ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

ドヴォルザーク:『新世界より』、ブラームス:二重協奏曲、他 リッカルド・ムーティ&ウィーン・フィル、キュッヒル、シャイヴァイン(1975年東京ライヴ)(2CD)

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT255
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


1975年、34歳のムーティ!
それに応えるウィーン・フィルが大熱演!
来日初顔見せライヴ


男! ムーティと思わずいいたくなるストレートな『新世界』も聴きものですが、名人キュッヒルとシャイヴァインをソロにしたてたドッペルコンツェルトが貴重品! ウィーンの名人芸に心も溶かされてしまいかねない味わいでございました。1975年ウィーン・フィル来日といえばベーム翁の演奏にすっかり隠れていましたが、この溌剌たるムーティに体当たりでのぞむウィーン・フィルの白熱演ぶりに興奮させられます。音質も大変良好です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ベートーヴェン:『プロメテウスの創造物』 Op.43〜序曲
・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
・ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲

 ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
 ロベルト・シャイヴァイン(チェロ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 リッカルド・ムーティ(指揮)

 録音時期:1975年4月3日
 録音場所:東京、NHKホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 収録:NHK

 ディスクは国内プレスとなります。

内容詳細

ベームに同行してウィーン・フィルと来日した若きムーティの溌剌たる指揮ぶりが目に浮かぶ75年のライヴ。首席奏者をソロに据えた二重協奏曲の緊密なアンサンブルが実に見事だ。掘り出し物はアンコールの「運命の力」。力強い音楽の奔流にイタリアの血が感じられる。(彦)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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個人的にだが、「新世界」や「巨人」は青臭...

投稿日:2013/06/03 (月)

個人的にだが、「新世界」や「巨人」は青臭い演奏を好む。そうなるとこの時代のムーティには嫌でも期待してしまう。実際にウィーン・フィルも、この若者相手に四つ相撲を取ろうとしている。もちろん「この青二才め」とは思っているのだろうが。。。たとえばムーティが煽りに出ると、きっちり応えつつもオーバーワークする。それを受けてムーティはブレーキを掛ける。このハラハラなやり取りはもちろん両端楽章に顕著となる(ブラームスも含む)。結果として曲の妙味より現場の妙味が勝る演奏となってしまったといえよう。すなわち「青臭い」のだ。さて「運命の力」は完全にムーティのペースになってしまう。トスカニーニのような厳しさや熱い歌には舌を巻いてしまう。とにかく圧巻だ。ムーティの「運命の力」序曲はいろいろな録音が聞けるのだが、凄さという点では当ディスクは文句なしのベストだ。いや、運命の力全ての録音の中でもベストを競う。ちなみに録音には笑ってしまった。まるでオルフェオがガスタイクあたりで録音したようなイメージだ。

宇野珍会長 さん | 埼玉県 | 不明

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 ベームが指揮する初日に出かけたら,この...

投稿日:2013/05/26 (日)

 ベームが指揮する初日に出かけたら,この日の切符がまだ残っているというので聴くことにしたが,予告されていた《セミラーミデ》序曲,シューベルトの5番とブラームスの4番の交響曲という曲目が当日行ったら変更されていた。指揮者よりはこちらのブラームスを一応の楽しみにしていたのでこの変更に当てが外れた感じはあった。  「本編」にあたる3曲は退屈だった。この録音が商品となって出てくるとは想像もしなかったのでこれを別のところで書かせていただいたが,《運命の力》序曲の演奏が始まったらホール内の空気が一変し,背中に電気が走った感じがしたことにも触れた。  SACDが届いたのであらためて聴いた。「退屈」はわたしの未熟のせいでもあったが,格別にいい演奏というわけでもない。二重協奏曲は若いムーティが持て余し気味だし《新世界から》は感情表現がいかにも中途半端といった塩梅。アンコールの《運命の力》序曲(曲名を知らなかった!)は,やはりこれはもういうことなし。ヴィーン・フィルが指揮者の言うとおりに弾いているからこそと思える緊張感がある。この驚きの体験がなかったら後にムーティのオペラを何度も観に行ったかどうか。  買って後悔など全くなかったという意味で星は3つ。しかし,わたし同様に実際に聴いた人が多くの星をつけられたのも分かるような気はする。再体験への期待は誰も邪魔できない。しないのが良識でもあるはずだ。

たーさん さん | 神奈川県 | 不明

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私も50代の意地で思い出話を書きます。当...

投稿日:2013/05/19 (日)

私も50代の意地で思い出話を書きます。当時、私はTVでしか見れませんでしたが、兄が名古屋公演の会場整理係のバイトに行って、リハーサルから見てきました。兄の話では、ムーティはVPOのボウイングが気に入らなくて、左手をなたの様に振るって、同じところを何度もコンサートマスターと言い争いながらやり直していたそうです。TVでも、同様に左手を振っているのを兄と確認しました。なるほど、「鬼のような形相と大木をなぎ倒していくようなな指揮姿」とは見事な言い回しですね。実際ムーティは、思い通り演奏してくれなくて怒っていたのでしょう。でも、生で聴いたVPOの高弦は音というよりも、さわやかな風の様だったと兄が言っていたので、SACDでその音が再現できるか期待したいですね。

馬羅 さん | 愛知県 | 不明

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