ハンス・クリスチャン・アンデルセン

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即興詩人 下巻 岩波文庫 改版

ハンス・クリスチャン・アンデルセン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003100523
ISBN 10 : 4003100522
フォーマット
出版社
発行年月
1969年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
森鴎外 ,  
追加情報
:
15

内容詳細

ナポリで即興詩の才能を顕わしたアントニオはヴェネチアへ。原作以上とたたえられる優雅で洗練された訳文は、ひろく愛読された。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    1834年初出。今の我は断えず書(ふみ)を読み、自然と人間とを観察し、又自ら我心を顧みて己の長短利病(りへい)を審(つま びらか)にせんとせり(131頁)。妄想(もうざう165頁)。水の都:ヱネチア(171頁)。世界第一の富強者と云ひしエネチア(173頁)。 地名など、==線が付されている。解説:イタリアを舞台とする恋物語(267頁)。

  • ぱせり さん

    文語と19世紀ヨーロッパの出会いは、「雅」という一文字がなんて似合うんだろう。物語、というよりも、絢爛豪華な夢を見たような味わい。森鴎外の文章で読めたことに感謝したいと思います。文語読みの怪しい私を励まし助けてくれた『口語訳 即興詩人』(安野光雅)に感謝です。

  • モリータ さん

    ◆後半の主な舞台、ナポリとヴェネツィアの描写は鮮やか。しかしそこで起こるドラマはご都合主義的(××が来て吹っ飛ばされた先が○○で…なんて…)。あとローマに帰ってきてから憂鬱タイムが続くのは辛かった(過ぎた女性たちを思い出してウジウジするのは後編ずっと)。小説としてのイマイチさは川口朗の巻末解説でも(コメ引用)。◆しかし風景に対する登場人物=著者の感慨を述べた部分は翻訳の妙もあって惹きつけられる。解説によれば、鷗外が「しちくどいまでに凝った文章」への訳法は加筆、省略・圧縮、書き換えを駆使しているという。

  • 迦陵頻之急 さん

    義理と因縁と主従関係に覆われた江戸文芸と、空想や情緒を排した明治の自然主義文学が取り落とした、生きる喜びを描いた翻訳小説。背景となるイタリアの風土の書き込みが命で、雅味溢れる彫琢の訳文が書価を高める。ただし、まあ、ストーリーも人物も陳腐と言えば陳腐なので、何人も登場する遊び人の友人達は似たような連中ばかりだし、二人のヒロインとの関係の描き方も通り一遍。個人的に一番印象に残ったのは、「神曲」を秘かに手に入れて読みふける男版更級日記みたいな場面だった。

  • 空飛び猫 さん

    アヌンチヤタとの再会。 愛する人との邂逅。 女に振り回される、アントニオの青春。

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