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ISBN 10 : 4588010425
Content Description
社会が変化するなか宗教システムの変容を問う。『宗教の機能』の刊行後、オートポイエーシス概念を得てその理論はどのような展開をみせたのか。ルーマンの没後まとめられた遺稿を刊行。
目次 : 第1章 宗教という意味形式/ 第2章 コード化/ 第3章 宗教の機能/ 第4章 偶発性定式としての神/ 第5章 宗教的コミュニケーションの分出/ 第6章 宗教組織/ 第7章 宗教の進化/ 第8章 世俗化/ 第9章 自己記述
【著者紹介】
ニクラス・ルーマン : 1927年ドイツのリューネブルクに生まれる。1968‐1993年ビーレフェルト大学社会学部教授。70年代初頭にハーバーマスとの論争により名を高め、80年代以降「オートポイエーシス」概念を軸とし、ドイツ・ロマン派の知的遺産やポスト構造主義なども視野に収めつつ、新たな社会システム理論の構築を試みた。90年前後よりこの理論を用いて現代社会を形成する諸機能システムの分析を試み、その対象は経済、法、政治、宗教、科学、芸術、教育、社会運動、家族などにまで及んだ。1998年没
土方透 : 1956年、東京都生まれ。中央大学大学院博士課程修了。博士(社会学)。聖学院大学教授。ハノーファー哲学研究所、ヴュルツブルク大学、デュッセルドルフ大学(いずれもドイツ)などの客員教授を歴任。Soziale Systeme:Zeitschrift f¨ur soziologische Theorie学術顧問
森川剛光 : 1969年、東京都生まれ。2001年カッセル大学(ドイツ)博士号(社会学)、2012年ルツェルン大学(スイス)教授資格(ハビリタチオン)取得。ルツェルン大学私講師。本務校以外では、大阪大学、ハイデルベルク大学、ウィーン大学、チューリヒ大学、バーゼル大学など日欧の大学で非常勤講師として教歴を重ねる
渡會知子 : 1979年、宮城県生まれ。2009年、ミュンヘン大学(ドイツ)博士課程修了。博士(社会学)。横浜市立大学国際総合科学部准教授
畠中茉莉子 : 1988年、奈良県生まれ。神戸大学大学院国際文化学研究科博士課程在籍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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