ハーバート・ジョージ・ウェルズ

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タイムマシン 光文社古典新訳文庫

ハーバート・ジョージ・ウェルズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334752460
ISBN 10 : 4334752462
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
225p;16

内容詳細

時空を超える“タイムマシン”を発明したタイム・トラヴェラーは、80万年後の世界へ飛ぶ。そこは、地上に住む華奢で穏やかなイーロイ人と、地底をねぐらにする獰猛なモーロック人という2種族による原始的な階級社会だった…。SFの不朽の名作を、巽孝之氏の解説で読み解く。

【著者紹介】
ハーバート・ジョージ・ウェルズ : 1866‐1946。イギリスの小説家、批評家。ケント州ブラムリーで、商人の子として生まれる。生地商や薬局に徒弟奉公に出されたが、1884年よりロンドンの科学師範学校で奨学生として学ぶ。ここで進化論者である生物学者ハックスリーから影響を受ける。その後、教職に就いたが肺病にかかり、療養中に短篇小説を雑誌に寄稿する。1893年ごろから執筆に専念、自然科学の素養を元に、SF小説のヒット作を続々と生み出す。また、ジャーナリスト、批評家、社会主義者としても旺盛な執筆活動を展開した

池央耿 : 1940年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ さん

    タイムマシン的概念が書かれた最初、もしくは初期の話らしい。後発になるとすでにあるものを越えようとする技巧があるだろうが、作者が前例の無いものを書いたこの作品には、素直な不気味さを感じる。文明の発展により人類が失うものへの危惧がよく見てとれる。解説にもあるように、戻ってきたタイムトラベラーが、マトンをまず食したいという自らの思考の行くつくところをわかっていないのが恐ろしかった。

  • takaichiro さん

    124年前に書かれた802,701年の未来社会を描いた本書。単に痛快な物語以上に、人類の運命、宇宙の歴史、階級闘争、性と余暇と労働の変遷、その他諸々について思うさま持論を展開する。現代に至るまで同様の作品は沢山存在しているが、そのオリジナルの完成度は凄まじくハイレベル^_^面白かったな〜^_^地上のイーロイ人は美形ながら幼児にも劣る知性しかないひ弱な人間に退化。地底のモーロック人はハタラキアリだが食糧に困り人肉嗜食に回帰。イーロイ人を家畜化する。なんという対比。時代が進む先でまたいつか読み返したい!

  • 扉のこちら側 さん

    2016年332冊め。【172/G1000】タイトルになっている割には時間移動の純粋にツールとして使用されるのみで、深い伏線になっていたりはしないのだが、タイムマシンという概念を世に知らしめたのがこちらの作品らしい。約120年前に書かれた、80万年後の未来の世界は人類にとって明るくない。カニバリズム描写と、タイムトラベラーがステーキを食するシーンの暗喩。続いて続編『タイム・シップ』へ。

  • マエダ さん

    ”超常の驚異や未知の不思議で読者の戦慄を誘うことを嫌い、驚愕の正体を理解できる形で、自然や宇宙の神秘を理知が解明した結果として読者に提供したいと考えた”と考察される本書、いずれは読もうと思っていたが読めてよかった。

  • ゆかーん さん

    2002年に映画化された時、ワクワクしながら映画を鑑賞したのを思い出します。この地球の未来はどうなっているのか、想像するのがとても楽しくなります!タイムマシンが完成した2700年の未来では、タイムトラベラーが80万年後の地球へタイムスリップに成功します!そこには地上で生活する肌の白いひ弱なイローイ人と、地底に生活するブヨブヨの肌のモーロック人が生息していました。環境に適応する為とはいえ、進化した人類の姿は、想像以上の迫力です!地球の未来測る物差しがあったとしたら、何千何万もの長さが必要な気がします…。

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