白い心臓

ハビエル・マリアス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062095839
ISBN 10 : 4062095831
フォーマット
出版社
発行年月
2001年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
418p;20

内容詳細

フェミナ賞(翻訳)受賞現代スペインの文学。ハバナを新婚旅行中の男は、ホテルのバルコニーからひとりの美しい女を見てしまう。ハバナのホテルから始まる、愛と秘密と殺人の物語。

【著者紹介】
有本紀明 : 1940年、神戸市に生まれる。スペイン、ナバラ大学博士課程修了(文学博士)。天理大学教授を経て、現在、中京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    新婚旅行のハバナのホテルから始まるミステリー。現代スペインの香りはひどく甘美で心地よい。作品が放つ色彩が女の登場により、なぜか赤の色調を帯びて見えるのはなぜだろうか。主人公ファンが一人称で語る父ランスの人生は危うげで心ざわめく…作品の主題は「秘密」らしいが、知りたくなかった秘密を知ってしまった私の心の風景は錯綜していて困惑する。父ランスが抱えた秘密とは何だったのか。生涯三人の妻をめとりながらその真実を語ろうとしない父…妻ルイスの立ち位置が面白いのだが…最後は不可思議で煙に巻かれてしまった、そんな印象だった

  • nakanaka さん

    解説にもありますが脱線や余談の類が多く慣れるまでは読みにくかったのですが、最終的にはまとまりがある作品で面白かったです。世界的に評価を受けた文学作品というのも納得でした。再読したくなる作品でいずれ購入したいです。父親の過去というあまり知りたくないようなことが話の中心になってくるわけですが、本人によるの告白のシーンは引き込まれました。また友人ベルタとの共同生活の章も面白かったです。夫婦間や親子間であっても秘密にしておくべきこともあって然るべきと実感しました。奥が深い作品です。

  • 扉のこちら側 さん

    2016年211冊め。【151/G1000】図書館本のページが張り付いていてエピグラムを読み飛ばしてしまったため、まず「白い心臓」が「マクベス」からとだは、それを原書で読んでいない私は解説を読むまで気づかなかった。日本語だとやはり「青ざめた心臓」の表現がしっくりくると思うけれど、著者は「白」にこだわったらしい。知りたかったわけではなく、暴きたかったわけでもない秘密。訳文のせいか、現代風プルーストという感じを覚えた。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    冒頭の赤が印象的なのでアルドモバル監督が撮ったらどうなるだろう。『マクベス』での「私も貴方と同じく、血塗れよ。でも心臓は青ざめてないわ」と言ったマクベス夫人の立ち位置をモチーフにしたミステリー。翻訳家の新婚旅行先のハバナで聞いた、不倫カップルの殺意はあるが、未定である会話。その会話は思わぬ所へ飛び火していく・・・。知らなければ存在はしないが、知れば罪を犯さなくても伸し掛る十字架。いつか来る夫婦の破滅の予感に十字架の重さが仮託されているのだろうか。

  • syota さん

    “ノリがよくて情熱的”というスペイン人のイメージとは真逆な主人公がユニーク。内省的というか神経質というか、新婚旅行中に病気の新妻をほおっておいてぐだぐだ考え込んでいる。いいかげんにせい!とどやしつけたくなるが、この主人公を含め、ノリはいいけど大きな秘密を抱えている父親、理想の男性との出会いを求めて痛々しささえ感じさせる女友達など、登場人物が魅力的で、揺れ動く内面の描写は読み応えあり。盛大な脱線もあるけれど、それがまた楽しい。平穏な夫婦生活のためには、秘密は隠し通すべき…うん、そのとおり^^;[G1000]

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