ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

交響曲第7番、第8番、他 マレク・シュトリンツル&ムジカ・フロレア(2CD)

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
F10180
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ピリオド楽器オーケストラによるドヴォルザーク!
交響曲第7番&第8番、序曲、ほか


古典派までの作品は、その時代の古い楽器(時代楽器、ピリオド楽器)で演奏されることが当たり前のようになってきましたが、最近ではロマン派の作品でもそうしたケースが増加中です。

【チェコの古楽器オーケストラ】
指揮者でチェリストでもあるマレク・シュトリンツルが、バロック音楽の演奏を目的として1992年に創設したチェコのピリオド楽器オーケストラ「ムジカ・フロレア」は、西欧の一流どころに匹敵する高水準の演奏が、演奏会やCDなどでに高く評価されてきました。  バッハやヘンデル、ビーバーといった有名どころに加え、自国のゼレンカやヴェヤノフスキー作品も積極的にとりあげてきました。

【ロマン派作品の時代性】
このアルバムに収められた作品は、1870年代から80年代にかけて書かれています。いろいろな楽器が大幅に進化し、弦が金属に張り替えられ、奏法も合理化され、現代のスタイルが普及していったのはそれよりもはるかに後の時代の話なので、それらの作品を書いたときのドヴォルザークが思い描いていたのが、当時の楽器によるものであることは、容易に推測できることでもあります。

【時代様式を反映したサウンド】
自らも優れたチェリストであるシュトリンツルは、ここで弦楽器奏者にはガット弦を張らせて奏法にも配慮、ヴィブラートは最小限にする一方、当時、一般的だったグリッサンドを多用し、独特の質感を生み出しています。管楽器ももちろん古いタイプのもので、素朴で野趣に富むサウンドは、古きボヘミアのイメージをも窺わせて魅力十分。テンポやリズム、拍へのこだわりも相当なもので、ドヴォルザーク本来の響きを満喫させるユニークな仕上がりとなっています。

マレク・シュトリンツル 【収録情報】
ドヴォルザーク:
CD1
・交響曲第7番ニ短調 Op.70 [36:35]
 録音時期:2004年6月17日
 録音場所:プラハ、チェコ国民銀行コングレス・センター

・交響的変奏曲 Op.78 [21:21]
 録音時期:2005年11月5日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール

CD2
・交響曲第8番ト長調 Op.88 [35:52]
 録音時期:2005年11月5日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール

・オペラ『ヴァンダ』Op.25 序曲 [9:35]
 録音時期:2004年6月17日
 録音場所:プラハ、チェコ国民銀行コングレス・センター

・プラハ・ワルツ B.99 [8:42]
 録音時期:2004年6月17日
 録音場所:プラハ、チェコ国民銀行コングレス・センター

・ポルカ『プラハの学生たちのために』Op.53 [2:06]
 録音時期:2004年6月17日
 録音場所:プラハ、チェコ国民銀行コングレス・センター

 ムジカ・フロレア
 マレク・シュトリンツル(指揮)

ユーザーレビュー

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当盤がピリオド系オケの初録音かはわからな...

投稿日:2016/03/22 (火)

当盤がピリオド系オケの初録音かはわからないが、ともかく今までのモダンオケ演奏が霞んでしまうぐらいの名演で、モダンオケでは埋もれてしまいがちな木管楽器は素朴に響き、金管楽器も他の楽器と自然に溶け合い、雄弁なホルンの咆哮も忘れられない。ヴァイオリン両翼の対抗配置も効果をあげており、押しつけがましい妙なタメがないのもいい。またピリオド系のオケにには珍しい熱っぽい演奏で、8番などクーベリック&ベルリンフィル並みの迫力で迫ってくる。このシュトリンツルにはドヴォルザークの交響曲全集を切望したい。

akiapple さん | 大分県 | 不明

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