躍中。ソロCDモーツァルトの光と影」(セシルレコード)、「アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帳」、「シャン・フィリップ・ラモーの肖像」、「クープラン家 幸福な思い」(コジマ録音)他をリリース、高評を得る。「モーツァルト・フォルテピアノ・デュオ」(共演:渡邊順生)は2006年度レコードアカデミー賞(器楽部門)受賞。「音楽の泉シリーズ」主宰。

鴨川華子 Hanako Kamogawa(チェンバロ)
東京音楽大学ピアノ科を経て同大学研究科チェンバロ専攻修了。ピアノを武田真理、チェンバロを渡邊順生に師事。第9回国際古楽コンクール<山梨>チェンバロ部門最高位。第7回栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。1998年ブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門にてディプロマ受賞。ソロ活動の他、室内楽の通奏低音奏者として多くのアーティストと共演、録音にも参加している。バッハの森チェンバロ教室講師。「ジョーバン・バロック・アンサンブル」メンバー。

太田光子 Mitsuko Ohta(リコーダー)
上野学園大学卒業、ミラノ市立音楽院をディプロマを得て卒業。第16回国際古楽コンクール<山梨>第1位。故ボッセ指揮のもと神戸市室内合奏団等に客演。CD「ヴィヴァルディ/リコーダー協奏曲集」(La Bottega Discantica/イタリア)、「イタリアへの夢」「イタリアへの夢 II」「イタリアへの夢 III」(いずれもレコード芸術誌特選盤、コジマ録音)他、多数CDリリース。名古屋バロック音楽協会、新・福岡古楽音楽祭、新潟県リコーダー教育研究会、熊本大学、愛知県立芸術大学他、日本各地のセミナーや研修会等講師として招聘、全日本リコーダーコンテスト審査員を務める。リコーダーを山岡重治、P.メメルスドルフに師事。サルビアホール(横浜市)サルビア・アーティストバンク2020登録アーティスト、上野学園大学講師。

江崎浩司 Koji Ezaki(リコーダー)
桐朋学園大学古楽器科卒業。第10回古楽コンクール第2位。ブルージュ国際コンクール・アンサンブル部門第2位及び聴衆賞を獲得。ソロCD多数リリースし「テレマン/12のメトーディッシェ・ゾナーテンVol.1 & 2」が2014年レコードアカデミー賞に輝く。NHK「音楽ブラボー」「名曲アルバム」他に出演。2010年シルク・ド・ソレイユの演奏メンバーに合格。落語とのコラボ作品「死神」が文化庁芸術祭ノミネート。日本初の野球オペラ「野球カンタービレ」脚本作曲指揮。ベースボール音楽家として2017年神宮球場にて始球式&国歌独奏。2016年より世界的録音となるV.エイク作「笛の楽園」全150曲、CD全8枚におよぶ全曲録音を開始。地域想像・音楽活性化事業アーティスト。昭和音楽大学講師。

菅きよみ Kiyomi Suga(フラウト・トラヴェルソ)
リコーダーとフルートを故若林正史、バロック・フルートを有田正広、バルトルド・クイケン、マルク・アンタイ等に師事。桐朋学園大学、ブリュッセル王立音楽院を卒業。1999年、ブルージュ国際古楽コンクールにて3位入賞。アニマ・エテルナ、ラ・プティット・バンド等のオーケストラや数々のアンサンブルにて欧州各地で演奏。2002年、カーネギーホールでのマタイ受難曲のアリアが高評価を得た。2007年に帰国後、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、クラシカル・プレイヤーズ東京、ソフィオ・アルモニコのメンバーとして国内外で演奏と録音を行う。2018年よりダ・カーポ講師。

戸田薫 Kaori Toda(バロック・ヴァイオリン)
東京藝術大学、デン・ハーグ王立音楽院(オランダ)卒業。景山誠治、若松夏美、シギスヴァルト・クイケン、エリザベス・ウォルフィッシュらに師事。1992年山梨古楽コンクール最高位受賞。これまでに、バッハ・コレギウム・ジャパン、ラ・プティット・バンド、レ・タロンリリックなどのオーケストラでヴァイオリン奏者を、またクラシカル・プレイヤーズ東京ではコンサートマスターを務めた。室内楽では、クイケン・ファミリー、ワルター・ファン・ハウエ、アンドレアス・ショル、ヨス・ファン・インマーゼールなど多くの演奏家と共演。ヴァイオリニスト、ポール・エレラと結成したグループ「アニマコンコルディア」より、フランスバロック期のヴァイオリンデュオシリーズCDをリリース。桐朋学園大学、東京藝術大学講師。

渡邊慶子 Keiko Watanabe(バロック・ヴァイオリン)
東京藝術大学音楽学部器楽科(ヴァイオリン専攻)を卒業後、オランダに渡り、アムステルダム音楽院にてヤープ・シュレーダーに、また、ハーグ王立音楽院にてシギスワルト・クイケンにバロック・ヴァイオリンを師事。「レオンハルト・コンソート」、「ラ・プティト・バンド」、「18世紀オーケストラ」等々、数々の古楽器オーケストラのメンバーとして活躍した。帰国後は、チェロのアンナー・ビルスマをはじめ、内外の名手たちと共演。1991年には「アーカディ音楽祭」その他の招きで渡米し、好評を博した。独奏、室内楽、オーケストラ等、種々の分野で活躍。これまでに日本古楽コンクール(甲府)の審査員、都留音楽祭講師などを務める。セシルレコードより『バッハ:ヴァイオリンとチェンバロの為のソナタ集』をリリース、好評を博した。

宮崎桃子 Momoko Miyazaki(バロック・ヴァイオリン)
桐朋学園大学卒業、東京藝術大学大学院修了。ヴァイオリンを鷲見健彰、恵藤久美子、漆原啓子、バロック・ヴァイオリンを若松夏美らに師事。第28回国際古楽コンクール<山梨>第3位、全日本ソリスト・コンテスト優秀賞他。新ベルリン交響楽団とメンデルスゾーン、ブルッフの協奏曲を協演。現在、ヴァイオリン及びヴィオラでの演奏活動(バロック・クラシカル・モダン)の他、個人やアンサンブルの指導、音楽ワークショップの企画・制作等に携わる。東京バッハ・カンタータ・アンサンブルのメンバー。日本女子大学児童学科助手。

深沢美奈 Mina Fukazawa(バロック・ヴィオラ)
東京藝術大学を経て同大学大学院修了。モダンとバロックのオーケストラや室内楽奏者として活動中。これまでにモダンヴァイオリンを中馬敬子、浦川宜也らに師事。モダンヴィオラを、河合訓子、菅沼準二らに師事。在学中、バッハカンタータクラブに在籍。大学院修了後よりバロック楽器の研鑽を積む。バロック・ヴィオラを森田芳子、若松夏美らに師事。ヴィオラ・ダ・ガンバを福沢宏に師事。バロックでは「バッハ・コレギウム・ジャパン」等に参加。

丸山韶 Sho Maruyama(バロック・ヴィオラ)
神奈川県立弥栄高等学校音楽コースを経て京都市立芸術大学を首席で卒業。京都市長賞、京都音楽協会賞受賞。東京藝術大学別科古楽科修了。NHK「ららら♪クラシック」に出演し、A.ヴィヴァルディ作曲 ヴァイオリン協奏曲「冬」のソリストを務め、全国放送された。バッハ・コレギウム・ジャパン、チェンバー・ソロイスツ・佐世保、オーケストラ・リベラ・クラシカ、レ・ボレアードなどのメンバー。古楽アンサンブル コントラポント コンサートマスター。古楽オーケストラ La Musica Collana ディレクター、ソロ・コンサートマスター。Trio Ace ヴァイオリン奏者。

松岡陽平 Yohei Matsuoka(バロック・チェロ)
岡山市ジュニアオーケストラでチェロを始め、芸大附属高校、桐朋学園音楽科ディプロマコースに学ぶ。80年代はフリーの演奏家として、バロック音楽、現代音楽、シャンソン、タンゴ、演歌などあらゆるジャンルで活動。91年より東京都交響楽団のメンバーとなり、06年より17年3月まで副首席奏者を務める。ピリオド楽器の演奏も始める。横浜を中心にリサイタルやピアノトリオ、息子でピアニストの松岡優とのデュオ、都響メンバーとの弦楽三重奏トリオアクアなどの自主演奏会をおこなっている。現在、都響都交響楽団のメンバーであるとともに岡山フィルハーモニック管弦楽団の特別首席奏者も務めている。

懸田貴嗣 Takashi Kaketa(バロック・チェロ)
東京藝術大学大学院修了後、文化庁在外派遣研修員としてミラノ市立音楽院古楽科にて学んだ。チェロをガエタノ・ナジッロ、鈴木秀美、藤森亮一らに師事。伊ボンポルティ国際古楽コンクールで第1位、聴衆賞を受賞。ラ・ヴェネシアーナ、バッハ・コレギウム・ジャパン、アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディアなどのメンバーとして、国内・欧州各地の主要な音楽祭での演奏や録音活動を行っている。エマ・カークビー、ロベルタ・マメリ、エンリコ・オノフリ、ミカラ・ペトリ等海外の著名な演奏家との共演も数多い。CD「ランゼッティ/チェロ・ソナタ集」(コジマ録音)で第67回文化庁芸術祭優秀賞受賞。前北海道教育大学岩見沢校音楽文化専攻特任准教授。

西澤誠治 Seiji Nishizawa(コントラバス)
東京藝術大学音楽学部卒業、及び同大学院修了。東京シティ・フィルを経て読売日本交響楽団に入団。首席奏者も務めた。同団定年退職後は各オーケストラに客演首席として招かれるなどし、また古楽奏者としてはバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカなどの公演、レコーディング、海外ツアーにも数多く参加している。ヴァイオリンの原田陽、ヴィオラの成田寛と共にアンサンブル・ヴァガボンズを主宰している。

収録曲   

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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