ハンス・クリスチャン・アンデルセン

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絵のない絵本 アンデルセンの童話 4 福音館文庫

ハンス・クリスチャン・アンデルセン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834006681
ISBN 10 : 4834006689
フォーマット
出版社
発行年月
2003年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
17cm,187p

内容詳細

屋根裏に住む貧しい青年画家のもとに、幼なじみの月が夜ごと訪ねてきて、月が見たことを話してくれる…。生涯旅を愛したアンデルセンの体験と詩人の想像力が結晶した、独特の輝きを放つ魅力的な作品群。

【著者紹介】
ハンス・クリスチャン・アンデルセン : 1805年に生まれた。デンマークの詩人、作家。靴職人の父の死後、愛情深い母親のもとに育つ。14歳で舞台俳優を目指すが、挫折。その後、戯曲や詩集が認められ、小説『即興詩人』で、作家の地位を得る。1875年没

大塚勇三 : 1921年、中国東北地方で生まれた。東京大学法学部卒業。主に外国児童文学の翻訳紹介や民話の再話を手がける

イブ・スパング・オルセン : 1921年に生まれた。デンマーク王立美術大学で、グラフィックアートを学ぶ。挿絵や絵本、壁画、児童劇の制作など、幅広く多彩な活躍をする。1972年、国際アンデルセン賞画家賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夜長月🌙@5/19文学フリマQ38 さん

    孤独な青年に月が語る三十三話。月は見たままに世界の国々の様子を数百年の時をまたいで紡ぎます。画家である青年がその語りをスケッチした絵を見てみたいものです。お話しはある一部分を切り取っただけのような短編が多く、読み手にその結末はゆだねられます。月光に見守られながら今日も世界のどこかで小さなドラマが始まります。

  • キジネコ さん

    この世の無限の昼と夜。曇が地平を覆っていても約束の空には星がある。孤独な画家に月が語り掛けます。描く事に懊悩する彼は恰も読者の現身の様。永遠に続く世界の夜を旅する月が覗いた人の心の光と影を語って聞かせます。読み友さんに教えて頂いて又一冊、絵のない筈の絵本にリトグラフの様な素敵な挿絵が添えられた33話の味わい。思い出して、話しかけてみませんか。寂しさに震え涙する夜も、空で月があなたをきっと見ています。見ようとしないものには永遠に見えないものが この世界にはあります。16夜の道化、31夜の熊、3夜の薔薇…

  • michel さん

    ★3.5。月が貧しき若者に語った世界で見た三十三の夜の話。あらゆる世界で月はそっと見たー街や子どもや偉人や道化師や…毎夜毎夜、世界で誰かが泣き誰かは笑い誰かは眠り誰かは思い耽り、世界の誰も皆同じように月に見られている。アンデルセンの優しい眼差しが、月光のように包んでくれる作品。私は第七夜が一番好き。

  • Maki さん

    【図書館】わたしが読んだのは愛蔵版で青い表紙でした。月はわたしにとって特別な存在。必ず再読します。そのときはちゃんとレビューが書けたらいいな。

  • バジルの葉っぱ さん

    月が見てきた世界はけして平和な幸せにみちたものではありません。もっと多くの哀しみ、死、やり場のない気持ちにみちた人々がいることを語ってくれます。でも今この瞬間にも地上のどこかで、薔薇は咲き、ナイチンゲールは歌い、白鳥が海に羽根を休めている、アンデルセンはこの物語でそっと私たちにそれを教えてくれています。

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