ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

チェロ協奏曲(フルニエ、セル&ベルリン・フィル) 交響曲第8番(クーベリック&ベルリン・フィル)

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4784233
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

フルニエの魅力的な旋律美と華麗なパッセージ

伸びやかでノスタルジックな旋律美とソロの華麗なパッセージが魅力的な『チェロ協奏曲』。この作品に内在する郷愁や憧憬を雄大なスケールで、しかも詩情豊かに表現したフルニエの名演奏です。この曲の決定盤として広く親しまれているアルバムで、バックを務めるセル&ベルリン・フィルの万全のサポートぶりも見事。祖国ボヘミア的の親しみやすいメロディーを郷愁的に謳い上げた『交響曲8番』は、クーベリック&ベルリン・フィルの名演で収録。(IMS)

【収録情報】
ドヴォルザーク:
・チェロ協奏曲ロ短調Op.104
 ピエール・フルニエ(Vc)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)
 録音時期:1961年
 録音方式:ステレオ(セッション)

・交響曲第8番ト長調Op.88
 ラファエル・クーベリック(指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1966年
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

収録曲   

  • 01. 1. Allegro
  • 02. 2. Adagio ma non troppo
  • 03. 3. Finale (Allegro moderato)
  • 04. 1. Allegro con brio
  • 05. 2. Adagio
  • 06. 3. Allegretto grazioso - Molto vivace
  • 07. 4. Allegro ma non troppo

ユーザーレビュー

総合評価

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BPOのドヴォルザークという共通点とはいえ...

投稿日:2013/05/29 (水)

BPOのドヴォルザークという共通点とはいえ、アルバムとしては少し座りが良くない(その分減点)。コンチェルトは昔から有名な演奏で今更書くこともなさそうだが、とくにセルの指揮が見事。スケールの大きさと精密さと素朴さが同居している。BPOだとどうしてもドライブしすぎになりがちで、クーベリックですらそのきらいがなくはないのに、セルはその辺実に巧みだ。フルニエのソロも、実演だとこの曲には少々柄が小さいように聞こえるかもしれないが、レコーディングだと細部まで煉り込んだ解釈が堪能出来る。8番は上記のようなきらいはあっても、解釈としては間然とするところがない。コンチェルトより素朴さがないのは、62年(コンチェルト)と66年(交響曲)という微妙な時期の違い(カラヤンの覇権の確立の過程)かもしれない。ロストロとカラヤンのコンチェルトも同じ66年だったのではなかったかしら?あれも見事といえば見事だがこの曲としてはグラマラス過ぎるきらいがあった。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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ドヴォルザーク・チェロ協奏曲はLPで聴いて...

投稿日:2012/09/25 (火)

ドヴォルザーク・チェロ協奏曲はLPで聴いていますので先ずコメントさせていただきます。本演奏は1962年セル・・・当時65歳・・・はクリーブランドO指揮者だった彼がフルニエ(56歳)と組んでの演奏(タイム@14’37A11’25B12’20)でありバックのBPOの重厚さと相俟って素晴らしい仕上がりとなっています。チェロの貴公子とも呼ばれたフルニエの方にスラブ〜ボヘミア方面のセンスをどれだけ期待するかは別にして正直第3楽章辺りでこの楽章の楽想に因る処も大きいのだけれどほんの少し違和感も感じたこともありますが繰り返し素晴らしい盤であることを確認する次第です、フルニエは結構マァ、チェロ協奏曲の代表曲だからか何種類もライブも含め演奏盤があり本盤演奏と同年1962年指揮者セル/オーケストラKRSOそしてシェルヘン/ルガーノSOとの共演の他1945年チェリビダッケ/LPO(タイム@14’39A10’46B11’39)、1948年クーベリック/PHO(同@14’47A11’20B12’09)、1954年クーベリック/VPO(同@14’30A11’16B11’59)、1956年イッセルシュテット/NWDRSO、1959年セバスチャン/チェコPO、1973年C.デイヴィス/BBCSO(同@14’56A10’45B12’06)等々ある様です。ちょっと貴公子にしては多すぎな感じですが本盤演奏が無難でありましょう。次に交響曲の方に移りましょう。BPOにとって初めてのドヴォルザークの交響曲全集の契機になった1966年録音のクーベリック(当時52歳)指揮交響曲第8番(旧4番)で出版がイギリスでなされた為「イギリス」とも曲名がつけられていたものです。演奏は本全集トップを飾ってか大変活き活きした覇気のある・・・クーベリックが単なるローカルに留まらず表現・・・それもインターナショナルなツールを使ってライブに劣らぬ入れ込み様です。タイム的には@9’58A10’19B6’38C8’55であり私が好む演奏の代表的に各先行盤 セル/CLO(1958年@9’55A10’03B6’20C9’00)、 カラヤン/VPO(1961年@9’53A11’09B6’07C9’35)、ケルテス/LSO(1963年@10’01A9’59B6’00C8’58)とそんなに違いはないのですがオーケストラが全開近く鳴りきってクーベリックに導かれている時間であります。第1楽章序奏から次への駆け込みの勢いでこれから始まるドラマを予感させます。弦のアタックが生々しく又溜めから奔流する流れ、その燃焼追い込みは管楽器と共に拍車がかかります。第2楽章はやや説明的な感じが一時しますが舞曲風メロディでは音の質感の訴えが勝り第3楽章の美しい旋律がつなぎ部分の情緒で効果を上げ最終楽章へのストーリー作りに寄与します。その最終楽章ファンファーレに始まるのですがテンポも微妙に変化させて以降たっぷり揺らせもあり印象的な結びであります。まとめて最高ランクに・・・(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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