ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

ドヴォルザーク:交響曲第8番、謝肉祭、スーク:セレナード マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
900145
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ドヴォルザーク:交響曲第8番、謝肉祭、スーク:セレナード
ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団


ヤンソンスによるバイエルン放送交響楽団とのドヴォルザークは、2015年に録音された『スターバト・マーテル』も素晴らしいものでした。全編を覆う深い悲しみと、最後にもたらされる暖かい希望。このコントラストが鮮やかに表現された演奏は、ヤンソンスとドヴォルザークの親和性をも感じさせる見事なものでした。そして2016年に収録された「第8番」では、一層密度の濃いドヴォルザークを聴くことができます。彼の全交響曲の中で、もっともボヘミア要素が高いと評されるこの作品は、ト長調という明るい調性と、メリハリのある曲想が広く愛されており、とりわけ第3楽章の哀愁漂う旋律は一度聴いたら忘れられないほどのインパクトがあるものです。もちろんオーケストレーションも精緻を極めており、至るところに現れる対旋律の面白さや、終楽章のフルート・ソロのような、各々の楽器を際立たせるやり方も円熟期のドヴォルザークを示すものです。もちろんヤンソンスは全ての難関を易々とクリア。満足のいく演奏を展開していきます。
 『謝肉祭』は序曲集『自然と生命と愛』の中の1曲。全編華々しく賑やかな明るさ全開の作品です。珍しいスタジオ・レコーディングであるスークの『弦楽セレナード』は、やはりドヴォルザークに深い関連を持つ作品で、もともと「短調が支配する暗い曲」ばかりを書く傾向があったスークに「もっと明るい曲を書くように」と示唆したのが、後に義父となるドヴォルザークだったというエピソードがあります。こちらは落ち着いた美しさと、ほっとする明るさを楽しめます。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
2. スーク:弦楽オーケストラのためのセレナード 変ホ長調 Op.6
3. ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』 Op.92

 バイエルン放送交響楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:2016年1月29-30日(1,3)、2016年1月25日(2)
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ:1,3、セッション:2)

ユーザーレビュー

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私見では、ヤンソンス最大最高の遺産筆頭の...

投稿日:2021/03/22 (月)

私見では、ヤンソンス最大最高の遺産筆頭の音源であり、同時にバイエルンRSO最高の演奏・録音(録音そのものもライヴながら最高レベルのものと言ってよいと思う)の筆頭でもあると思う(第8交響曲は彼の偏愛曲であったようで、コンセルトヘボウやオスロフィル、ベルリンフィル等?と何種類も録音録画があり、私も全ては聴けていないが、恐らく当録音が最高ではないかと推測する)。 第1楽章冒頭から、まことに応接の暇(いとま)も無いほど変幻自在のデュナーミク、アゴーギグ、ニュアンスの連発連打に、本当に驚かせられ、決して大袈裟ではなく一瞬も耳をそらすことができない。よくもこんな風にオケを歌わせられるものだと思う第3楽章、そしてフィナーレに入ると、こんな凄い音楽だったかと思わせられる展開部3分35秒〜5分05秒あたりの息詰まるようなただならぬ緊張感、他の多くの演奏ではなんということなく通り過ぎそうな6分22秒〜7分33秒あたりの、どこまでもあたたかく懐かしい音色かつ弱音で歌われる弦楽など、本当に書いているとキリがないが、しかもここでの指揮者とオケの息の合い方は、掛け値無しにまさしく一心同体というレベルで、とてもにわかに信じられない!。このようなレベルの一体感は、私見では、70年代以降のベストの時のカラヤン×ベルリンフィルや、やはりよい時のムラヴィンスキー×レニングラードフィルなど非常に数少ない。そして、よくよく考えると、ヤンソンスはムラヴィンスキーのアシスタントをつとめ、カラヤン指揮者コンクールに上位入賞して、カラヤンのアシスタントもつとめた経験と決して無関係ではないであろうことに思い至る。。そして、この素晴らしい音源を改めて聴くにつけ、2019年秋の、70歳代半ばという、昨今の指揮者としては早過ぎるヤンソンスの逝去を惜しまずにはいられない。 この交響曲を好きな人はもちろん、オーケストラファン必聴の音源、未聴の方はぜひお聴きを!

まここ さん | 岐阜県 | 不明

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