誰も知らなかったココ・シャネル

ハル・ヴォーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163755106
ISBN 10 : 4163755101
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
410p 19cm(B6)

内容詳細

ドイツ占領下のフランス。外交官を名乗るドイツ人大物スパイの愛人となったシャネルは、ナチスの謀報活動に従事する。ナチスの狙いは、イギリス国王の従弟の元愛人でもあり、チャーチルにも通じる彼女の人脈だった。ピカソ、コクトー、イギリス国王、ロシア皇帝の従弟とも親交を結び、戦時下を生き延びた怪物シャネル。ベルリン陥落時にソ連軍が奪取した文書を、フランス在住のアメリカ人ジャーナリストが発掘。衝撃の事実を描いた異色の評伝。

目次 : 第1章 修道院の反ユダヤ教育/ 第2章 No.5誕生/ 第3章 英国王室の傘のもとで/ 第4章 ハリウッド進出/ 第5章 ディンクラーゲという男/ 第6章 お針子たちのストライキ/ 第7章 ホテル・リッツ/ 第8章 ナチスのスパイとなる/ 第9章 香水利権争奪戦/ 第10章 ヒムラーの密使/ 第11章 なぜ対独協力の罪に問われなかったのか/ 第12章 過去を封印する

【著者紹介】
ハル・ヴォーン : 1928年生まれ。アメリカのジャーナリスト、ノンフィクション作家。パリ在住。第二次大戦及び朝鮮戦争で軍務に就いた経験あり。朝鮮戦争では、アメリカ本国内でタクティカル・インテリジェンス(戦略上重要な情報の処理)に従事した。冷戦時代には、アメリカ国務省海外勤務員としてカラチやジュネーブなどで秘密情報活動に携わり、CIAの作戦の数々に関わった。GATTケネディ・ラウンドの際にアメリカ副大統領のスポークスマンを務めた経験、ベトナム戦争時代のサイゴンで勤務した経験も持つ

赤根洋子 : 翻訳家。早稲田大学大学院修士課程修了(ドイツ文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヨクト さん

    シャネルといえば、今日では世界中でアイコンとして知られている。ファッション界を革新し、数々の浮き名をながし、華々しい人脈を築いた彼女。この彼女はよく知られている彼女であるが、本書はそれ以後の知られていない彼女についてがメインである。なにを隠そう彼女はナチスのスパイだったのである。彼女が若き日に築きあげた人脈をナチスは利用しようとし、彼女はそれに応えた。英国首相チャーチルとも繋がっていたのだから、その人脈たるや。CHANEL好きが知らないシャネルがそこにはいる。

  • sibarin♪ さん

    シャネルといえば洋服に香水が浮かぶ。華やかに幼少期から育ってきた人と思っていたが孤児院からのし上がってきた背景があったとは。どちらかと言うと私は好きになれない系統の人だったようだが、現在まで人々を惹きつけるブランドであるのは確かな事、それだけ素晴らしいデザイナーだったのだろう。ゲシュタポ、ウエストミンスター、ナチス、コクトー、様々な歴史的人物と関わりがあったことも知った。生きて行くため、自分を成功者と成す為の彼女の生き方だったのだろうが、実は寂しい人ではなかったのかと思ってしまった。サラサラと流し読みしか

  • 手押し戦車 さん

    人は強い願望と辛い経験をバネにして人生を変えてしまう力と創造力と行動力という可能性を秘めている。昔のバレエドレスはコルセットが着いていてそこに目をつけてコルセットをしなくてもプロポーションがよく見えるドレスというイノベーションを起こし、普段着、男性服、香水と次々に広げる。今では当たり前の口コミによる宣伝戦略とモデルを使い方ファッションショー、事業、戦略、人事揃った緻密な経営は凄い。さらに人脈を作り人を愛するパワーを武器にブランド力を上げて行く。心の一部に食い込むブランドは人脈と口コミのセットが作る芸術だ!

  • ハゲ郎 さん

    孤児院から始まって才能のみでファッション界のトップに登りつめたシャネル。大のユダヤ嫌いでナチスのスパイだったとは・・・。歴史上の人物、国を代表する人物、芸術界の大物がどんどん登場する。興味は尽きないけれど、写実、歴史の羅列にすぎず読みずらい。 解ったような解らんような、歴史の教科書シャネル版。

  • ふぇるけん さん

    「自立した女」を象徴しているようなシャネルブランド。その創業者の人生はこれまた激動の人生だ。孤児院に生まれた著者が才覚と胆力でさまざまな要人を魅了し、シャネルブランドを確固たる地位に引き上げたのだが、本書のみどころはこの後から。なんとナチスドイツのスパイとしてコードネームまで与えられて暗躍していたのだ。しかもナチスの力を使ってシャネルNo.5の不平等(と彼女が考えていた)契約を変えさせようとしたり、どこまでもしたたかで抜け目ない。ドイツ敗戦後もブランドと人脈の力で最後まで逃げ切った。女は強し!

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ハル・ヴォーン

1928年生まれ。アメリカのジャーナリスト、ノンフィクション作家。パリ在住。第二次大戦及び朝鮮戦争で軍務に就いた経験あり。朝鮮戦争では、アメリカ本国内でタクティカル・インテリジェンス(戦略上重要な情報の処理)に従事した。冷戦時代には、アメリカ国務省海外勤務員としてカラチやジュネーブなどで秘密情報活動

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