Product Details
ISBN 10 : 462207883X
Content Description
通信と制御の観点から、機械、生物、社会を捉えるサイバネティックスという新しい学問分野を創始し、命名したウィーナー。その主著『サイバネティックス』の内容を、よりわかりやすく説いたのが本書である。第2版では、その概念が普及した状況から、より思想的・哲学的考察に重点をおいて改訂。自動機械や統治など、科学や社会の未来を予見しつつ警鐘を鳴らす。
目次 : 1 歴史におけるサイバネティックス/ 2 進歩とエントロピー/ 3 固定性と学習:通信行動の二つのパターン/ 4 言語の仕組みと歴史/ 5 通信文としての組織/ 6 法律とコミュニケーション/ 7 コミュニケーション・機密・社会政策/ 8 知識人と科学者との役割/ 9 第一次および第二次産業革命/ 10 ある種の通信機械とその将来/ 11 言語、かく乱、通信妨害
【著者紹介】
ノーバート・ウィーナー : 1894‐1964。ポーランドに生れ、アメリカに渡ったユダヤ人の言語学者レオ・ウィーナーの長子として生れた。天才肌の父のもとで知能早熟児として出発した彼は、9歳でハイスクールに特別入学し14歳でハーヴァード大学に入学、18歳で数理論理学の論文で学位をとる。まもなくイギリスに渡りケンブリッジ大学でバートランド・ラッセルから数理哲学を学び、ついでゲッチンゲン大学にも学び、帰米して1919年マサチューセッツ工科大学講師、34年以後同大学の数学教授
鎮目恭夫 : 1925年東京に生れる。1947年東京大学理学部物理学科卒業。科学思想史専攻。科学評論家。2011年歿
池原止戈夫 : 1904年大阪に生れる。1928年マサチューセッツ工科大学卒業。理学博士。東京工業大学名誉教授。1984年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Yoshi
読了日:2025/01/09
mim42
読了日:2022/10/26
roughfractus02
読了日:2017/02/16
ほなみ
読了日:2024/02/23
Z
読了日:2015/01/28
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