バックス(1883-1953)

バックス(1883-1953) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

27件
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  • ハープ・弦楽四重奏、ハープ・ヴィオラ・フルート、ハ...

    投稿日:2021/07/11

    ハープ・弦楽四重奏、ハープ・ヴィオラ・フルート、ハープ・ヴィオラ、フルート・ハープというコンサートではまず目に、いや耳にできない組合わせの曲が収録されている。これぞNAXOSという好企画だ。いずれも美しく、早朝のそよ風のような曲ばかりだが、やはりハープ、ヴィオラ、フルートのエレジーが聴きもの。ドビュッシーの影響(バックス自身は否定しているそうだ)が取り沙汰されているが、そのような詮索はどうでもいい。ただただこの美しい三重奏曲に耳傾けるばかりだ。余談だが、一度だけコンサート(2013年1月31日 宗次ホール)でこの曲を聴いたことがある。妹尾寛子(フルート)、棚橋恭子(ヴィオラ)、田中敦子(ハープ)という若手の三人だったが、この曲の美質をよく表現していた。ドビュッシーのくだんのソナタも演奏され、なかなか聴きごたえのあるコンサートだった。

    禅済 さん |70代

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  • アーノルド・バックスは20世紀初頭の英国国民主義音楽...

    投稿日:2021/07/08

    アーノルド・バックスは20世紀初頭の英国国民主義音楽の潮流にあってアイルランド民謡を研究、それにもとづく作品を多数残した。ドイツ・オーストリア圏のロマン派音楽の地盤の上に、同時代の潮流であった印象派などの現代的要素をくわえることで、北欧風に近い独自の作風を確立した。同時代の英国作曲家と比較すると、バックスの作風はこれらの交響曲群にみられるようにやや複雑で晦渋な雰囲気を持っていたが、「ファンドの庭」「ティンタジェル」などの極めて美麗な交響詩を書くことで、世界的な名声も得た。ヴァーノン・ハンドリーはイギリス音楽のスペシャリスト。この全集は2004年グラモフォン賞のオーケストラ部門でぶっちぎりの1位を獲得したもの。交響曲第1番 はマーラーにケルト的抒情を加味したような作品。打楽器の効果的な使い方が目を引く。ドラマティックでスケールの大きな交響曲。 交響曲第2番はバックス自身が「抑制された破局的なムードを持つ」と語った憂いを帯びた作品。 交響曲第3番は彼の恋愛体験が反映されたと思われる。穏やかで神秘的。作品的には一番人気がある。 交響曲第4番はスクリャービンや民族風の要素をもち、バックスらしい重厚なロマンに彩られた作品。 交響曲第5番はシベリウスの影響が強い、渋くてクールな作品。ただ第2楽章はスケールの大きさを感じさせてくれる。交響曲第6番はバックスの最高傑作とされる。勇壮で、重厚。華麗で緻密なオーケストレーションが彼の充実した楽想を思う存分響かせる。交響曲第7番は彼が最後に残した交響曲。やや難解。複雑な構成と、高度な技術で作られている。アメリカ国民に献呈された。ハンドリーは、繊細で、ときに霧が立ち込めるような雰囲気を演出しながら、時に勇壮な響きを交えて、相応のスケール感によりこれらの作品を描いている。交響詩「ティンタジェル」が併録されているところも、アイテムとしての価値を高めている。

    ココパナ さん |50代

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  • バックスの音楽には、独特の色彩感、変転する楽想、パ...

    投稿日:2021/02/25

    バックスの音楽には、独特の色彩感、変転する楽想、パロディの面白さ等々、曰く言い難い魅力がある。協奏曲三曲を収めた本番も、随分贅沢な一枚だ。トムソンのバックスは、V・ウィリアムズ、エルガー、マルティヌーなどと並ぶ出色の演奏で、「サセックスの朝」でのフィンガーハットのピアノも、冬の伝説や交響的変奏曲と同様実に素晴らしい。

    やすさん さん |60代

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  • アーノルド・バックスの管弦楽曲を収録した内容で、『...

    投稿日:2020/02/01

    アーノルド・バックスの管弦楽曲を収録した内容で、『序曲・エレジーとロンド』『シンフォニエッタ』を収録しています。 いずれも秘曲と言って良いぐらい知られてない作品ですが、メロディは中々良い物があり、イギリス音楽ファンは聴いておいて損はないでしょう。 演奏はバリー・ワーズワース指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団。 指揮者のワーズワース、ナクソスだとカペラ・イストロポリターナとの録音が多いですが、ここではスロヴァキア・フィルと共演しています。 一流とは言えないけど、曲の魅力をよく伝えてくれる演奏で、ファーストチョイスにも良いです。 初期ナクソスの録音品質なので、細やかな点ではイマイチですが、充分な水準でしょう。

    レインボー さん |30代

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  • Constant Lambertの” Concerto for piano and nine i...

    投稿日:2018/01/29

    Constant Lambertの” Concerto for piano and nine instruments ”は予想以上に素敵な曲でした。ジャズ語法のうきうきした気分も最大限発揮しつつ、聞き手を魅了してくれます。ミヨーやジョリベの音楽の世界にも通じるように思います。

    テリーヌ さん |60代

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  • まるで近代フランスの作曲家のピアノ作品のよう。 ...

    投稿日:2017/08/18

    まるで近代フランスの作曲家のピアノ作品のよう。 明るく楽しく、洗練された音楽だ。

    ユローヂィヴィ さん |30代

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  • アーノルド・バックスの管弦楽曲を集めたCDで、クラシ...

    投稿日:2016/07/24

    アーノルド・バックスの管弦楽曲を集めたCDで、クラシコから出ていたブリティッシュ・ミュージックシリーズの一枚である。 演奏はダグラス・ボストック指揮、ミュンヘン交響楽団。 バックスは20世紀初期に活躍したイギリスの作曲家で、このCDはその作品の中から『交響曲第6番』交響詩『ティンタジェル』『冒険のための序曲』が収録されています。 ミュンヘン交響楽団の演奏は、全体的に綺麗に纏まっており悪くはありませんが、例えば代表曲とされるティンタジェル等を聴いても、ただそれまでと言った所が惜しいです。 録音、音質は良好。

    レインボー さん |20代

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  • 今や絶対に手放せない1枚となったので、レビューを書...

    投稿日:2012/07/29

    今や絶対に手放せない1枚となったので、レビューを書き直すことにしました。全曲が世界初録音である上に、おそらく現時点で唯一の録音という貴重なもの。どの曲も交響曲ほど晦渋ではないので、バックスの入門編として最適です。オリンピック・イヤーにどうぞ!(注:曲目のところに「クイック・マーチ」とあるが実際には入っていない)  「ロンドン・ページェント」は、公式に演奏されたかどうかは不明ですが、ジョージ6世の戴冠式に際して作られたようです。演奏時間10分超、コーダではテンポを落としてオルガンや鐘を入れるなど、「行進曲の仮面をかぶった演奏会用序曲」とも言うべき充実した書法で、エルガーの「威風堂々」と比較してもなんら遜色なく、お蔵入りさせておくのがもったいない作品です。吹奏楽版に編曲しても面白いかもしれません。  3つの管楽器のための協奏曲は、いわば「小協奏組曲」で、第1曲がイングリッシュホルン、第2曲がクラリネット、第3曲がホルンのための協奏曲で、第4曲がこれらによる三重協奏曲のような内容という風変わりな構成。チャペル社の火災で作曲者の自筆譜は焼失したものの、それを写真撮影したものが残っていたのだそうです。第1曲と第3曲は印象主義的で、ハープが効果的に使われており、幽玄という言葉が似合うテンポの遅い楽曲。第1曲はエレジーという副題どおりの雰囲気で、終盤のヴァイオリン独奏は、反乱の首謀者として処刑されたアイルランドの愛国者ロバート・エメット(1778-1803)とセアラ・カーランの悲恋を描いた、トマス・ムーアの詩と関連があるようです。なお、イングリッシュホルンによって開始される第1主題は、交響詩「妖精の丘にて」の中間部の主題を引用したものと思われます。第2曲は対照的に、どこかミュージカルを思わせる都会的で軽妙な楽曲。第3曲は、大西洋に沈む夕日を思わせる、ホルン以外の独奏楽器では成立しないであろう雄大な作品で、半音階の使用が巧妙です。第4曲は短い終曲で、その主題は、直後に書かれた「左手のためのピアノ協奏曲」の終楽章の主題とそっくりですが、完成度はこちらが上です。4曲とも、曲想がバックスにしては比較的シンプルで、編成も小さいためか交響曲のような粗暴さもなく、各独奏楽器の特性が見事に捉えられており、アマオケでも演奏しやすそうです。  バレエ「タマーラ」組曲(G.パーレット編曲)は、ウクライナ人のナターリャとロシアからウクライナを旅したことが契機となって生まれた作品の1つ。バラキレフにも同名の交響詩があることで知られています。チャイコフスキーや初期シベリウスの小品を模したような曲想で、あまりバックスらしさが感じられない分、初めての方には馴染みやすいかと思います。  交響詩「キャスリーン・ニ・フーリハン」は、番号なしの弦楽四重奏曲の緩徐楽章からの編曲。曲名はアイルランドを女性として擬人化した語で、そのせいか、冒頭から聴かれる民謡風の主題など、彼の作品の中でも特にケルト色が明瞭です。中間部のヴァイオリンによる主題(4:46〜)が少し弱いのが玉に傷ですが、「風と共に去りぬ」の続編を思わせる、アイルランドに帰国した移民が感慨に浸っているような雰囲気があり、若い時の作品とは思えないほど味わい深く、郷愁を誘います。なお、10:20からの弦による主題は、交響詩「黄昏に」に転用されています。  最後に、録音に関しては、「ロンドン・ページェント」のような大編成の曲では、ホールの悪さもあってか、低音が弱く、弦の音は細く聞こえ、残響が長いため音の輪郭が少々ぼやけており、内声部がつぶれ気味なのが残念です(ハンドリーによるバックスの作品集なども同傾向)。BBCフィルにしてみれば、手っ取り早いので自局内のホールを使っているのでしょうが、ライブではないのだから、もっと良い会場で録音してほしいところです。

    のろま さん |20代

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  • すべて揃えたわけではないですが、第6番は、このシリ...

    投稿日:2011/04/10

    すべて揃えたわけではないですが、第6番は、このシリーズの中では最高の出来かも。第2番と同様に不気味な美しさが特徴で、バックスの最高傑作との呼び声もある難曲ですが、デル・マー&ニュー・フィルハーモニア(リリタ)盤の神がかり的な演奏には及ばないにせよ、ハンドリー&BBCフィル(CHANDOS)をしのぐ完成度で、手の込んだ管弦楽法を十分堪能できる好演です。なお、両端楽章にはシベリウスの交響詩「タピオラ」が引用されています。「黄昏に」は、エンジニアが代わったのかと思うほど録音が硬く、高音が突出気味で、管楽器が少し遠すぎる一方、ヴァイオリンが近すぎるように聞こえ、チェロ独奏には冷や冷やさせられますが、曲自体は、バックスらしい雄大な自然美が楽しめる内容。ブラビンス&BBCフィル(CHANDOS)が取り上げた交響詩「キャサリーン・ニ・フーリハン」の終盤に現れる主題が引用されており、郷愁を誘います。「夏の音楽」は、「黄昏に」より軽い雰囲気の曲で、演奏も落ち着いており、気楽に聴けるのがいいですね。

    のろま さん |20代

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  • 確かに、この第1楽章の内容は衝撃的でした。ハンドリ...

    投稿日:2011/04/05

    確かに、この第1楽章の内容は衝撃的でした。ハンドリー&BBCフィルのシャンドス盤では、内容が理解できませんでしたが、当盤を聴いて、アイルランドの静かな荒れ野に、海からの強風が吹き始め、それとともに、山影や小高い丘の彼方から愛国者たちの軍隊が現れ、侵略者の軍勢に奇襲攻撃を仕掛けていくといった情景が思い浮かびました。フレッドマン&LPOのリリタ盤に比べて情報量が多くない点については物足りないですが、むこうの盤は、オケをよく鳴らそうとしたのが裏目に出たのか、ダイナミックレンジが狭くなってしまった上、イングリッシュホルンなどの音色が明る過ぎて不気味さが半減しており、当盤の第1楽章のほうが雰囲気はよく出ていると思います。ただ、他の2つの楽章については、リリタ盤のほうが、メリハリが利いていると思われます。第2楽章は中間部に、ダブリンの復活祭反乱(1916年)の首謀者として処刑されたパトリック・ピアースにちなんだ作品「イン・メモリアム」からの引用があるため、同曲との関連性が示唆されますが、彼らの企ての失敗を暗示していると思われる部分でのオルガンの響きが、当盤では中途半端に感じられました。第3楽章は、魔女や妖怪の棲むアイルランドの森が連想され、リリタ盤では、オルガンが入ると、大地が裂けて奈落の底に落ちていくような恐怖を覚えますが、当盤はここでもオルガンの響きが弱く、そうした感覚が味わえないのが残念です。なお、「11月の森」は曲自体が好きになれませんでした。

    のろま さん |20代

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ありがとうございました

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