ドヴォルザーク(1841-1904)

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SACD 輸入盤

【中古:盤質S】 ドヴォルザーク:交響曲第8番、ヤナーチェク:『イェヌーファ』組曲 ホーネック&ピッツバーグ交響楽団

ドヴォルザーク(1841-1904)

中古情報

新品ジャケット
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S
特記事項
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未開封,SACD(ハイブリッド)
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基本情報

ジャンル
カタログNo
FR710SACD
レーベル
USA
フォーマット
SACD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


ドヴォルザーク:交響曲第8番、ヤナーチェク『イェヌーファ』組曲
マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ交響楽団


SACDハイブリッド盤。オーディオ好きに評価の高いリファレンス・レコーディングスのR.シュトラウス:交響詩集が素晴らしかったホーネック指揮ピッツバーグ響が、今度はドヴォルザークの交響曲第8番と、ヤナーチェクの『イェヌーファ』組曲を取り上げました。2013年10月に本拠ピッツバーグのハインツ・ホール(ヘインズ・ホール)で、前作と同じサウンド・ミラーのチームによってライヴ録音されたものです。

【オケの表現力が見事なドボ8】
ドヴォルザークの交響曲第8番は作曲家の個性が民俗的な要素と共に開花した人気曲。ホーネックは、ここでも思い切った表現で振幅の大きな音楽を聴かせてくれます。たっぷりと濃厚に序奏を終えたあと、第1楽章も主部に入ると躍動感がグングン増してゆき、これから始まるドラマチッックな展開を予感させます。こうしてハイ・テンションでたたみかけるいっぽうで、たとえば第3楽章のメランコリックな舞曲ではめいっぱいむせび泣くように歌い上げています。そのうえ、変奏曲の形式を採るフィナーレの扱いも実に巧み。やがて訪れるコーダの爆発まで、多彩な表情で繰り広げられる各変奏の描き分けにホーネックの非凡さをあらためてみる思いがします。

【傑作オペラのエッセンスを伝えるイェヌーファ組曲】
アルバム後半の交響組曲『イェヌーファ』は、2013年にホーネックとチェコの作曲家でギタリストのトマーシュ・イレとが、ヤナーチェクの同名オペラからエッセンスを抽出し、音素材を抜群のセンスで切れ目なくつなげ、単一楽章の組曲形式のオーケストラ曲として仕上げたもの。ヤナーチェクの全創作のうち、最も重要なオペラは民俗色ゆたかな歌と踊りの宝庫。この組曲版では、劇中より以下の音楽が含まれています。

・第1幕のシュテヴァと合唱『遠くはるかで』
・第2幕のイェヌーファのアリア『それじゃあの子は死んだのね、わたしのかわいいあの子は』
・第1幕のシュテヴァと合唱が繰り広げるヴェルブンクの歌と踊り
・第1幕のブリヤのアリア『若い者は自分の苦難に耐えるものだよ』
・第3幕の合唱『エイ、かあさん、かあさん、あたしのおかあちゃん』
・第2幕幕切れの音楽
・第3幕幕切れの音楽

編曲にあたっては、ほんのいくつかの例外を除いて、ほとんどヤナーチェクのオリジナルの器楽編成に従ったとのことで、心のひだを克明かつ緻密に描く、ヤナーチェク独特の手の込んだ管弦楽法と独創的な世界を手軽に味わえてたいへん魅力的な仕上がりとなっています。
 2008年以来、ホーネックが音楽監督を務める手兵ピッツバーグ交響楽団は相変わらずの好調ぶり。ホルンをはじめ、オーボエにフルートと、各パートを受け持つ奏者たちのヴィルトゥオジティも際立ち、世界屈指のオーケストラとしての楽団の高い機動性が印象的。ライヴながら録音もきわめて優秀です。

【収録情報】
● ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 op.88 [39:03]
● ヤナーチェク/ホーネック&イレ編:交響的組曲『イェヌーファ』 [23:02]

 ピッツバーグ交響楽団
 マンフレート・ホーネック(指揮)

 録音時期:2013年10月11-13日
 録音場所:ピッツバーグ、ハインツ・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 プロデューサー&編集:ディルク・ソボトカ(sound mirror)
 バランス・エンジニア&マスタリング:マーク・ドナヒュー(sound mirror)
 レコーディング・エンジニア:ジョン・ニュートン(sound mirror)、ハロルド・チェンバーズ(ピッツバーグ響)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND

総合評価

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最近、ホーネックの演奏が聞き逃せません。...

投稿日:2021/03/20 (土)

最近、ホーネックの演奏が聞き逃せません。このドボ8でも、聞きなれた曲にいろいろな仕掛けをして楽しませてくれます。何のための新録音かわからないような演奏より、このように自分の考えを打ち出してくる演奏を聴きたいです。ヴァイオリン対抗配置なので、それも嬉しいです。 また、シロフォンが聞けるカップリング曲もなかなか迫力のある、興味深い曲ですね。 なお、ジャケット裏に「SACD5.1」と表記がありますが、「5.0」の間違いです。録音自体はとても良いです。

TM さん | 神奈川県 | 不明

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ヨーロッパでの録音は、小品が多かったりで...

投稿日:2015/11/08 (日)

ヨーロッパでの録音は、小品が多かったりで、今一つ目立たなかったホーネックさん。アメリカ、ピッツバーグで、こんなにいい演奏、CDにしてたんだ。ドヴォルザークは、変化をメリハリよく大きくつけて、ノリにノッて歌う。オケもばっちり応えてる。デッカ時代のカラヤン・ウィーンフィルの盤、或いは、クライバーがこの曲を演奏したらと、彷彿させる、21世紀の名盤。とっても気に入りました。新世界と8番は、これ位やってくれるのがいい。ヤナーチェクをアレンジして聴かせてくれるのもうれしい。これも、ダイナミック、美しく、細かい処もいい。そして、アメリカのオーケストラらしい音。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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奇を衒った不自然な演奏として怒る人もいる...

投稿日:2014/12/28 (日)

奇を衒った不自然な演奏として怒る人もいるだろうが、思い切り表情づけをしたこの演奏を、とにかく面白く聴いた。この演奏で金管がこれほど重要な役割を持っていることを初めて知った。もの凄い推進力と生命力。好きな人にはたまらんでしょうな!

バリトン爺 さん | 千葉県 | 不明

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