ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

交響詩集 ラトル&BPO(2CD)

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5580192
組み枚数
:
2
レーベル
:
Emi
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ドヴォルザーク:殺人交響詩集(2CD)
ラトル&ベルリン・フィル

チェコの国民詩人、K.J.エルベン(1811-1870)のバラードにインスパイアされたドヴォルザークの4つの交響詩(op.107-110)は、題材の異常なまでの残酷さ・凄惨さゆえ、『殺人交響詩』としても知られているもので、そこに求められるオーケストラの表現力にはかなりのものがあります。
 なにしろ、4曲中、最も穏やかな『真昼の魔女』ですら、魔女によって子供が殺されてしまうという残忍な内容で、最も残虐な『金の紡ぎ車』に至っては、バラバラ殺人が題材というとんでもない代物。タイトルが美しい『水の精』にも、子どもが真っ二つに引き裂かれて家のドアに叩きつけられるという場面があり、これもタイトルは穏やかそうな『野鳩』も、夫を毒殺した未亡人がやがて気が狂って自殺するという筋書きなのです。
 随所に込められた残虐シーンへの寓意や、死の悲しみと悪の狂気を深く描きこんでいて驚くほど表現力が豊かなこれらの作品群に、機知に富むラトルと機能性抜群のベルリン・フィルがどのようなアプローチをとっているのか、大いに期待させられるところです。

・交響詩『水の精』op.107
・交響詩『真昼の魔女』op.108
・交響詩『金の紡ぎ車』op.109
・交響詩『野鳩』op.110

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル

2004年3月&6月デジタル録音

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Golden Spinning Wheel, Op. 109
  • 02. Golden Spinning Wheel, Op. 109
  • 03. Golden Spinning Wheel, Op. 109
  • 04. Golden Spinning Wheel, Op. 109
  • 05. Wood Dove, Op. 110/B 198
  • 06. Wood Dove, Op. 110/B 198
  • 07. Wood Dove, Op. 110/B 198
  • 08. Wood Dove, Op. 110/B 198

ディスク   2

  • 01. Noon Witch, Op. 108/B 196
  • 02. Noon Witch, Op. 108/B 196
  • 03. Noon Witch, Op. 108/B 196
  • 04. Water Goblin, Op. 107/B 195
  • 05. Water Goblin, Op. 107/B 195
  • 06. Water Goblin, Op. 107/B 195
  • 07. Water Goblin, Op. 107/B 195

総合評価

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ドヴォルザークの4つの交響詩集は、HMV...

投稿日:2013/02/24 (日)

ドヴォルザークの4つの交響詩集は、HMVのサイトの解説にもあるように、その題材の残忍さ、異常さから俗に殺人交響詩集とも称されている。同交響詩集は、交響曲第9番「新世界より」やチェロ協奏曲ロ短調、そして弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」などの、ドヴォルザークのあらゆる作品の中でも最高峰の傑作が生みだされた後に作曲された晩年の作品であるだけに、更に優れた作品であるかのように思いきや、なかなかそうはいっていないと言わざるを得ない。音楽評論家や学者の意見も、創作力が、交響曲第9番やチェロ協奏曲ロ短調などにおいてピークに達した後、減退しているというのが太宗を占めていると言える。交響詩集の各楽曲のオーケストレーションについては、ドヴォルザークが恩師であるブラームスを尊敬し、その作品から深い影響を受けているものの、自らがワグネリアンであることを公言していたとも伝えられているところであり、これらの各楽曲には、そうしたドヴォルザークのワグネリアン的な資質が見事に反映されていると言っても過言ではあるまい。ただ、題材も含めた楽曲の芸術性と言った点に鑑みれば、ドヴォルザークの晩年の傑作と評価するには躊躇せざるを得ないところであり、そのせいか、4つの交響詩すべての録音も、チェコの指揮者による演奏にほぼ限定されていたとも言えるところだ。このような中で、ラトル&ベルリン・フィルによる本盤が登場したというのは、これらの楽曲の魅力を世に知らしめるという意味において、極めて画期的なことであると考えられるところである。演奏自体は、チェコの指揮者のように、ボヘミアの民族色など薬にしたくもない演奏と言える。同曲のオーケストレーションの面白さ、巧みさを、ベルリン・フィルという世界最高峰のオーケストラを用いて見事に紐解くことに成功した演奏と言えるのではないだろうか。当時のラトルの欠点でもある表現意欲の空回りを感じさせないわけではないが、それでも一般的にはあまり知られていないドヴォルザークの交響詩集のいわゆるオーケストラ曲としての魅力をこれほどまでに堪能させてくれれば文句は言えまい。いずれにしても、本盤の演奏は、ドヴォルザークの交響詩集のオーケストラ曲としての魅力を多くのクラシックファンに認知させるのに成功した素晴らしい名演と高く評価したいと考える。音質は、従来CD盤でも十分に良好な音質であったが、今般、ついに待望のSACD化が図られることになった。音質の鮮明さ、音場の拡がりなど、どれをとっても既発の従来CD盤とは比較にならないほどの極上の素晴らしい高音質であり、あらためてSACD盤の潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、ラトル&ベルリン・フィルによる素晴らしい名演を、高音質のSACD盤で味わうことができるのを大いに喜びたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ドヴォルザークの交響詩は今までクーベリッ...

投稿日:2012/06/26 (火)

ドヴォルザークの交響詩は今までクーベリックやアーノンクールの演奏で聴いたことはあったが、正直退屈な作品だと思っていた。このラトルの演奏はダイナミックで悪くなく、またトラックも細かく分かれているのもよい。ラトルにはマーラーやブルックナーはもう良いから、ドヴォルザークの1から6番までの交響曲を録音してほしいところ。

akiapple さん | 大分県 | 不明

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チェコ人ではない指揮者がこの曲集をこのよ...

投稿日:2008/06/24 (火)

チェコ人ではない指揮者がこの曲集をこのような形でまとめて取り上げるのは珍しいのではないか。それだけに、ラトルらしい非常に考え抜かれた結果のような意識的な演奏になっている。今まで気付かなかったところが、意外に初期のマーラーのように響いてきたりして、驚かされる。国内盤には独自の優れた解説が付けられていたのだが、今は出ていないようで残念である。

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