ハインリヒ・フォン・クライスト

人物・団体ページへ

こわれがめ 岩波文庫

ハインリヒ・フォン・クライスト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003241639
ISBN 10 : 4003241630
フォーマット
出版社
発行年月
2002年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
206p;15

内容詳細

オランダの僻村の村長で裁判官をかねるアダムは、恋する少女の部屋から逃げ出すさいに家宝のかめを壊してしまう。出女の母はアダムの恋敵である男を嫌疑者として告訴する。事件の取調べにあたるのは言わずと知れたアダム。自分の罪をかくして、なんとか男を犯人にしたてようと躍起になるが…クライストの傑作喜劇

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • きりぱい さん

    元は「こわれがめ」というタイトルの絵から着想された喜劇だというのが面白い。冒頭からなにやらアクシデントで慌てている村長アーダムの元へ、急な視察で司法顧問官がやってくる。穏やかに去ってほしいのに、かめが壊されたという訴訟がもちこまれ、裁判長を兼ねたアーダムの裁判を見たいと言い出した。犯人はすぐわかるのだけど、なぜスムーズに証言が出てこないのか徐々にわかってくるのが面白い。明らかにひっかかるところがあるのに必死な人物がもうね。

  • リカステ さん

    喜劇。どうしてそんな風に隠し立てするのか、読みながらずっと不思議だったのだけれど、第12場でようやく納得。異曲の方が好き。

  • ダイキ さん

    大学図書館。ドイツロマン派の作家という事で。所々読んでいると頭がおかしくなりそうになる「眼の奴が手ぶらで帰って来たもんだから、『このめくらめ』と叱りつけて、もっとよく見て来いとすぐにまた追っ帰した。すると今度は眼の奴がとんでもねえ報告をもって来たので、わしは、このろくでもねえ告げ口屋の、そそのかし屋の、耳打ち屋めと叱りつけて三度目の斥候に出しました、だがわしや、眼は立派にやるだけの事をやったんだから、腹を立ててわしの顔から追ん出て他処の勤め口へ行って了うんだろうと思いました、つまり、エーフェは居たんでさ」

  • 蹂躙 さん

    クライストの特徴は、不信、疑惑から生まれた誤解によって悲劇が悲劇を呼んでゆく不気味な構成。この背後には、人間の相互理解に対する絶望感がある。運命悲劇ともいえるような破局を生み出すのは、言葉を通じての誤解。理性的な、言葉による理解に対する不信から、心の内部の感情という判断基準を人間の信頼の基礎とする。 この劇は、オイディプス王の分析的手法を踏襲している。

  • 綾野理瀬(Ayano Lise) さん

    面白い。ドイツ語のHoerbuchを買って、笑いながら聴いているくらい。突然の顧問官来訪に慌てる村長アーダム。ゴーゴリの『検察官』に少し似ている。どこの国でも、同じなのだと妙に納得。訳もなかなか好きです。レクラム版と比べると、意訳が結構ありますが。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ハインリヒ・フォン・クライスト

1777‐1811。ドイツの小説家、劇作家、ジャーナリスト。1777年10月18日、フランクフルト・アン・デア・オーダー生まれ。フランス革命から展開した激動の時代、自己矛盾に苛まれながらも写実的手法を用いた鮮烈な作品を残した

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品