プレイヤー・ピアノＶｏｌ．９〜珍曲を多数収録した自動ピアノ作品集

珍曲を多数収録した自動ピアノ作品集の第9巻
コンロン・ナンカロウ：プレイヤー・ピアノVol.9

コンロン・ナンカロウ（1912-1997）はアメリカのアーカンソー州に生まれ、ジャズ・トランペッターを経て、ピストン、セッションズ、ヘンリー・カウエルなどに学んで作曲に転じた変り種で、特にカウエルの影響で、自動演奏ピアノ（プレイヤー・ピアノ）の可能性に開眼。生身のピアニストには再現不可能なまでに微分化されたリズムを特徴とする創作にのめり込みました。彼の作品集の第9巻にあたる本作には、未発表の習作3曲を含む、演奏機会の稀な作品を多数収録。トッカータでは、生身の人間が弾くヴァイオリンとプレイヤー・ピアノの興味深いデュオも楽しめます。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
コンロン・ナンカロウ：
・プレイヤー・ピアノのための習作49a
・プレイヤー・ピアノのための習作49b
・プレイヤー・ピアノのための習作49ｃ
・パラ・ヨーコ
・リゲティのために
・未発表の習作第1番
・未発表の習作第4番
・未発表の習作第5番
・習作第45番《ディスカード》
・前奏曲（アレグロ・モルト）
・ピアノのためのソナチナ
・タンゴ？
・ウルスラのためのカノンA
・ウルスラのためのカノンB
・ウルスラのためのカノンC
・ピアノとヴァイオリンのためのトッカータ
　べーゼンドルファー・プレイヤー・ピアノ　
　オトフリート・ニース（ヴァイオリン）

　録音時期：2005年6月19〜24日
　録音場所：イムマヌエル教会、ヴッパータール
　録音方式：デジタル（セッション）