【中古:盤質A】 ブランデンブルク協奏曲、管弦楽組曲、各種協奏曲集　ピノック＆イングリッシュ・コンサート（８ＣＤ）

バッハ：協奏曲＆管弦楽組曲集（８ＣＤ）
ピノック＆イングリッシュ・コンサート

オリジナル楽器演奏が本格化し、人々のあいだに時代考証された演奏で聴く古楽の面白さを広めることに大きく力を尽くしたことでも知られるトレヴァー・ピノックによる一連の録音は、今聴いても実に鮮度が高く魅力的です。
　ドイツのクラシック専門誌フォノ・フォルムでは、「こんなに生き生きとして力強く、エネルギーに満ち、そして忠実な解釈に基づいた演奏は他にない」と絶賛していましたが、まさにその言葉通りの演奏が展開されていたのでした。
　当セットには、ブランデンブルク協奏曲全曲と管弦楽組曲全曲、そしてチェンバロやヴァイオリンなど各種楽器のための協奏曲を数多く収録しており、バッハのオーケストラ作品を、水準高い演奏でまとめてコレクションできるメリットがあります。
　現在は古楽界の重鎮として活躍するトレヴァー・ピノック[1946−]ですが、これらの録音の頃の30代半ばのピノックの演奏は、楽譜に誠実にアプローチしながらも、当時の古楽ムーヴメントを牽引するような覇気に満ちたパワーを感じさせてくれるのが印象的です。（ＨＭＶ）

【収録情報】
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ [1685-1750]
CD1
・ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV.1046
・ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047
・ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048
・ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV.1049

CD2
・ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050
・ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調 BWV.1051
・管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV.1066

CD3
・管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067
・管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
・管弦楽組曲第4番ニ長調 BWV.1069

CD4
・チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
・チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053
・チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054

CD5
・チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055
・チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056
・チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調 BWV.1057
・チェンバロ協奏曲第7番ト短調 BWV.1058
・2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調 BWV.1060

CD6
・2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV.1061
・2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調 BWV.1062
・3台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調 BWV.1063
・3台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ長調 BWV.1064
・4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV.1065

CD7
・フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV.1044
・オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV.1060（2台チェンバロ協奏曲より復元）
・オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調 BWV.1055（チェンバロ協奏曲より復元）

CD8
・ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041
・ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV.1042
・2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043

　サイモン・スタンデイジ（ヴァイオリン）
　デイヴィッド・ライシェンバーグ（オーボエ、オーボエ・ダモーレ）
　フィリップ・ピケット（リコーダー）
　レイチェル・ベケット（リコーダー）
　リサ・ベズノシウク（フラウト・トラヴェルソ）
　ケネス・ギルバート（チェンバロ）
　ラース・ウルリク・モーテンセン（チェンバロ）
　ニコラス・クレーマー（チェンバロ）

　イングリッシュ・コンサート
　トレヴァー・ピノック（指揮＆チェンバロ）

　録音：1978−1984年