ニール ゲイマン / 金原瑞人 / 野沢佳織

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アメリカン・ゴッズ 下

ニール ゲイマン / 金原瑞人 / 野沢佳織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047916098
ISBN 10 : 4047916099
フォーマット
出版社
発行年月
2009年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,459p

商品説明

アメリカでひっそりと暮らしていたギリシアやローマやヒンズーの神々が、現代の最新テクノロジーに最後の戦いを挑む。否応なしに巻き込まれたシャドウと、神々の運命は? 壮大なスケールで描く究極のファンタジー!

※出版社都合により、発売日・価格・仕様等に関しましては、予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

内容詳細

アヌビスは葬儀屋に、ランプの精はタクシー運転手になった。テクノロジーが蔓延する社会で身を寄せ合う古の神々が今、動き出す。

【著者紹介】
ニール・ゲイマン : イギリス生まれ。アメリカンコミック「サンドマン」の原作者としてあまりに有名。世界幻想文学大賞、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ブラム・ストーカー賞など数々の文学賞を総なめにする、今、もっとも注目される作家。ニューベリー賞も受賞

金原瑞人 : 岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家。海外作品の紹介者として不動の人気を誇る

野沢佳織 : 東京生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • NAO さん

    移民の国アメリカ。生まれた土地から遠く切り離され本来の力を失ってしまった世界各地の神々と、テレビの神インターネットの神といった新たに生み出された神々との最終決戦。かつては輝き怖れられていた神々がチープな存在になり、人間の姿を借りて細々と生きている様はなんともアイロニカルだ。だが、古い神々が新たな神々に追いやられているのは、なにもアメリカに限った話ではない。

  • ちえ さん

    下巻に入り加速度的に面白くなる。ファンタジーの中にミステリ要素やロードノベル風でもあり。一つ一つの伏線がきちんと回収されるのも良い。最後はマジックがとけ夢から覚めたようで何とも言えない気持ちに。エピローグは寂しいような清々しいような。期待以上に満足な読後感。巻末のリストを何度も読みながら、子供向きの北欧神話やギリシャ神話に夢中になっていたことを思い出す。◆ガーディアン1000

  • Willie the Wildcat さん

    歴史が紐解く、心の拠り所の発祥と傾倒の過程。希望、欲求、憧憬の根底に見え隠れする不安、恐怖、焦燥。故に、時に”信”を確かめたいのは、人も神・妖精も同じかもしれない。但し、心底の信心は不変。結果、信を問う生贄(主人公)の齎す無と愛が、「死から智を得る」歴史を踏襲を許さなかった印象。一方、「代償」。真実に向き合う主人公の代償が、新世界変遷への代償を暗喩。だから”土地”であり、コイントリックではなかろうか・・・。私見ですが、北欧の妖精ならトムテなんだけどなぁ。(笑)

  • MATHILDA&LEON さん

    【英ガーディアン紙が選ぶ必読小説38-U/1000】下巻に入り、神々に翻弄される主人公に襲いくる様々な試練。怒涛の展開に圧倒され続けた。色々な人物が登場するので多少混乱するが、読み終わってみれば実に面白い作品であったと感じる。最後に神々の説明書きがされていて、興味深かった。

  • syota さん

    オーディンを前面に押し出しながら、なぜ北欧神話の他の神様が出てこない?と思っていたら、うーん、そうきたか! パロディっぽい上巻とはうって変わって、この世の舞台裏や死後の世界まで登場する壮大なスケールで、現代の神話(というか、未曾有の大陰謀)が語られていく。直前に読んだ『侍女の物語』のように心にズシンと響く作品ではないけれど、とにかく楽しませてくれる良質のエンターテイメント。シリアスな読書に疲れた時とか、暑くてヘビーな作品はパスしたい時などには、特にお勧めしたい。[G1000]

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