ハルトマン、カール・アマデウス(1905-63)

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SACD 輸入盤

交響曲全集 メッツマッハー、ヴァンスカ、シュテンツ、ショーンヴァント、ガフィガン、ポッペン、オランダ放送フィル(3SACD)

ハルトマン、カール・アマデウス(1905-63)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CC72583
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ハルトマン:交響曲全集

20世紀ドイツの作曲家カール・アマデウス・ハルトマン[1905-1963]の交響曲は、現代作品としてはかなり人気があり、これまでに交響曲全集がすでに2つあったので、今回の全集は3つめということになります。
 使用音源は、ハルトマン没後50周年となる2013年の音楽シーズン[2012秋〜2013夏]に、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団が記念公演として開催したコンサートのライヴ録音が中心。
 指揮者は、マルクス・シュテンツ、ジェイムズ・ガフィガン、ミカエル・ショーンヴァント、クリストフ・ポッペン、オスモ・ヴァンスカ、インゴ・メッツマッハーという近現代作品に強い6名が起用されています。

【ハルトマンの交響曲】
独墺圏の交響曲の伝統を20世紀に復活させたハルトマンは、ヘルマン・シェルヘンに強い影響を受け、後にヴェーベルンにも師事、さらに、ブルックナー、マーラー、レーガー、ストラヴィンスキー、ベルク、バルトークといった作曲家の手法から影響を受けながらも、自らの様式の中にそれらの影響要素を収斂させていった手腕が高く評価される作曲家。特定の楽派に属さず独自の道を追求した孤高の人物とも言われていました。
 戦前のハルトマンは、ナチに抗議するため、ナチが禁じたメロディ(ユダヤの人々が救済を求めた預言者エリヤにまつわる歌)を自作に使用するなどしたため、戦時中は思うように活動が出来ず、戦後は親ナチだったオルフやエックを糾弾したりもしますがやがて和解、戦前に書いた自作からも政治的意味を取り除く改訂をおこなうようになります。
 そのため、交響曲第3番、第4番、第5番、第6番の4曲は、元の素材が戦時中の作品ではありますが、大幅に改訂されて戦後に完成しています。
 つまり第1番から第6番の6曲は、戦前から戦後間もない時期にかけて作曲・改訂されたもので、第7番と第8番が戦後十数年を経ての作品ということになります。
 ナチの横暴を描く凶暴な音楽と女声による頽廃美(第1番)、バリトン・サックスが延々と東洋風なソロを吹いたり(第2番)、行進曲とフーガがアダージョに沈んでいったり(第3番)、強烈な弦楽合奏が不安をかきたてたり(第4番)、管楽アンサンブルとチェロバスによる協奏音楽で『春の祭典』を直接引用したり(第5番)フーガが打楽器まで交えて異常な迫力で盛り上がったり(第6番)、やはりフーガが多用され二重フーガや快速フーガも登場したり(第7番)、スケルツォが賑やかに炸裂したり(第8番)と、表現主義的濃厚さに彩られた作品群は、悲劇的な魅力を備えたものも多く、たいへん聴きごたえのある力作が揃っています。(HMV)

【収録情報】
Disc1
ハルトマン:
● 交響曲第1番『レクィエムの試み』

 キスマラ・ペッサーティ(アルト)
 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 マルクス・シュテンツ(指揮)

 録音時期:2012年12月22日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

● 交響曲第2番『アダージョ』
● 交響曲第3番

 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 ジェイムズ・ガフィガン(指揮)

 録音時期:2013年1月26日(第2番)、2012年9月22日(第3番)
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Disc2
● 交響曲第4番

 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 マルクス・シュテンツ(指揮)

 録音時期:2012年11月12-14日
 録音場所:ファン・デ・オンレープ・ヒルヴェルスム音楽センター、スタジオ5
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

● 交響曲第5番『協奏交響曲』

 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 ミカエル・ショーンヴァント(指揮)

 録音時期:2012年9月22日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

● 交響曲第6番

 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 クリストフ・ポッペン(指揮)

 録音時期:2013年5月11日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Disc3
● 交響曲第7番

 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 オスモ・ヴァンスカ(指揮)

 録音時期:2013年1月12日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

● 交響曲第8番

 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 インゴ・メッツマッハー(指揮)

 録音時期:2013年3月30日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony No. 1 Versuch Eines Requiems, I. Introduktion: Elend Ich Sitze Und Schaue Aus
  • 02. II. Fr・ling - Als JワNGST Der Flieder Bl・te
  • 03. III. Thema Mit Vier Variationen
  • 04. IV. Tr舅en - in Der Nacht Der Einsamkeit
  • 05. V. Epilogue: Bitte - Ich Hrte Die Allmutter
  • 06. Symphony No. 2 Adagio
  • 07. Symphony No. 3, I. Largo Ma Non Troppo - Allegro Con Fuoco (Virtuose Fuge)
  • 08. II. Adagio - Andante - Allegro Moderato - Andante - Adagio

ディスク   2

  • 01. Symphony No. 4, I. Lento Assai - Con Passione
  • 02. II. Allegro Di Molto, Risoluto
  • 03. III. Adagio Appassionato
  • 04. Symphony No. 5, 'Sinfonia Concertante', I. Toccata
  • 05. II. Melodie
  • 06. III. Rondo
  • 07. Symphony No. 6, I. Adagio
  • 08. II Toccata Variata

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